企業出版とは?徹底解説 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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よくあるご質問

企業出版とは?徹底解説

企業出版とは企業がブランディングの手法として行う出版です。

出版そのものが目的ではなく、出版後の反響を目的とする点が特徴です。
お客様に自社の存在を認識してもらうことはできた、選択肢に入るようにもなった、しかし最終的に選んでもらえない……。
そのような販促・集客・認知度向上など、企業が抱える様々な課題の解決を実現し、貴社を「選ばれる企業」へ変える施策こそ、「企業出版」です。

なぜ書籍がブランディング施策に最適なのか?

そこには【書籍がもつ5つの特性】が関係しています。

  • 唯一無二の「信頼獲得」メディア

多くの人が書籍に対して抱いている圧倒的な信頼。他のメディアにはない、書籍ならではの特性です。

  • 「専門性」の訴求力が高い

書籍は専門的な内容をかみ砕いて伝えることが得意な媒体です。出版によって、その分野での第一人者としてのブランドを築くことが可能です。

  • 「情報量」が多い

1冊で読者を「興味喚起」「認知」「ファン化」「アクション」へと導くことができます。啓蒙や説明が必要な事業には、特に高い効果を発揮します。

  • 媒体寿命が長く、「保存性」が高い

企業の資産として永久に残せるとともに、書店で長期間流通するため息の長い媒体です。また、読了後も本棚で保管されるため、数年後にでも必要な際に読み返してもらえます。

  • 企業活動の背景にある「理念・考え方」まで伝えることができる

サービスや製品の影にあり、なかなか伝えることができない企業理念。書籍では、しっかりと企業活動の根底にある考えや想いを伝えることができます。

これらは、WEBやテレビCM、チラシなどでは実現できない書籍の唯一無二の特性です。

さらに、【書店がもつ5つの特性】も関係しています。

  • 人が「問題解決」のために能動的に訪れる場所

インターネットよりもさらに深い情報を求めて訪れる場所です。書店をの場と捉えることで、能動的に動く人々へアプローチすることが可能です。

  • 好立地にあるため「集客力」が高い

物理的に集客力が高いリテール施設というだけでなく、「知的好奇心が強く高いリテラシーを持った層」が集まる場所です。

  • テーマごとに「カテゴリ分け」されている

そのテーマに興味を持つ人や問題を解決したい人が目的の書棚に足を運ぶため、ターゲットにダイレクトに情報を届けることができる営業効率の良い場所といえます。

  • メディア関係者も「情報収集」を行う

多くの情報を必要とするメディア関係者も頻繁に足を運びます。そのため、書籍が書店で並んでいるとメディアに取り上げられる可能性も高まります。

  • 拡大する「オンライン書店」

インターネット上でも流通するため、連動してブランディングを行うことができます。著者名や関連ワードで検索した際に著書が表示されることもメリットのひとつです。

商業出版・自費出版とのちがいとは?

これらの書籍×書店の特性を組み合わせた「企業出版」という手法は、幻冬舎メディアコンサルティングが生み出した、事業効果を得ることを目的とする唯一の出版形態です。

そもそも出版には大まかに3形態あり、「商業出版」「自費出版」そして「企業出版」となります。

  • 「商業出版」とは

商業出版は、出版社が内容を企画し、制作費も負担する出版手法です。このため、何よりもまず「売れること」を念頭に企画されます。販売部数を上げるため、さまざまな販促活動が展開されますが、この費用も基本的に出版社負担です。とはいえ、企画も出版社主導となりますので、著者が「こんな内容にはしたくない」と希望しても「売るためです」と押し切られ、不本意な仕上がりになることがあります。

  • 「自費出版」とは

自費出版というのは古くからある出版スタイルです。いまも一定のマーケットがあり、多くの出版社や印刷会社、編集プロダクションなどが手がけています。自費出版では、個人の自叙伝や闘病記、小説、エッセイ、詩集など、表現欲求を満たしたい人が自費で本をつくります。つまり、自分の本をつくることが「目的」となっているのです。自分自身の伝えたい想いをしっかりと1冊の書籍にすることができます。

自費出版は個人の方が行うことが多く、そのため制作部数が少ないことも特徴です。また自費出版の本は基本的に書籍が完成した時点がゴールですので、一部の本は一般書店にも流通しますが、多くの場合できあがった本を家族や親せき、身近な人たち、また企業であれば社員や取引先などに配って終わりです。つまり印刷・製本によって完結するというのが自費出版の基本スタイルです。

  • 「企業出版」とは

「企業出版」とは、企業のブランディングの一環として戦略的に目的を持って行う出版です。一般的な商業出版や自費出版とは異なり、出版そのものが目的ではありません。読者ターゲットと企業が目指すゴールを明確にした上で、出版後の大きな反響を狙うのが最大の特徴です。その上で、「集客強化」「営業先の新規開拓」「人材採用」「企業の認知度アップ」「商品・サービスの認知度アップ」「競合他社との差別化」など、企業が抱えるさまざまな経営課題を解決に導いていきます。

企業出版は印刷・製本してからが、いわば本番になります。書籍を書店に並べ流通させることが重要で、流通がスタートというのが企業出版の基本です。クライアントの事業内容はさまざまですし、マーケットもそれぞれ違います。したがって全国のどのエリアに重点的に配本するか、新聞などの広告出稿はどうすれば効果的かなど、全体を俯瞰して出口戦略を練っていきます。パブリシティ戦略も考え、新聞、雑誌、テレビ、WEBなどの各種媒体に取り上げてもらい、本の認知度アップのための活動を行います。

