コラム

インバウンドマーケティングの手法と実践方法

著者:GMCブランド戦略室
企業ブランディングコラム

このところ頻繁に耳にするようになってきた「インバウンドマーケティング」という言葉。近年のマーケティングの主流をなす手法として注目を集めており、デジタル時代において企業の売り上げを伸ばすための重要な手法の一つとみなされています。

従来の手法とも比較しながら、インバウンドマーケティングとはそもそも何なのか、またインバウンドマーケティングを実践する手順について解説します。

インバウンドマーケティングの手法とは?

インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)とは、質の高いコンテンツによって、消費者に自発的に検索され、興味を持ってもらえるように仕掛けるマーケティング手法のことをいいます。ここでいうコンテンツには、製品やサービスについての機能解説や、ニュースリリースだけでなく、ブログや動画なども含まれます。インターネット上で公開することで、検索の対象となったりSNSで共有されるなど、消費者を主体とみなすことが大きな特徴です。

従来のマーケティングが企業から消費者に対して一方的に情報を発信していたのに対し、インバウンドマーケティングでは消費者がインターネット端末を使ったWeb検索やSNSを利用し、興味・関心にもとづいて商品やサービスを自ら「見つける」ことに主眼をおいています。企業から消費者ではなく、消費者から企業へと動きがあるため、「内側に向かった(インバウンド)」マーケティングと呼ばれています。

インバウンドマーケティングでは、かつてのように消費者にこちらを向いてもらうための施策を練るのではなく、消費者が抱えている問題やニーズを掘り起こし、それを解決するコンテンツを作成することを課題としています。

インバウンドマーケティングが重要な理由

インバウンドマーケティングが注目を集めるようになった背景としては、マスメディアを利用した広告戦略や新聞の折込広告、ダイレクトメールなどといった「外側に向かった(アウトバウンド)」マーケティングにおいて、かつてほどの効果が得られなくなってきたことが挙げられます。パソコンやスマホといったインターネット端末の普及により、消費者も自由に製品やサービスの情報にアクセスし、その内容を吟味できるようになったことで、企業にとって都合のいいタイミングや媒体によって仕掛けられる、いわば押し付け型のマーケティングを、消費者が避けるようになってきたのです。

また、消費者がある商品やサービスを購入する際、企業側が作る広告よりも、商品やサービスを購入した自分と同じ一消費者による口コミ情報の方が信頼に値すると考える傾向が強まってきていることから、従来のような年齢層や関心事が異なる不特定多数の人に対してメッセージを送る手法は、現代においてますます有用性を失いつつあるのです。

インバウンドマーケティングの実践方法

では、インバウンドマーケティングの手法はどのようなものなのでしょうか。まずは、ブログやSNSなどを利用し、潜在的な顧客を惹きつけます。能動的にやってきた訪問者に対し、魅力的なランディングページや電子書籍の発行などにより、潜在顧客にとって役立つとみなされるような情報を提供することで、見込み顧客として取り込みます。

続いて、メールやSNSなどを通じて、適切な対象に対し、適切なコンテンツを適切なタイミングで発信し、購入を検討している消費者の背中を押して顧客化します。顧客が商品やサービスに満足してくれれば、リピート購入や友人・知人へのレコメンドという形で、さらに広がっていくわけです。



時世にあったマーケティング手法として、多くの企業が積極的に取り入れているインバウンドマーケティング。デジタル時代のマーケティング戦略の核をなす手法といえるでしょう。ぜひ、早い段階での導入を検討したいものです。

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