個人出版のフィールドで
編集者としての自分を発見

幻冬舎ルネッサンス
編集部 主任
2020年入社
H.K.

編集の道を歩む
自分の「作りたい」を求めて

大学生の時、就職といえば総合職(営業)か事務職が一般的だった当時、私はとにかく「ものをつくりたい」「何か作りたい」という思いが強かったです。「編集もモノづくりだぞ」という先輩の一言をきっかけに、編集者になりたいと思い、出版社へ入りました。
最初は専門性の高い出版社に就職しました。あまりに専門性が高く、必ずしも私のものづくりに対する満足度をみたすものではなかったのですが、編集業を学ぶための修行だ!と割り切って、編集技術を身に付ける事に注力しました。5年程従事した中で、やはり自分のやりたい事は小説やエッセイなどの文芸だな、と実感し次に編集プロダクションに入りました。編集(作る)オンリーの会社でしたが、雑誌も担当し、出版社立ち上げにも参画しました。その後、通信教育のテキストを制作している会社を経て、やはり「書籍」編集者にこだわりたい、文芸をやりたい、という気持ちが沸々とわき、当社に入社しました。

連携・協力する力
一人じゃない安心感

入社当初は企業出版の部門に従事しました。数年ののち、個人出版の部門に転属し、個人出版の営業を経て現在の個人出版編集部へと至ります。企業出版の部門も個人出版の部門も共通ですが、私の経験上、一般的に編集職は個人会社のような感じで、作品ごとに企画から、イラストレーターの手配や著者様へのアテンド、デザイン会社や印刷所との調整などを1人で行う事がほとんどで、あまり「他者や他部署と連携すること」はないと思います。ただ、当社の場合は違い、ものすごいシステムでした。誰もが自分が今どの道を進んでいてどんな人たちのチェックがあってという分業がしっかりしていて、1人じゃない。安心感がありました。大変驚いたことです。

温かなチームで築く本づくり
個人出版の魅力と挑戦

個人出版も、やはりチェック体制のシステムはすばらしいですね。部内も分け隔てなく打ち明けられるメンバーで、意見も言いやすいですし提案などもしやすいです。あったかいですね。
個人出版の場合、著者様が丹精込めてつくってきた原稿をさらによりよい提案をしながら出版します。自分で企画するのと違いジャンルを決めたり、好き嫌いで選んだりはできません。「やった事がないから」「知らないから」ではすまされないので知識をつけないといけません。知識や技術がないと難しい分野だと思います。個人出版は「文芸」という枠組みで多ジャンルを扱うことができます。好き嫌いを言えない一方で、その分いろいろなものに携われる。それが個人出版の面白さだと思いますし、様々なジャンルを経験してきた自分を生かすにはこの場所だ、と思っています。今後も、著者様の思いを尊重しながら、この場所でよりよい本づくりに貢献していきたいと考えています。

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