自費出版は出版そのものをゴールとしますが、企業出版は出版後の結果にこだわり抜きます。

まとめると、

①絞り込んだターゲットに対して、企業独自の情報(ノウハウ・解決策)を深く完璧に伝達できる

②「本に1,000円以上支払っても、確かな情報を得たい」という強いニーズを持つ見込み客が集まる書店で大きく展開できる

③SNS・WEB広告・HP掲載・営業ツール・採用ツールなど、汎用性が高くあらゆる場面で活用できる

その結果、企業出版は広告以上の費用対効果を生み出すことになります。

 

企業出版で達成できること

 

■集客力アップ

集客をするうえで「企業出版」は非常に有効な手段です。WEB広告やTVCM、チラシといった広告とは異なり、本は圧倒的な情報量を持つため、企業活動の背景にある理念や考え方まで伝えることができるため、1冊で読者を「興味喚起」「認知」「ファン化」させ「アクション」を起こさせます。さらに書店に訪れて書籍を購入してまで情報を得たいという意欲が読者にはあるため、確度の高い顧客を獲得することができます。さらに1冊の単行本サイズと呼ばれる書籍には約8万~10万字ほどの情報が詰まっており、1冊読み終えるまで企業は顧客を独占することができるのです。

経営者からよく聞くのが、自社の製品やサービスについて、顧客や消費者に「見つけてもらう」のは比較的容易だが、そのあと「購入してもらう」ところまで結びつけるのが難しいという話です。

WebサイトでSEO対策を行えば、自社HPへの訪問数を増やすことはできます。また、リスティング広告等も広告費がかさみやすいというデメリットはありますが、即効性が期待できます。いずれにせよ時間とお金をかければ、自社HPまでは顧客や消費者を呼び込むことができます。

問題はそこから先で、実際に商品やサービスを選んでもらい、買ってもらうのは本当に難しい。これは多くの経営者の共通意見であり、特にコロナ禍のいまは、厳しさが増しているといいます。コロナ前は問い合わせのあった顧客のもとへ営業マンが足を運んで説明できましたが、現在は対面での営業が困難になりました。結果、クロージングまでもっていくことが難しくなってしまったのです。

そこで、これまで以上に求められるのが、クロージングのための営業マンに代わる新しい何かです。その何かになり得る有力な方法の一つが企業出版なのです。

企業出版では、企業がメッセージを届けたい相手、すなわち潜在顧客となるターゲットの読者層を絞り込んだ上で、ピンポイントで情報を提供するように書籍を作っていきます。その情報とは読者が抱える悩みや課題に対する解決策、ソリューションです。書店で書籍を手にした読者は、自分が求めている解決策が示されているがゆえにその書籍を購入します。そして読み進めるうちに、「このノウハウはスゴい!」「すばらしいアイデアだ!」と感動し、著者の企業にアプローチせざるを得ない、というところまで追い込まれていきます。

たとえば、相続対策を例に考えてみましょう。ひと口に相続対策といっても、相続税の軽減などの税金対策や、親族間での遺産トラブルを回避するための対策、相続後の納税に困らないための対策など、さまざまなテーマがあります。私たちが相続対策の本を手がける場合、『相続対策丸ごとハンドブック』のような書籍は作りません。

ハウツー本としてはそのほうが売れる可能性もありますが、その書籍から著者(弁護士、税理士など)への問い合わせが発生するかというと、それはほとんど期待できないからです。読者は相続問題に関する知識がいろいろ得られて勉強になった、よかったな、ということで終わりです。

私たちは、「生前の相続対策」や「節税に効果抜群」などいくつかのキーワードに基づき、それに関心の高い人だけに買ってもらう1冊に仕上げていきます。何かしらの課題を抱えている読者からすると「待ってました!」という内容で打ち出します。「これは私のための本だ」「解決すべきことの解が明確に書いてある」と認識してもらい、買ってもらうのです。

書籍の内容も読者の共感を呼ぶように工夫します。具体事例を多数紹介することで、自分の課題と同じ事例に必ずあたるようになっています。そして、その読者の抱える問題はどういう専門家であれば解決できるのかが記されています。

要は専門家選びのポイントですが、そこには偽りなく一般論として書きつつ、実は著者の企業の特長や強みがしっかり記されていて、読者が書籍を読み進め、自分なりに調べれば調べるほど、自分の悩みを解決してくれるのは、その書籍の著者の企業になるという仕掛けになっています。だからパイ(読者)はある程度限られていても、1件の顧客になり得る確率がズバ抜けて高いのです。

「集客・販促」について別の観点からも見てみましょう。企業出版で成功例が多いのは、大きく6つ。「不動産」「金融・投資」「士業」「医療・介護」「教育」「BtoB」の業界が挙げられます。この6つの業界にはいくつかの共通点があります。一つは、いずれも高額商品を扱い、かつレッドオーシャンの市場で、し烈な競争を繰り広げていることです。次に、高額商品であるがゆえに、消費者や顧客に対する説明責任が一般的な商品に比べて厳しく求められることです。対応を誤ると消費者や顧客との間で大きなトラブルに発展する可能性があるので、特に営業では注意が必要で、慎重を期さなければなりません。

