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女性向け商品がヒットする理由は「自分の質を高めるもの」を「手元に置いておきたい」心理があるから

「女性」がターゲットの書籍は生き残る

『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)
『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)
『あなたは半年前に食べたものでできている』(サンマーク出版)
『読むだけで思わず二度見される美人になる』(中経出版)
『美人はコレを食べている。』(中経出版)
『美人は「習慣」で作られる。』(幻冬舎)
『フランス人は10着しか服を持たない』(大和書房)

以上7冊は、2009年から昨年2014年の間に刊行され、すべてベストセラーとなった書籍です。 書店のみならず、インターネットやテレビでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
いずれも、女性をターゲットに、新たなライフスタイルや美容法を提案している書籍です。

書籍に限らず、女性をターゲットとした雑誌の売上も好調です。
「雌ガール」をテーマに、新たなメイクやファッションを提案している『ar』(主婦と生活社)は発行部数12万9千部。前年同期比14.3%も増加しています。また、「ファッション絵本」をコンセプトに、女性が好む世界観を追求する『LARME』(徳間書店)は発行部数推定10万部となっています。

このように、ターゲットや書籍のジャンルによっては好調なものの、「出版業界は右肩下がり」と言われているとおり、2014年の出版物(書籍と雑誌の合計)推定販売金額は前年比4.5%減となっています。
10年連続での減少となり、1950年以来最大のマイナスです。

 

女性向けの情報発信に向いているメディア

本が売れない時代、なぜ上記のような女性向けの書籍が売れているのでしょうか。
ひとつは、インターネットが普及しライフスタイルが多様化するなかで、女性がより暮らしの質を高めたい、というニーズをもっているからではないでしょうか。
多数のメディアの中でも、書籍は雑誌、単行本、新書、ムックなどといった形態があり、テキスト中心にまとめられたものから写真集まで、あらゆるテーマが1冊にまとめられています。
これは質を高めるための情報源として、手軽にある程度のボリュームの情報が手に入ることから、非常に扱いやすいのではないでしょうか。

ふたつめには、テレビやインターネットという一過性のメディアに対し、書籍の「手元に置いておける」という利点が挙げられます。
自分が好きなもの、癒されるもの、眺めていたいものを手元に置いておきたい。
そんな女性の気持ちに応えてくれる、女性のバイブルとなりえるメディアが、書籍であるといえるでしょう。

情報収集において、スマートフォンやパソコンが便利な時代ではありますが、ターゲットやそのニーズによっては、書籍の方が適している場合があります。
このような分析をし、最適なメディアを選択してみてはいかがでしょうか。

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