治療法の認知向上に成功!医師のブランディング事例
他社とは違う事業、どこにもなかったサービスを展開することは企業にとって重要なことであり、その違いがすなわち「強み」になります。
ですが時としてその「強み」があまりに周りと違いすぎて、なかなか認知・理解されないという場合があります。せっかく他社より優れたものを持っていても、ブランディングできていなければ、宝の持ち腐れです。
それは企業だけでなく、医師のブランディングにもあてはまります。
病気、治療法に関して誤った認識を持つ多くの患者とその家族に向けて、「新しい治療法」や「正しい治療法」を伝えたいと思ったとき、雑誌やホームページ、WEB広告など、医師の情報発信の方法はさまざまあります。しかし、これらの方法で治療のリスクも含めて深く理解させ、認知向上を図ることは難しく、更なる誤解を与えてしまうことさえあります。
対して、1冊の書籍であれば、正しい情報を深く正確に伝えることが可能です。今回は、医師が書籍出版で効果的に情報発信をし、ブランディングを実現した事例をご紹介いたします。
かもめクリニック様が出版された『希望の透析』には、透析に対する新たな治療法が紹介されています。例えば、通常は一度の透析治療に4時間を要しますが、かもめクリニック様では倍の8時間をかけて行う〝長時間透析〟を提唱しており、また苦しい食事療法や投薬なども一切ありません。しかしこの治療法はあまり知られておらず、なかなか周囲からの賛同を得ることが出来ませんでした。
ですがそんな状況は、『希望の透析』を出版したことにより一変します。長時間透析を取り巻く環境や患者さんの体験談などを難しい専門用語を使わずに分りやすく紹介し、また第三者(ライター)目線を入れた結果、長時間透析の真実が客観的に述べられています。その結果、出版後には多くの患者さんが納得して治療に臨むことができるようになりました。
このように、出版の仕方次第で医師が治療法に関する誤った認識を正すとともに、自信の問題を解決し、さらに強みを最大限にアピールしてブランディングを行うことができます。開業医だけでなく企業の経営者もブランディングを実現し、認知向上させ、集客を高めることができます。それを可能にするのがブランディング書籍なのです。
幻冬舎メディアコンサルティング
編集部
樋口 竜大
(書籍情報)
『希望の透析』
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