また、営業が属人的になりやすいことが挙げられます。扱うのが高額商品のため、顧客や消費者と1対1で向き合ってじっくり話をする必要があります。企業出版で書籍を作る企業の約95%は中小・零細企業で、個人経営者も多くいらっしゃいますが、こうした企業の場合、社長1人で営業をしていたり、一握りの優秀な営業マンに依存しているケースが少なくありません。

さらに、これらの業界ではよくセミナーを開催しますが、講師も営業マンも日によってコンディションが違うため、常に100%の状態で契約に結び付く説明ができるとは限りません。

これらの問題に対し、企業出版は非常に有効な手段です。商品やサービスの内容が詳しく書かれているので、顧客(読者)に誤解を与える可能性は極めて低くなります。営業マンの能力やコンディションに左右されることもなく、常に100%の状態で自社の商品やサービス内容を正確に伝えることができます。

一方で、消費者や購買者の側から見るとどうでしょうか。この6分野の商品やサービスは、その違いが素人にはわかりにくいという共通点があります。弁護士事務所にせよクリニックにせよ学習塾にせよ、その数はたくさんあります。どこがベストなのかを選ぶのは至難の業です。判断材料が乏しいためです。

それは企業側も同様で、自社の特性や優位性、オリジナリティを伝えることに苦労しています。立派なホームページを作って、商品やサービスの説明はできても、それだけでは訴求力としては弱い。その商品やサービスの背後には、必ず経営理念や経営者の思想、信条などのバックボーンがあるはずで、それを伝えたいと思っても、そうした目に見えないものを可視化するのは非常に困難です。

その点で書籍は、自社の商品やサービス、スキームに加え、そのバックボーンを伝えるのにも優れた力を発揮します。1冊の中に8万~10万字の凝縮されたコンテンツが詰まっているからです。

問題や悩みや課題を抱えた読者は、書店でそうした書籍と出合い、自分で費用を払って購入します。確度の高い顧客が本を読めば読むほど、自分の問題解決の手段として、その著者の企業、商品やサービスにたどり着く仕組みです。1冊の書籍を読み終えるまでの数時間、企業は顧客を独占することができるのです。

 

■営業ツールとして成約率の向上

また営業ツールとしても活用していただくことが多いです。商談時に書籍を読んでいる顧客は、サービス内容やビジネスモデル、企業理念などに対して理解が深まっているので、「納得感」を感じます。営業マンは商談時の説明を省くことができます。そのため成約率の向上や商談時の効率化を実現することができることも企業出版のメリットです。

 

■採用課題解決

書籍と人材採用にどんな関係があるのか、不思議に感じるかもしれませんが、これまでの企業出版の実績からも大きな効果が得られています。

優秀な人材の確保は、多くの企業に共通する経営課題です。業種によって濃淡があり、直近ではコロナ禍の影響を大きく受けている業種があるものの、世の中は総じて人材不足で、特に中小企業は人材採用に苦労しています。

「雇用のミスマッチ」による離職の増加も問題化しています。これは大手企業も中小企業も共通の悩みです。せっかく採用できた社員が、3年もしないうちに辞めていくというのは珍しくありません。退職の理由は「想像していた仕事とは違う」「残業が多い」「社風が合わない」など一見さまざまですが、要は求職側と求人側との間にニーズの不一致が生じていることが大きな原因だと考えられます。

こうしたミスマッチが生まれる背景には、採用の段階で双方がきちんと理解し合えてなかったということがあります。企業側は自社の優れた点、プラスの側面だけをアピールし、求職者側はそうした話を鵜呑みにしてしまう。結果、入社してから「話が違う」ということになるのです。

たとえば、企業の理念や社長の経営に対する考え方、志、思いなどは会社案内やホームページに書かれています。ただ、たいていは表面的なもので、ほとんどはきれいごとばかりといってもいいでしょう。言葉はうまく整理されてはいますが、特に中小、中堅のオーナー企業、ベンチャー企業の場合、社長が本当に考えていることは、きれいごとばかりではありません。

しかし、それは会社案内を読んだだけではわかりません。採用面接でも掘り下げた話はなかなかできないでしょう。社長はどういう人物なのか、この会社はどこへ向かおうとしているのか、同業他社との決定的な違いは何なのか……、これらを言語化するのは非常に難しいのです。

結局、自社の優位性や他社との差別化要因について言及しようとすると、多くは給与や福利厚生の話などになってしまい、そこに依存した人材採用はミスマッチを起こしやすいのです。

私たちが企業出版で作る書籍は、そうしたミスマッチを大きく減らす効果が期待できます。人材採用の拠り所は経営者であり、企業理念であるべきです。したがって、私たちは企業に対して「熱狂的なファンを増やしましょう」という話をし、徹底したヒアリングで社長のポリシーや思想、経営理念などを引き出します。会社にあるけれども見えないもの、社長の考えなどを「資産」として言語化するのです。

そのときに私たちが重視するのは、「だから」というフレーズです。「社長の考え方に感銘した、経営理念に共感した、“だから”この会社で働きたいんだ」という「だから」を求職者は求めているからです。求職者に本を読んでもらい、会社や社長の考えに共感してもらう。そうした土台設計がないと、特に、いまの若い人はすぐに辞めていきます。

