ターゲットにあわせて書籍で訴求する”がん治療”
「残念ながら…あなたは胃がんのステージⅡです。」
医師がこのようにがん患者に伝えた場合、
患者は呆然としてしまうでしょうか。
または医師を質問攻めにするかもしれません。
国民の2人に1人ががんの可能性
がんという病気は今や知らない人はいない疾患でしょう。
生涯がんに罹患するリスクという意味では、男性62%、女性46%となっており、
国民のおよそ2人に1人ががんになる計算になります。
生涯がんで死亡する確率は、男性26%(4人に1人)、女性16%(6人に1人)といわれています。
(※国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターHPより)
他人事ではないがんのリスクとはいえ、がんの告知は患者さんにとっては、青天の霹靂となるはずです。
言われるがままに紹介先の病院に行き、病院ごとに異なる治療法、そしてそのメリットとデメリットを提示され、
気が動転しながらも何とか決断して、まな板の鯛のような状態となってしまわないでしょうか。
がんを正しく伝えることが大切
患者さんは「がん=死んでしまう」というイメージを持ちがちになってしまいます。
しかし、罹患部位によって5年生存率は大きく変わり、
例えば男性ではもっとも生存率の高いものと少ないものの差は90%。
生存率の低いがんと高いがんがあります。
信頼関係が患者さんとの正しいコミュニケーションに
もちろん統計ですので一人ひとりの患者の状況に置き換えることはできません。
ただ少なくとも、患者さんががんという国民病を未然に知っておくことで、
事態の捉え方や医師とのコミュニケーションが大きく変わる可能性はありそうです。
当社が出版しているがんに関する書籍は、大きく三つに分かれています。
- がんの早期発見法について述べた書籍
※『がんにならない人の50の習慣』 - がんの治療について述べたも書籍(外科手術、化学療法、放射線療法、その組み合わせかたなど)
※『1週間で退院できるがん手術』 - がん患者の暮らし方、生き方について述べた書籍(患者が闘病記として記す書籍、医師が症例として記す書籍)
※『最期まで、命かがやいて~緩和ケア医が教える末期がん患者が人生を全うする方法』
このように一口にがん・がん治療の書籍といっても、さまざまな種類があり、
それぞれターゲットが異なります。
がんを罹患していない人に2の書籍や3の書籍を薦めても、なかなか実感を得てもらえません。
どのような人に、何を知って欲しくて書籍を出版するのか。
それによって書籍の方向性も変わってきます。
情報があふれる昨今、ターゲットごとに適切かつ正しい情報(=治療法)の発信が信頼に繋がります。
当社の編集力によって作られた書籍が、少しでも医師の方とがん患者との信頼関係が生まれるきっかけとなることを願ってやみません。
幻冬舎メディアコンサルティング
上野 慎太郎
- 【業種別に見る効果事例】> 病院・クリニック
- 【クライアントインタビュー】> 出版後、来院患者が1.4倍に!患者とのコミュニケーションの円滑化にも効果を発揮