コラム

精神医療従事者に求められる情報発信とは

著者:GMCブランド戦略室
企業ブランディングコラム

近年、「発達障害」という言葉を耳にすることが増えています。
グーグルトレンドによると、
実際、「発達障害」の検索数は2004年から2016年で4倍になっています。

情報を求める人は増えているものの、
信頼できる情報は決して多くなく、
その実像を正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。
その詳細をみていきましょう。

 

多岐にわたる「発達障害」



「発達障害」は数種類ある障害の総称です。

障害の種類には、
  1. 学習障害(LD)
  2. 多動性障害(ADHD)
  3. 広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)
  4. 高機能自閉症(アスペルガー症候群)
の4つがあります。

その4種類の中で最も検索数が高いのが、ADHDです。
ADHDの特徴は、
「じっと座っていられない」「物事の順序が組み立てられない」「片付けができない」「遅刻が多い」などです。

ADHDの治療は長らく投薬治療がメインになっていましたが、
近年、一口にADHDといっても数種類のタイプがあることがわかり、
またそれぞれのタイプによって適切な治療が異なることも明らかになっています。

 

ADHDの6タイプとその特徴



アメリカの精神科医ダニエル・エイメン博士によると、
ADHDは以下の6種類に分類することができます。

  1. 基本的タイプ(ドーパミン不足)
  2. 不注意タイプ(ドーパミン不足)
  3. 過剰集中タイプ(セロトニン・ドーパミンの相対的欠乏)
  4. 側頭葉タイプ(側頭葉の活動低下)
  5. 辺縁系タイプ(脳に活動過多な部位と活動不足な部位がある)
  6. 火の輪タイプ(脳に広く活動過多な部位がある)

それぞれ、サプリメントを投与する食事療法が有効だといわれています。

タイプごとに適切なサプリメントが異なっており、
1、2のタイプにはチロシン、
3のタイプにはセントジョンズワートとチロシン、
4のタイプにはガンマアミノ酪酸(GABA)、
5のタイプにはDL-フェニルアラニンとチロシン、
6のタイプにはGABAと魚油が推奨されています。

 

ますますニーズが高まる精神医療の情報発信



もしも自分がADHDと診断された場合、
自分のタイプに合った治療をチョイスすることが必要になってきます。
不適切な治療を受けることで、症状が悪化してしまうこともあるからです。

また、ADHDと診断された人の家族や友人にとっても、
正しい情報を得ることは重要です。
周囲の人がその障害について正しく理解することで、
発達障害の人はよりスムーズに社会生活を送ることができるのです。

その情報発信の方法として有効なのが、書籍出版です。
『子どものこころは「公教育」が救う』(幻冬舎MC刊)では、
現状起きている「子どものこころ」を取り巻く諸問題と、
病気の本質についてわかりやすく解説するとともに、
「公教育」だからこそ可能となる「子どものこころの病」へのアプローチを、
理論と方法論の両軸で述べています。

著者の久場川哲二氏は児童精神医療を専門として、
44年間の長きにわたり「こころの病」に苦しむ子どもの治療に当たってきました。
同時に、神奈川県川崎市において学校訪問を13年間継続し、
子どもをとりまく現状の把握と、問題行動や家庭のあり方の研究を続けています。
その経験から、現状に警鐘を鳴らし、正しい知識を啓蒙することで心を病んだ子どもたちを救うため、
本書の制作がスタートしました。

書籍は、情報源として大きな力を持っています。
プロフェッショナルとして、正しい情報を啓蒙する必要があると感じたとき、
一度検討してみてはいかがでしょうか。


 

幻冬舎メディアコンサルティング

小沼 由佳

●contents●
第1章:発達障害、ゲーム依存症・・・「こころの病」に苦しむ子どもが急増している
第2章:時代背景、家庭環境、学校生活・・・子どもたちのメンタルを壊すものとは
第3章:子どもたちを救う第一歩は、大人と異なる「精神の特徴」の理解
第4章:教育現場での接し方、家庭へのアプローチ・・・子どものこころを救うカギは「公教育」が握る
第5章:小児精神疾患の「理解」「防止」「治療」は教育者の新たな使命
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