実際、書籍を読んで感動したことで、カリスマ経営者と呼ばれる社長の下で働きたい、その会社で働きたい、修業したいと思って入社してくる人が多くいます。そうであればどんな困難や苦労があろうとも、自分が決めたんだから「しょうがないな」と思って頑張れる。この「しょうがないな」という気持ちがかなり重要だと私たちは考えています。それは誰に強制されたわけではなく、自分自身で選んだ仕事だからです。

人材採用にあたっては、多くの企業が就職情報サイトを利用し、かなりの金額を投じています。しかし、そこには「だから」を深く訴求できる余地はあまりありません。そもそもメディアとしての就職情報サイトは、コンテンツの分量的にもそうしたことに適していません。見栄えだけはカッコよくできるかもしれませんが、結局は雰囲気だけで終わってしまうのです。

実際、企業出版で書籍の制作を終えたとき、多くの経営者に必ずといっていいほどコメントいただくのは、「これは定性的な評価だけど、社内の共通言語として、自分たちのコンセプトをきちんと棚卸しできた、頭がスッキリした」ということです。そして「これは社内の人間だけではできないことで、第三者の編集者やライターさんに話すことによって明確に言語化できた」といっていただけます。

ですから、書籍を人材研修に使う企業も少なくありません。会社の思想や考え方、ノウハウなどが詰まったテキストとして、研修の場などでも大きな力を発揮するのです。

 

■ブランド力強化

理念やビジョン、思いといった大切な情報を、順序立ててまとめて発信できるため、自らが望む方向性での、認知向上につながります。また、書籍を出版していることで、社会的信頼を得ることができます。さらに特定のターゲットに対し、本当に伝えたいことを届けることが可能なため、書籍が持つ深い情報伝達力により、広く浅く行う広告や宣伝といった施策に比べて、ターゲットをファン化できる可能性が高くなります。

 

■集患

日本の医療サービスは、公的医療保険を使った保険診療と、医療保険が適用されない自由診療の2種類があります。通常の治療は保険診療ですが、がんの先進治療や代替療法、美容整形、歯科のインプラントなど特別な医療を受ける場合は、全額自己負担の自由診療になります。

社会保障費の増大で公的保険制度の先行きが不安視される中、医療機関では安定収入の確保を狙い自由診療に注力するところが増えています。自由診療は専門性が高く、治療費も高額なため、医療機関側は医療内容についてより詳しく説明するよう努めています。

ただ、医療機関の「広告」のあり方は医療法によって厳しく定められており、医療機関のHPに関しても「医療広告ガイドライン」で細かく規制されています。たとえば「必ず治る」とか、「絶対に安全」などとは明記できず、あいまいな情報提供しかできないのが現状です。

一方で、患者側は高額で、自分の健康や命にかかわることですから、医療機関選びに慎重です。しかし、ネット上の情報は信憑性に乏しく、医療知識の少ない一般の人はどの情報が正しいのかわからず、適切な医療機関や専門家を探し出すのに苦労しています。

そういう外部環境もあり、医療機関としては自由診療に力を入れたいけれど、自分たちの独自のメソッドをうまく伝える術がありません。そこで効果を発揮するのが書籍です。企業出版は、著者である医師が自分の言葉を通して、伝えたい情報を正確に伝えられる唯一の手段といっていいでしょう。自由診療にせよ保険診療にせよ、医療は人の健康と命にかかわるだけに、患者は正確な情報を求めています。医療機関、ドクターも独自のメソッドや正しい情報、自院の理念や思想を伝えたいと考えています。その橋渡し役として書籍は最高のツールです。

 

■信頼感の醸成

まず出版を行っていることで、箔付けを行うことができます。「書籍を出版している」という事実が、有力な資料として営業スタッフの役に立ちます。営業先の担当者は「本を出していること」に一目置くため、書籍自体が「最後の一押し」としてセールスクロージングに貢献してくれる可能性も高まります。信頼感・安心感を顧客に与えることが可能です。

さらに企業出版では、書籍内で自社商品やサービスに込めた思い、そして開発の背景を詳細に、ドラマティックに伝えることができます。普段は取り扱うことが当たり前になっている商品を、プロフェッショナルな編集者やライターの手で改めて魅力的に紹介してもらうことで、隠された特徴や物語がイキイキと読者に伝わることとなります。また取引先や消費者、顧客に対してのアピールになることはもちろん、社内スタッフの意識を大きく変えることもあります。「今まで誰も説明してくれなかったが、こんな開発背景があったのか」という気づきを得ることで、商品の魅力がすっきり腑に落ちれば、セールストークにも自信をもって臨めるようになるからです。このように企業出版は、社外だけでなく、社内にも大きな影響力を持つ手段となる可能性を秘めています。

 

■社史・周年史

「周年事業」においても企業出版は企業ブランディングに効果を発揮します。多くの企業が会社設立10周年、15周年、20周年といった節目の年に、創業や設立から現在に至るまでの歴史や主要なできごとを振り返り、記念として社史(周年史)を制作します。老舗企業になると、50周年、70周年、100年周年というケースも珍しくありません。

社史と聞くと、一般的には箱入りのハードカバーの立派な書籍などをイメージすると思います。時系列の年表があり、社会現象や事件などが載っていて、その時々において会社がどんな事業を手がけ、どういう経営をしてきたのかを記録として残すというのがオーソドックスな内容です。

