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アウターブランディングとしての周年事業ー顧客満足度1位の秘密を書籍で訴求したA銀行の事例

著者:GMCブランド戦略室

周年事業が新規顧客につながる画期的な施策へと変貌

幻冬舎メディアコンサルティングでご提案しているのは「売上アップ」「採用力強化」などを目的とする「書籍マーケティング」ですが、実は商談のきっかけとして多いのは「周年事業として書籍出版を考えている」というものです。

周年事業で書籍出版を行うメリットには様々なものがありますが、一般的にはインナーブランディングとしての社史・周年史の制作です。

周年史・社史の編纂作業は、企業のこれまでの歩みを振り返るとともに、これからのビジョンを設定する上でのヒントになります。

例えば創業に関わった方々のメッセージを記載する、若手社員を中心としたインタビューを行うなど、「社員参加型」のコンテンツは、社員が改めて企業の理念や意識を共有する機会となります。 原点に立ち返ることで発見した企業の強みが、新たな5年、10年、20年を作っていく上での指針となることも珍しくありません。

最近では、モチベーションアップやロイヤリティを高めること目的に、現場の若手社員を中心に社史編纂チームを作り、制作を進めていくことも多く、この場合、作っていく過程においても、様々な効果が期待できます。

もちろん、弊社においても、主にインナーブランディングを目的とした社史編纂は得意とするところです。しかし、一方で、企業にとって周年事業は、数年~数十年に一度だけやってくるアウターブランディングの絶好機でもあります。社史の編纂というありきたりな記念事業も、戦略的に制作・出版を行えば、新規顧客につながる画期的な施策へと変貌を遂げます。

周年事業で2冊刊行。1冊はアウターブランディングに

周年事業としての書籍出版を、アウターブランディングに活用し、自社の商品・サービスを広く知らしめることに成功したA銀行の取り組みもその一例です。

A銀行は、インターネット専業の銀行として創業10周年を迎えるにあたり、2冊の書籍を刊行。1冊はインナーブランディグを目的としたものですが、もう1冊は明確にアウターブランディングが目的でした。

当時、A銀行は創業7年目に顧客満足度1位の座に輝き、4年連続でその座を守っていましたが、A銀行の金利や手数料は、価格競争力はあるものの、他行を圧倒するような水準ではなく、金利や手数料のメリットだけで支持を集めているわけではありませんでした。

では、なぜ顧客満足度1位なのか。A銀行の商品・サービスには顧客を強く惹きつける、目をみはるべき何かが隠されており、一言で言えば「A銀行らしさ」なのですが、それは、商品開発やサービス提供を担うキーパーソンたちからの話を聞いてやっと見えてくるものであり、単なる広告やチラシ、パンフレットなどで表現できるようなものではありません。

一方、書籍であれば、圧倒的なボリュームと緻密な構成で、この「A銀行らしさ」の秘密を解き明かすことができます。堅い、保守的、利益優先と言われる銀行業界で、なぜA銀行だけが顧客を惹きつけられるのか。この点を完璧に読者に伝えることができれば、これに勝るアウターブランディングはないといえるでしょう。

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