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中小企業の採用のカギは「知っている会社」になること

著者:GMCブランド戦略室

「人が足りない」
「新卒は、大手にとられる」
「新卒は入ってもすぐやめてしまう」
――今、そんな声が、中小企業から次々に上がっています。

そして2017年3月末、金属労協組合が規模別の賃上げ額で、1995年の統計開始以来初、中小企業が大手を上回ったと発表しました。
これは金属労協組合の中に限られる数字ではありますが、社会全体を見ても、中小企業が人手不足により苦しめられているのは明らかです。

「就職売り手市場」と言われる今、社会全体で繰り広げられている新卒争奪戦で、大手企業に打ち勝ち、新卒社員を獲得するために、中小企業には何が必要なのでしょう。

「よく知らない会社だから」――これこそ就活生が中小企業を敬遠する理由です。

就活生のほとんどが、誰もが知る大企業を好みます。
「知っている」会社というものは、就活生自身や、そのご両親までもを安心させるのです。
まずは「知っている」会社になることが一番の近道なのです。


攻めの採用「ダイレクトリクルーティング」とは

そんな苦しい採用活動の中、新しい採用方法が広まりつつあります。
それが、「ダイレクトリクルーティング」です。

学生が企業にアプローチするという従来の形ではなく、企業が優秀な学生アプローチをしていくという、この時代だからこそ生まれた新しい採用方法です。

実際、新卒に限らず中途採用も含め、ダイレクトリクルーティングの仲介サービスを提供する企業も現れています。 このダイレクトリクルーティングこそ、今一番新しく、期待の大きい採用方法だと言えるかもしれません。

しかしそんな画期的な方法も、多くの企業が同時に始めればどうでしょう。

学生にはたくさんの企業からたくさんのアプローチが届きます。
その中で学生の目に留まるものといえば、「知っている」会社名なのです。


出版で「知っている会社」になる

そんな中、他社を”出し抜ける”、PR方法があります。

それが「企業出版」という方法です。
まずは、弊社で出版されたクライアントの事例をみてみましょう。

クライアント 此花紙工株式会社 様
『中小企業経営のダイナミズム』


直感をリアルタイムに戦略へ移し、会社を成長させていく喜び-。そんな真の「会社経営の醍醐味」が感じられるのは中小企業だからこそといえます。本書では、小企業集団にこだわり、いくつもの会社を成長させてきた著者が中小ならではの「コツコツ稼げるメソッド」を紹介。製造業だけでなく、すべての中小企業経営者の方に役立つ生き残り術が満載です。

一見、経営の本では学生へのアピールにはならないのではないかとも思われますが、自社の本が書店に並んでいる、それだけでも印象はガラリとかわるはずです。

実際に、採用に効果を発揮しています。


企業のためのストーリー活用戦略

また、企業出版は、こういった経営の本という形だけではありません。
「ストーリー」という形もまた、企業や、その仕事を知らしめるにはとても有効的なのです。

最近では、「下町ロケット」が話題になっていたかと思います。
こちらは企業が出版した作品ではありませんが、この本、またドラマの影響で、製造業の大卒採用が増えているのも事実です。
中小企業が大手企業に立ち向かっていくその熱い物語に、たくさんの学生が感動したでしょう。

弊社でも、そうした会社や業界、仕事の魅力を伝える、「ストーリー」を出版しております。

クライアント 株式会社カーブスジャパン 様
『毎日奇跡に出会えるシゴト』


本書では、フィットネスクラブを舞台に、会員女性の「奇跡の回復事例」や、「コーチと会員との人間関係」など、実際にあった感動エピソードを集め、会社の理念を、社員の皆様に浸透させ、モチベーションを上げると共に、またその理念に共感した方の採用の可能性を広げることを目指して出版をし、実際にその反響も生むことができました。

こうした実際のエピソードを集め、社員の皆様にも、会社を知らない就活生にも、会社の魅力、仕事のやりがいを知ってもらう方法があります。

また一方で、小説という形で、その仕事を描く方法もあります。
この場合、読者はあまりその会社を意識しすぎることなく、純粋にストーリーを楽しみつつ、その仕事の魅力を知ることができます。
そしてその仕事の事を理解できるだけでなく、その仕事への憧れを生むこともできるのです。


「知っている」会社になること。
そして、理念に共感した社員を育てること。
これこそが今、採用に苦しむ中小企業が取り組むべき課題なのです。

そしてその課題に対する策として、新たに「出版」という選択肢を加えてみてはいかがでしょうか。

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