差別化を実現して“選ばれる”不動産投資会社になる方法 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
×
  • ホーム
  • コラム
  • 差別化を実現して“選ばれる”不動産投資会社になる方法

差別化を実現して“選ばれる”不動産投資会社になる方法

著者:GMCブランド戦略室

個人にとって不動産を購入することは、なかなか気軽にできることではありません。 住宅用に購入する人にとっては、自分の生活の質が決まる重要なことですし、人生の大きな買い物ですから慎重になるのは当然のことです。 投資用に購入する人も、損することなく、より多くの利益を得るためにはどのような物件をどの会社から購入すれば良いのか悩んでしまいます。 不動産を購入する際は、物件も不動産屋もよく吟味して購入を決めるのです。

そこで、数ある不動産会社の中から選んでもらうために、 他社と差別化して、自社のブランディングをしていくことが必要になります。 しかし、不動産仲介業者は、自社製品を売っているわけではありません。 複数の不動産会社が同じ物件を扱っていることもあります。 では、その中でどのような差別化の方法があるのでしょう。 本コラムでは、差別化の方法をご紹介します。

不動産屋を訪れる頃には購入する不動産の種類は決まっている

2017年1月に野村不動産アーバンネットが行った第12回住宅購入に関する意識調査アンケート(http://www.nomu.com/research/201701/)では、住宅用に購入希望の物件種別で「わからない」と回答したのはわずか10.4%でした。

同じく野村不動産アーバンネットが2016年5月に行った不動産投資に関する意識調査 (http://www.nomu.com/pro/news/1605_3.html) では、これから購入を検討したい投資用物件の種類を複数回答で調査しています。 その結果、一棟アパートが最多で、一棟マンションとともに約50%の人が購入を検討しています。 それに対して、事務所・店舗は10%にとどまっています。 このように物件の種類によって大きく差が開いていることから、一種類ではないにしても購入を検討する物件を何種類かに絞っていることがわかります。 住宅用に購入する人も、投資用に購入する人も、購入を検討する物件の種類について考えてあるのです。

また、不動産購入のプロセスからも同じことが言えます。 多くの人は物件を購入する際、ある程度購入したい物件をネットで検索し、気になる物件を多く扱っている不動産会社にコンタクトを取ります。 不動産会社に訪問する前に、購入したい物件のイメージができているのです。

物件の種類を打ち出して差別化した事例

販売物件の種類で差別化を行った事例を紹介していきたいと思います。

クライアント:株式会社フェイス様 『不動産投資は女性が選ぶ新築RCマンションで始めなさい』

城南エリアに特化した不動産業で10年以上の実績をもち、融資から物件管理、そしてオーナーの人生設計のサポートまでも行う著者が、長期的な高利回りを確実に実現するためのノウハウを紹介します。 「新築RC一棟マンションを」「20代・30代単身女性をターゲットとして」「城南エリア(世田谷区、目黒区、渋谷区)」で行うと成功する理由を、詳細にかつわかりやすく解説している書籍です。

何となく「投資用にマンションを買おうかな」と考えている投資初心者が、書店でこの書籍のタイトルを見たら思わず足を止めるのではないでしょうか。 書籍で販売物件の種類の差別化を行えば、その種類の物件の購入意向がある人の目に留まります。

また、何となく物件の種類を考えていた人は、購入する物件の種類に自信もなく、「本当にマンションでいいのだろうか?失敗しないだろうか?」と不安に思っているはずです。 そんなときにこのような書籍に出会えば、投資家は自分が間違っていないと勇気づけられ、購入に踏み切ることができます。 さらに、マンションの中でもどのようなマンションを買えば失敗しないのか知ることができます。 書籍を通して、自社の特徴を知ってもらい、差別化することができるのです。

物件の種類の新しい選択肢を提示した事例

今度は、まだ購入を検討したい物件を絞り切れていない投資家に、新しい選択肢を提示した事例を紹介します。

クライアント:株式会社タープ不動産情報 様 『「工場・倉庫」投資のススメ』

本書では、アパート・マンション投資で儲けることが難しい今の時代に狙うべき工場・倉庫のメリットから、物件選定のポイント、テナント募集の秘訣などを、実際に利益をあげている投資家たちの具体例とともに紹介しています。 このように、認知度の低い「工場・倉庫」投資について知ってもらうことができれば、投資用に購入を検討したい物件として認識してもらえる可能性がグッと上がります。

差別化された不動産会社が選ばれる理由

贈答用に有名で高級なお菓子を買うとなれば、スーパーマーケットではなく百貨店のお菓子売り場や洋菓子店に足を運ぶと思います。 それと同様に、どのような物件を買いたいのか意向が固まれば、その物件に合った不動産屋を訪れることになるでしょう。

何が売りの不動産屋なのか。 差別化を行い、その特徴を多くの人に知ってもらうことが、選ばれる不動産屋になるためには必要なのです。

関連コラム