しかし、残念ながら、そういう社史は誰にも読まれません。一回くらいはパラパラと眺めるでしょうが、それで終わりです。社員のほかに取引先などにも配りますが、もらう側も正直なところ困るのが本音ではないでしょうか。結果、棚に置かれるだけということになります。

要は、社史づくりが会社の自己満足だけで終わっているのです。もちろん、そのような社史をまとめることには一定の意味があるでしょうし、否定はしません。しかし、せっかくお金をかけてつくった社史なのに、まともに読んでもらえないというのは、あまりにももったいないと思いませんか。実は近年、そうした従来型の社史とはまったく異なる、新しいトレンドが生まれているのです。

これまでの社史は過去にフォーカスし、会社の歴史をまとめるのが主眼でした。しかし、いまのトレンドは未来にフォーカスしていこうというものです。創業10周年や20周年を企業の重要な分岐点ととらえ、過去を振り返りつつ、将来の成長のための「起爆剤」になるような社史を作るのです。

私たちが手がける企業出版では、そうした企業のニーズに応えています。一連の活動を「周年プロジェクト」とし、核となる社史づくりでは、会社の強みはどこにあり、なぜ顧客から選ばれているのか、社員はなぜ自社で働いているのか、どこにやりがいを感じているのかなどを、一つひとつ丁寧に聞き取り、深堀りしていきます。そして企業のバリューや価値観を浮かび上がらせた後に、何を一番伝えたいのか、誰に伝えたいのかなどを明確にして1冊の本にまとめあげます。

社史づくりはあくまでも手段にすぎません。従来は社史をつくることが目的化していました。だから読まれなくても構わなかったのです。しかし、企業出版による社史づくりは手段であり、社史を通じて社員はもちろんのこと、クライアントや取引先などに自社への理解を深めてもらい、また会社案内のツールとして人材採用にも役立てるなど、さまざまな場面で活用することができます。

企業出版でつくる社史には2つのタイプがあります。一つは一般ビジネス書のスタイルです。通常の書籍と同様に書店に流通し、社員やステークホルダーだけでなく、広く一般の読者に読んでもらうものです。経営思想や企業DNAなどを描くことで知名度の向上、企業ブランディングにつなげます。

企業出版でつくる社史のもう一つのタイプは、従来型に近いものです。書店流通はせず、主に社員とステークホルダーに向けた内容になります。ただし、手段としての社史づくりという位置づけは同じです。

取引先や求職者などに、事業内容や企業文化、会社の強み、社員の仕事観などをわかりやすく伝える工夫を凝らし、社員やステークホルダーにこれまでの企業の在り方、今後のビジョンを伝えます。人材採用などにも活用することが可能です。

周年事業は歴史の節目として事業を振り返り、これからを見つめ直すタイミングであり、企業理念、将来ビジョンなどを全社員と共有するチャンスです。しっかりとした「読まれる」内容の社史をつくることで、社員の結束、モチベーションアップ、離職率の低下など多くの効果が期待できます。また、社史の制作過程において自社の強みの棚卸しに役立ち、営業活動、人材採用などさまざまな場面で「情報発信ツール」として使えるというメリットがあります。

 

企業出版の成功事例

これまで1,900社以上の企業様と企業出版を行ってきた幻冬舎メディアコンサルティングでの成功事例をご紹介します。実際に幻冬舎メディアコンサルティングで企業出版を行った方々にインタビューを行いました。

 

■企業出版によって認知度が向上し、全国展開の足掛かりとなった事例

『歯科医院革命~大廃業時代の勝ち残り戦略』医療法人社団佑健会 河野恭佑氏

「大廃業時代」と言われる歯科業界の中で、なぜ成功したのか。

その経験を発信したく、出版を決意。

私は2011年に勤務医から一念発起し、古くて患者さんも少ない医院を引き継ぎ、開業いたしました。歯科医師が年々増加し、過当競争が起きているなかで、私は「医療がサービスであること」を徹底したうえで、マーケティング・人材育成・組織づくり・営業手法の4つの軸で戦略を練り、歯科業界で事業を拡大しています。開業から5年間で25医院を展開する医療法人社団に成長させることができました。

そして2021年に10年目を迎えました。いままで私が行ってきた経営の軌跡や歩み、経緯などをまとめたい。そんな気持ちがありました。また、現在歯科医院はコンビニエンスストアよりも多いにもかかわらず、「有名な歯科医師」や「有名な歯科医院」というものがありません。そのため、歯科業界全体の魅力などを伝えるとともに、自分自身や佑健会のブランディングを行いたいと考えていました。

そんな時に声をかけてくださったのが幻冬舎です。営業の方の話を聞く中で興味を持ち、出版を決意しました。

編集者やライターの視点を通して読者の共感を得る一冊に。

出版の当初の目的は、分院展開した経験や軌跡をまとめ、歯科医師や経営者などに事業を拡大するためのヒントを与えることでした。しかし幻冬舎の方と打ち合わせを重ねる中で、読者に分院展開してほしいのではなく、私の理念に共感していただいた読者に、傘下に入ってほしい。仲間を増やしたい。ということに気づきました。私は現在30医院ほどに規模を拡大していますが、実はなかなかそういった歯科医師はいませんし、規模拡大を目指している方も多くありません。そこで分院展開のノウハウを教えるのではなく、今までの事業拡大の軌跡をたどりながら、集患術などの事例を紹介するような実践的な内容にしましょう、といったご提案をいただき、今回の内容になりました。この方向性の切り替えによって、効果が出たのだと今では感じています。

