健康食品・化粧品会社のブランディング事例~『食べものの力で生活習慣病は克服できる』~
自社独自の取り組みを広く知らしめたい。そうお考えになる経営者の方は多いのではないでしょうか。1冊の書籍出版は、独自性の訴求と専門家としてのブランド戦略に最適です。今回は、『食べものの力で生活習慣病は克服できる』をご紹介しましょう。
本書は、健康食品や化粧品を製造・販売する企業のブランディング書籍です。糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、食べものの力によって克服できることを提示しています。農薬や添加物の説明などから、症状に合わせた食事のとり方が紹介されています。
また、本書で特徴的なのが、健康食品の具体的な産地を挙げ、野菜、海藻なども紹介していることです。具体的にいくつか見てみましょう。
① 薩摩なた豆
腎臓の塩分排出能力をアップさせ、高血圧症の改善に効果があるといわれています。
② 石川県金沢市の金時草
抗酸化作用と血糖値を押さえる効果が期待できます。
③ 北海道函館市の函館ガゴメ昆布
高血症抑制作用、抗血栓作用、コレステロールの低下の効果が期待できます。
④ 栃木県のかんぴょう
血糖値の上昇を抑え、便秘の解消にも効果が期待できます。
生活習慣病と聞くと、医師の指導を受ける、薬を服用する、アルコールや煙草をやめることで改善されると思われているのが一般的ではないでしょうか。しかし本書では、食生活を改善し、健康食品を食べることで改善が見られることを、徹底的な研究により実証された結果をもとに豊富なエビデンスで紹介しています。
高齢化により健康への意識は高まる一方ですが、すでに広まってしまっている誤った認識やイメージを払拭することは簡単ではありません。
消費者の説得には、豊富なエビデンスの提示と、信頼性の高いメディアでのブランド戦略が不可欠となっています。
幻冬舎メディアコンサルティング
編集部
高橋 菜穂子
(書籍情報)
『食べものの力で生活習慣病は克服できる』