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社史・記念誌・周年史の制作の流れとは?

著者:幻冬舎メディアコンサルティング 編集局・部長 伊藤英紀

企業が30周年や50周年、75周年など、節目を迎えるタイミングで社史や記念誌、周年史を制作する企業は少なくありません。 社史や記念誌・周年史はすぐに完成するものではありません。 実際に会社内で制作が決定した際、どのような流れで周年事業を進めていくのか? 本コラムでは、社史・記念誌・周年史制作の流れや期間、やるべき準備を解説します。

1.社史・記念誌・周年史の制作にかかる期間とは?

社史・記念誌・周年史の制作には、最低でも約1年ほど期間がかかると考えておく方が良いでしょう。
どんなスタイルの1冊にしていくか、ということでも前後しますが、きちんと満足のいくものを制作するとなると、ゆとりをもって1年以上前から動き出すことが重要です。

それでは、具体的な制作の流れを下にご紹介します。

 

2.社史・記念誌・周年史の制作の流れ

社史・記念誌・周年史の制作の流れを図にすると、下記のような流れになります。

具体的にどのようなフェーズがあるのか、ステップごとに解説します。

STEP0 社史制作を行う前に

・社史制作の目的を明らかにします。
・社史制作の出版社を決めます。
社史や記念誌、周年史を制作するプロジェクトを発足する際には、まずどんな目的で制作するのか、しっかりと軸を明確にした方が良いでしょう。それを実現できそうな出版社・制作会社を選ぶことがベストです。

STEP1 キックオフミーティング

・社史・記念誌・周年史の制作を依頼する出版社が決まったら、どのような方向性の1冊にしていくのか、すり合わせを行います。
編集者や制作チームを交えながら意見を出し合い、方向性の概要を定めていきます。

STEP2 資料整理・企画立案

・まずは資料の整理から始めます。

・キックオフを経て方向性の概要が定まったら、いよいよ企画立案に移ります。
編集者とライターが事業内容や課題、企業のバックボーンなどをヒアリングしながら企画を練っていきます。
ここで、タイトルや目次等を定めていき、構成案を確定させます。
社史や記念誌、周年史をはじめ書籍制作には時間がかかるため、制作中に軸がぶれてしまうことがあります。
それを避けるために、最初に「設計図」として構成を一番最初に決めてしまいます。

・大体のスケジュールもこの段階で決めていきます。納期を守るため、逆算していきます。

STEP3 原稿作成

・STEP2で決めた構成に基づき原稿を作成していきます。
基本的にはライターや編集者が取材を行いながら、原稿執筆を行っていきます。
社史・記念誌・周年史制作では、時に様々な人に取材を行う必要があることもしばしばあります。創業者やOB・OGや、社員などに取材を行うことで、創業当時のエピソードや事業の裏側を紐解いていきます。

・写真やビジュアルを多用する社史・記念誌・周年史の場合、中面のレイアウトもここで考えていきます。

STEP4 原稿修正・デザイン確認

・原稿やデザインを確認し、修正箇所があれば修正をかけていきます。

・社史や記念誌・周年史の場合、過去の実績データや数字、人名などは要確認していくことが重要です。

STEP5 追加取材

・必要に応じて追加取材を行うこともあります。

STEP6 印刷・製本

・校了後、印刷・製本を行います。印刷・製本が完了し、納品です。

出版後 幅広い活用

・出版後は、社員・取引先等ステークホルダーへの配布や周年記念パーティ、採用ツール、企業研修ツールなど、幅広く活用することが可能です。

より詳しい出版の流れを知りたい方はこちら

3.社史・記念誌・周年史の担当者がやるべきこと

次に、社史・記念誌・周年史の担当者になったらやるべきことを解説します。
制作には長い時間がかかるため、準備が肝心です。

① 資料や素材の収集・整理

一度も過去に社史や記念誌を制作したことがないと、素材や資料の収集に時間がかかるケースがあります。しっかりと資料を収集し整理しておきましょう。

② プロジェクトの目的とターゲットを明確にする

プロジェクトは長期にわたりますので、社史制作の軸がぶれないように目的とターゲットを明確にしておくことが重要です。また、社内での意見のすり合わせも大切です。

③パートナーの選定

社史・記念誌・周年史を制作すると一概にいっても、出版社から社史専門会社、印刷会社など、制作パートナーには様々な選択肢があります。
しっかりと制作の目的や予算によって適切なパートナーを選ぶことが重要です。
さらに、これまでの歴史や歩み、軌跡を総ざらいするため、原稿の作成が肝となります。
特に社史制作のプロのライターに依頼するケースも一般的ですが、そのハンドリングも、出版社や制作会社の腕次第といったところで、いかによいパートナーと出会えるかで、社史の質が変わってきます。

制作パートナーを選ぶ際は、作業の代行役としてではなく、自社の思いや理念をくみ取ったうえで伴走してくれる相手を選ぶ必要があります。予算はもちろん大切ですが、これまでの実績も重視し、担当者とも必ず顔を合わせて、制作への情熱やプロ意識の高さをしっかりと確認しましょう。

4.社史・記念誌・周年史の完成後・活用方法

社史・記念誌・周年史の完成後の活用方法は様々です。
ここで活用事例を一部ご紹介します。

① 『日本酒で“KANPAI”岩手から海外進出を果たした南部美人革新の軌跡』株式会社南部美人様

岩手県にある老舗日本酒メーカーの事例です。120周年を機に出版を行い、周年イベントの際に書籍をもとに会社の軌跡と挑戦を振り返るスピーチを行いました。またイベント来場者特典として、自社の商品と書籍を配布し、周年事業を盛り上げました。

② 『ロゼット 90年史』株式会社ロゼット様

社史制作についてより詳しい事例を知りたい方はこちら

5.まとめ

本記事では、社史・記念誌・周年史にかかる期間からその制作の流れ、具体的な出版後の活用法について解説しました。
社史・記念誌・周年史制作は、自社の歩みを総ざらいする貴重なタイミングです。だからこそ、早めの準備を心掛け、自社のゴールを最大限かなえることのできるようなパートナーを選ぶことが重要です。

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