原稿は取材を通してライターに書いていただきました。その際、私の話が専門的だったので、内心3割ほどしか伝わっていないのではないかという不安もありました。しかし原稿になってみると、歯科医師ではない編集者の視点を通したために、表現や内容がかみ砕かれ、非常にわかりやすく私の経験や考えをまとめることができました。この結果、歯科医師以外の方々にとって、とても読みやすくわかりやすい一冊になったのだと思います。

書籍を通じて反響多数!セミナー講演依頼や取材が殺到し医院のブランディングに成功。

歯科医師はもちろん、歯科医師以外の経営者からの反響が多数あり驚いています。「共感した」という声や、「すぐに実践することができる内容で、取り入れたい」といったような声を非常に多くいただき、とても嬉しかったです。

出版してからは人脈が劇的に広がり、書籍の力を感じました。書籍を通じて神戸や大阪、青森といった全国各地の医師から「事業をご一緒したいです」や「医院の見学に伺ってもいいですか」など、問い合わせが舞い込みました。また、あるセミナーに参加した際には、セミナーを主催している講師の方がその場で私と書籍を紹介していただいたこともありましたね。書籍を通じて多くの人に私の存在や経験が知られ、結果として100人ほどの医師や異業種の経営者と知り合うことができました。私は将来全国的に事業を拡大しようとしているので、書籍によって生まれたつながりは、新たなビジネスチャンスへの足がかりとなっています。

また歯科業界の中では、「幻冬舎から出版をしている」という点も話題に上りました。今回幻冬舎から出版をしたことで、歯科医師・経営者としての信頼感が生まれたため、セミナーや講演依頼を10件ほどいただきました。その中には約9,500人ものお申込みをいただいたものもあり、想像以上の効果に驚いています。こういった反響を得ることができたのは、出版のタイミングも関係していると思いますね。実は出版の半年前ほどにM&Aの合併を行い、それが共同通信に取り上げられました。その後に書籍を出したので、注目を浴びやすかったのだと思います。歯科業界の新聞にも「今一番勢いがある人物」として大きく紹介していただき、嬉しい限りです。

出版は法人内でもとても喜ばれました。各院の社員や、内定者にも配布しています。私の理念や、これまでの軌跡を速やかに理解してもらうツールとしても役立っています。書籍を通じて私の人柄や法人の雰囲気も伝わっているようです。取材を通して私のことをよく知ってもらいながら作った結果、私らしさが反映され、多くの方に共感していただけるものになりました。

企業出版は理解促進ツールとして有効的な手段

出版を通じて、これまでの経験を振り返り整理するいいきっかけになりました。また1冊にまとめていく中で自戒するので、今後の事業を発展させていくうえでも価値あるものになります。

やはり書籍は企業や自分のことを深く理解してもらうためには非常に良いツールだと思います。私の場合、予想以上の反響や効果がありました。発信したいメッセージがある方や新たな起爆剤を探している経営者・医師はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

このように、企業出版には認知向上ブランディングといった側面で効果を発揮するため、今後の経営施策の「起爆剤」としても活用できます。

■企業出版によってTV出演や講演依頼が殺到し、売り上げが倍増した老舗家具メーカーの事例

『よみがえる飛騨の匠 地場産業を復活させる6つの改革』飛騨産業株式会社 岡田贊三 氏

「書籍を作ってる余裕なんてあるか!」と思ったけど、反響と売上を考えたら大正解だった。

はじめに書籍を作ろうと思ったきっかけはシンプルです。当社に長い歴史があることや会社が描いているビジョンを社員に理解してもらう。それだけのためでした。

正直事業で忙しく、書籍を作る状況ではありませんでしたが、幻冬舎の熱意もあり、悩んだのちに出版を決意しました。結果としては、反響と売上を考えたら、本当に書籍を作って良かったと思います。

 同社の強みである 伝統技術 と 経営革新 を「地場産業を復活させる改革」のノウハウ書として打ち出した。

高度成長期の日本を支えてきた日本の地場産業。しかし、時代の移り変わりとともに、消費者のニーズも移り変わりました。特に、ものづくりの現場においては、大手や海外製の量産品が巷にあふれ、もはや「生産性よりも品質を追求する」地場産業の正攻法は通用しなくなっています。

これに対して、多くの地場産業経営者はめまぐるしく変わる世の中のスピードについていくことができていません。また、なかにはこれまで日本を支えてきたという成功体験があるため、「いつかお客さんは戻ってくる」と過去の栄光にしがみついている経営者もいるのです。

このまま手をこまねいていては、すばらしい技術をもった地場産業が姿を消してしまいます。この状況から脱するためには抜本的な改革が必要なのです。

文中では、自治体と共に森を守る活動を行ったり、次代を担う若者を育てる教育システムをとりいれたりと、地域を盛り上げるための取り組みについても紹介しました。

また、過度な競争に巻き込まれない、潤沢な資源、地域との連携など、地方ならではの資源や環境を有効活用することが、地方の中小企業が生き残る道だということもわかりやすく伝わるようにしていただきました。

