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 Windows 95が発売された翌年、1996年を境に、戦後右肩上がりの成長を続けてきた出版業界の販売総額は下降に転じました。更に、リーマンショック以降の景気悪化は、雑誌広告収入の激減に拍車をかけ、業界を取り巻く環境は今、大きな転換点を迎えています。

 100年以上も続いてきた出版業界は、その歴史が始まって以来最も大きな危機を迎えていると言っても過言ではありません。

 多様なコンテンツを有するが故、新たなメディアとの融合を図るチャンスは果てしなく無限にあったはずの我々は、この間一体何をしてきたのでしょうか。伝統にあぐらをかき、変化に対して鈍感で既存の出版というモデルにこだわり続けているだけなのではないでしょうか。その結果、出版社だからこそ実現可能な価値を社会に提供できなくなっただけではなく、本来は本が果たすべき役割を他のメディアに根こそぎ奪われてしまったのではないでしょうか。

 振り返ると私たちはこれまで、すべてを本から学んできました。

 私たちが学校で学ぶために使用したツールは、すべて本でした。また聖書をはじめ、ものの教えを説くものも、すべてが本でした。「本」という字は、「本物」「本質」「本当」など、すべて真実をあらわす言葉に使われています。だからこそ、本にしかできない役割はまだまだたくさんあると信じています。私たち幻冬舎メディアコンサルティングは、幻冬舎グループ内で培われた編集・制作のノウハウを結集し、魅力的なコンテンツを生み出し、あらためて本の価値、本の信頼、本の力を取り戻します。

  そして、つくりあげた本を、私たちの流通・販売ネットワークと全国書店インフラとの融合によって、ひとりでも多くの読者の手にお届けします。

 私たちは本を、「伝えたいこと」「知らしめたいこと」を発信するための新たな情報媒体として位置づけ、さらにテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットに続く「第6のメディア」へと昇華させます。

 特に書店が持つ潜在価値については、物理的に立地がよく集客力が高いリテール施設というだけでなく、その顧客属性を「知的好奇心が強く、高いリテラシーを持った人々が集まる情報発信基地である」と再定義することにより、メディアの一端としての地位を確固たるものにできると考えます。

 本を書くのは著名人の専売特許ではありません。今は無名でも、これからの日本を支える会社、組織、人はたくさんいます。私たちは創業以来、そんな「本にする魅力があるもの」を求めて、新たな価値を社会に対して投げかけて来ました。その作業は、人間だけが持つ「想像力」によって可能になるものです。

 今後も、この想像力を組織として高めながら、本を他のメディアと融合させ新たな展開を図るなど、常に新しいチャレンジを果敢に成し遂げるメディアコンサルティング企業を目指します。出版不況の今だからこそ、このチャレンジ精神がこれからの出版社にとって必要なものだと信じています。

株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング
代表取締役社長  久保田 貴幸