書籍が持つ圧倒的な潜在力を活かす

幻冬舎メディアコンサルティング
取締役 経営企画局局長
2003年入社
横手 進

原点は出版業界に対する
危機感と可能性

幻冬舎メディアコンサルティング(以下GMC)の扉を叩いてくれる方々とお会いして感じるのは、みなさん自分のキャリアをとても真剣に考えているということです。ビジネスの世界で自分を磨きたい、誰にも負けないスキルを身につけたい、大きなチャレンジによって成長したい、といった強い気持ちがひしひしと伝わってきます。
もちろん、GMCにはそのフィールドに選ばれるだけの理由があります。それは、構造不況ともいわれる出版業界のなかで、設立以来、弊社が業績を伸ばし続けている秘密ともリンクします。
そもそも私たちの原点には「出版」という業界への大きな危機感がありました。本が売れなくなる、存在感が希薄になっていくという厳しい現実。自分たちが心血を注いで本を作ることの価値は何なのだろうか、という疑問と向き合うところからこの会社は立ち上がったのです。どれだけ調べても考えても、本の時代が終わったとは思えませんでした。では、なぜ影響力が低下しているのだろうか。たどり着いた答えは、自分たちはこれまでの常識にこだわったり囚われたり、寄りかかったりするばかりで、書籍の持つ大きな可能性を活かす努力を怠っていたのかもしれないということでした。
ビジネスの世界で、本が持つ多くの潜在的な力を具現化することが出来るはずだ――そこがGMCの出発点となったのです。当然のことながら、業界規模の縮小という苦しい状況でスタートを切った私たちの仕事は挑戦の連続です。走りつつ発見し、考え、実行し、修正しながらまた走り出す、の繰り返しでした。その挑戦は今も変わりません。だからこそ、社会人としての一皮むけたキャリアを指向する熱意をもった人たちが集まってくるのだと感じています。

追及するのは、
書籍が潜在的に持つ力

ビジネスと書籍を結びつけるという方向に可能性を見いだしたものの、具体的に何をどうすればいいのか明確な答えはありません。ただ、私たちには大きな財産がありました。幻冬舎グループの本作り、そして著者様と読者様を結びつけるノウハウです。これらを最大限に活用し、応用することで発見したのが、「書籍を活用することで企業のブランディングに大きな効果をもたらすことができる」という事実でした。
社会に向けて企業が発信すべき魅力や存在意義のようなものを、コンサルティングを通じて整え、まとめて発信する。本はそのための最良の手段です。ビジネスツールとしての力。本にそんな力が隠れていたことを見つけ出したことが、GMC最大の発見であり、武器となりました。試行錯誤して得た成功の種を起点に次の可能性を試す、そしてさらにその先へ、ということを続けてきたのがGMC。その意味で、私たちはトライ&エラーのなかから、新しいビジネスモデルを作り出してきたといってもいいでしょう。
現在、GMCグループでは複数の事業に取り組んでいます。単独のものもありますし、それぞれ連携しているものもありますが、すべてに共通するのは、企業のさまざまな課題を見つけ出し、その課題に寄り添い、解決に導くビジネスだという点です。そこに欠かせないものは、顧客である企業の懐に飛び込んで成果物となる書籍やコンテンツを作り上げる力です。営業と編集がそのための両輪として活動しています。特に営業は、課題を見つけ出すスタートから企画、その先のプロモーションや次の提案まで、全ての工程を動かすプロデューサーともいえる役割です。

個性や熱意を存分に発揮できる
広く自由なフィールド

創業以来、進化し続けてきたGMCの原動力は、第一に人材です。企業規模や組織の在り方、社内風土など、会社の多くの条件はメンバーに存分に力を発揮してもらうために最適といっていい状況にあります。
新型コロナの影響で、足で稼ぐ従来型の営業が成り立たなくなったといわれますが、逆にGMCに取っては追い風です。オンライン商談には地域の制限がありませんし、営業職につきものだった物理的な移動からも解放されます。代わりに、より本質的な企業リサーチを充実させることができますし、企画力やプレゼン力がさらに重視される状況になりました。それらはGMCが発足以来もっとも大切にしてきた部分であり、おそらくどんなビジネスにも共通する本質であるはずです。
さらに誇れるのは、フラットで風通しのいい組織風土。上司部下関係なく何でも話し、情報を共有し、協力しあって自分たちを高めていく会社を創りあげてきたことには自信があります。
さきほどGMCがトライ&エラーで成長してきた点に触れましたが、それは現在も同じです。常に挑戦し、進化し続ける会社には新しい血が欠かせないだけでなく、私たちのビジネスフィールドには、それぞれのメンバーが思い切り個性を発揮したとしても、まだまだ足りないほどの広さがあります。だからこそ、ビジネスの世界で自分を高めていきたいという百人百様の希望に応えられるのです。この広いフィールドを存分に活かし、それぞれの個性や熱意を発揮してほしいと思っています。

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