地場産業を営む経営者が目にするよう地方の書店へ重点的に配本

プロモーション施策では、ビジネス層や経営者、メディア関係者の目に触れるプロモーションを実施。日経新聞への広告掲載と主要書店での大型展開をいたしました。
また全国の経営書販売良好書店に加え、地場産業を営む経営者が目にするよう地方の書店へ重点配本。同社が展開するショールーム付近の書店も強化しました。

 TV『カンブリア宮殿』に出演!売上が前年度対比2倍に

作家・村上龍さんが司会を務める番組『カンブリア宮殿』から取材依頼があったのには驚きましたね。しかも村上さんが弊社の椅子に座って「立ち上がりたくない椅子」との言葉で褒めてくれたのです。番組の反響は予想以上で、椅子の売上が前年対比2倍も伸びました。

また、書籍を通じて、地元高山の資源と伝統の木工技術を有効活用している私たちが、トヨタ生産方式を取り入れた工場の改善を行ったことにより、圧倒的な効率化と職人技の平準化を成し遂げるまでを伝えられたことにも満足しています。今でも、書店にある書籍を読んだお客様から反響が届くことがあります。書籍の長い影響力を感じますね。

企業出版は「事業を次世代へつなげる」手段になる

少し気恥ずかしくて、自ら書籍を周囲に渡すことができずにいましたが、どうやら社員が積極的にお得意様に配ってくれていたようです。書籍を読まれたある企業の方が当社を気に入り「今まで家具を頼んでいたところをキャンセルして御社に全部任せたい」というかなり大きなオーダーもありました。ありがたいことですね。私の友人が書店で見つけてわざわざ連絡をくれたこともありました。

出版後は講演会の依頼もいただくようになりました。内容は書籍にまとめたことがメインです。講演をすることで自社の宣伝になるのですから、こんなうれしい相乗効果はありませんね。

TV出演によって家具が売れたことはもちろん、書籍の出版によって会社のランクが1つ上がったと感じています。信頼性を高め、認知度を向上させることは自社ブランディングの要ですね。

ちなみに、地場産業の匠のワザを後世に残そうと、7年前より養成学校も立ち上げました。100年の歴史を持つ技術を現代のニーズにどう合わせるか……新しいことにチャレンジし、試行錯誤の日々です。改革をしたからといってすぐに会社がうまくいくわけではありませんからね。3年、5年、10年と少しずつ地道な変革の繰り返しですが、その過程において書籍も重要な役割を果たしてくれたと思います。

企業出版をきっかけに、メディア露出が増えることでブランディング売り上げの増加につながります。

■企業出版によって優秀な人材の採用に成功し、90%以上の入社率を実現した事例

『訪問看護師という生き方』株式会社モリモリ 森元陽子氏

訪問看護師という職業を知ってもらいたい、その思いで出版を決意

2011年に起こった東日本大震災を契機に、私は人々の支えになりたい一心で独立し、訪問看護ステーションである24時間対応の「株式会社モリモリ」を立ち上げました。

私は、「看護をしたい」と素直な気持ちをもっている看護師や看護学生なら、誰でも一度は訪問看護師を体験すべきだと考えています。さらに今、高齢化が進む一方で病院の病床数が不足し、在宅でケアする看護師の需要が非常に高まっています。だからこそ、認定看護師という枠の中に「訪問看護師」という職業があるということ、私たちが行っている事業の認知を高めたいと考えていました。また、医師は開業や施設の施設長などを担うことができるというのは一般的に知られていますが、私のように看護師から独立し社長として働くこともできるということをご存じの方は少ないでしょう。そこで幻冬舎さんからお声がけしていただき、今回出版を決意いたしました。

初めて幻冬舎の営業の方が出版のお声がけをしてくださった際、読書好きの社員が興奮していたことをよく覚えています。幻冬舎さんは尖った内容の書籍を多く出版されているので、出版未経験かつ本をあまり読まない私の場合でも、面白く制作してくださるのではないかと期待していました。

事業を広めるために、まず自分自身を知っていただく

出版は初めてだったので、どこから企画を進めていくべきなのか、どういった内容にするべきなのかわからない状態でした。私が簡単にまとめた書籍に落とし込みたい事項を、編集の方が巧みに構成を練ってくださいました。

編集の方やライターの方と取材を何度も重ねていく中で、書籍の方向性を固めていきました。鋭い切り口の質問を投げかけられ、今まで自身でも気づかなかった訪問看護師という職業のあり方、患者の方やスタッフへの想いを再認識しましたね。制作に必要なデータなどもしっかりと調べていただき、非常によくまとめてくださったと感謝しています。

またタイトルに関して編集の方と話し合ったことが印象的ですね。当初私は面白いタイトルにしたいと考えていましたが、編集の方から「生き方という切り口から訪問看護師のキャリア形成や代表の経験を描きましょう」と提案していただきました。私自身、事業の認知の拡大や業界を広める上で、経営者の理念や想い、会社設立の背景などをまず知っていただくことはとても重要だと考えています。そのため、タイトルはもちろんですが、「コラム欄を設けて私の経験を交えて書く」などのご提案も私の考えにマッチしていました。

結果、看護師や看護学生の方々に共感していただける書籍になり、とても満足しています。

書籍が共感を呼び、看護師20名の採用に成功!面接時に配布し90%以上の入社率を実現

予想以上の反響があって驚いています。

出版後20名ほどの看護師を採用することができました。実は看護業界で採用活動を行うことは非常にコストのかかることです。小規模の訪問看護ステーションが多く、新しい風が吹きにくいといった現状だからです。そういった看護ステーションでは、採用コストのみならず、新たな人材を確保すること自体が難しいのです。

サイトや書店で本書を見かけてくださった方などから徐々に反響があり、出版前30人程度だったスタッフが、今では200人程に増えました。というのも、面接に来てくださった方々に本書をお渡ししているのです。病院勤務ではなく、患者の自宅に赴きケアを行う訪問看護師ならではのやりがいやキャリア形成、業務内容を理解してから入社してくださるので、教科書としてのツールとしても役立っています。大手の競合他社と同時に選考をしている方でも、ほぼ100%の確率でモリモリを選んでくださっています。「本を読んで感動した」「本を読んでモリモリに入社したいと思い、面接に来た」といった声もいただいており、いまや面接には欠かせないツールですね。書籍内では、ポジティブな飾らない表現をするようにしていました。本で描いている私の考えや経験、訪問看護師という職業を魅力に感じて入ってくださったのだと思うと、嬉しい限りです。当初は事業を拡大しようとは考えていませんでしたが、社会や人々から求められる会社であれば自然に大きくなっていくものだと考えています。様々な人々が面接に来てくださったのは、幻冬舎さんにお声がけしていただき実現した「出版」によって、世に私たちの事業内容や私の訪問看護師としての生き方を知っていただけたからだと思います。

また、友人や知人からの反響も嬉しかったです。書店で見かけたというお声をいただいたり、私が出版したことに非常に喜んでいる友人もいました。自分の書籍が店頭に並んでいるのを見たときも、出版の実感が沸き興奮しました。

今回の企業出版が非常に効果的だったので、情報をアップデートして二作目も制作することにいたしました。

企業出版は会社を理解していただくにはうってつけの手段

初めての出版で費用もかかることから、賭けだと考えていました。しかし編集の方や営業の方に導いていただき、幻冬舎さんにお声がけしていただいて良かったと思っています。事業内容や訪問看護師という職業、私自身を知っていただく上で、非常に有効なツールです。「表現して世の中に発信することで周囲や環境が変わる」ということは、経営者の方々に伝えたいです。

企業出版では企業の背景や代表の理念を1冊に落とし込むことで、優秀な人材の獲得採用後の定着にも効果を発揮します。

その他の企業出版を行った方の感想や効果事例はこちら

>https://www.gentosha-mc.com/case/

 

企業出版の流れ

企業出版は、基本的に10か月ほどかけていくプロジェクトです。

「つくる」「知らしめる」「売る」の3本軸で効果を生む出版を行います。

まず「つくる」のフェーズでは、クライアントの課題やその要因、代表の理念やこれまでの軌跡など、徹底的にヒアリングを行います。この企画立案のフェーズが一番肝心で、そのため約3か月ほどかけて企画を練っていきます。

企業出版における書籍制作では、まず企業の「ゴール」を設定します。このゴール設定では、企業が企業出版を通して「実現したいこと」を明確にし、言語化します。さらに企業のゴールだけではなく、読者の「ゴール」も設定するのが幻冬舎メディアコンサルティングの特徴です。読者が書籍を読んだ後に得られるメリットは何か、そして読者は何を実現したいと考えているのか、ということも明確にし、言語化します。この企業と読者という2つのゴールがかみ合わないと、クライアントが求める結果を得ることができないからです。

次に「ターゲット」つまる対象となる読者の設定をしていきます。読者対象の設定自体は基本的にどの出版社も行っていることだと思いますが、私たちはその徹底の度合いが違います。漠然とした読者対象ではなく、詳細な「ペルソナ」を設定し、年齢、性別、居住地、価値観……という具合に、対象となる読者像を徹底的に絞り込むのです。

たとえば相続問題を取り扱う書籍であれば、単に「50代の相続に悩む人」ではなく、「50代」「男性」「資産5億円規模」「都内に土地を所有」「購読する新聞は〇〇新聞」……というようにイメージを具体化します。

さらに「リサーチ」することによって、クライアントの企業を徹底的に調べて理解します。事業モデル、収益構造、経営者の理念などのバックボーン、業界でのポジショニング、ベンチマークとする競合他社などを細かく分析します。加えて、出版業界の類書調査も行います。相続関連であれば、どういう相続の本が出版されていて、どの本が売れているのか、あるいは売れていないのか、ロングセラー本はどれか、などを調べ尽くします。

そして、最後が「書棚」を想定します。これは本のタイトルをつける際に重要になります。私たちは全国約4000の書店とネットワークを築いていますが、その本がどの書棚に置かれるかは書店に任せるほかありません。だからこそ本の内容がきちんと書影に表れていないと、書店は私たちが意図した場所とは違う書棚に本を並べる可能性があります。これではターゲットとなる読者が訪れる書棚で、待ち構えておくことができません。

たとえば、相続対策に悩む人向けの本なのにビジネス書の棚に置かれてしまうと、ターゲットと出合う確率は格段に減ってしまいます。したがって、その本がどの書棚に置かれるべきなのか、ここまで明確に意識して書籍をつくることが重要になるのです。

このように、書籍の骨組みを精緻に、しかも徹底的にこだわり抜いてつくり上げるのが企業出版の「つくる」のフェーズです。

 

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