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情報過多の時代に知っておきたい コンテンツマーケティングの課題【前編】

昨年12月、某大手企業のキュレーションサイトが軒並み閉鎖となり、コンテンツマーケティングに携わる事業者に大きな波紋を呼びました。

なぜ閉鎖となったのか、その要因は各メディアが様々な意見を発信していますが、不透明なコンテンツ制作体制と不正確な情報発信が問題視されたのではないでしょうか。
また、この出来事を境に、キュレーションサイトを始めとしたコンテンツ配信メディアはもちろん、企業が所有するオウンドメディアにおいても、コンテンツの発注先や制作フローの見直しが始まっています。

そこで本コラムでは、これからコンテンツマーケティングとしてサイトの立ち上げ・運営を検討しているWeb担当者に向けて、コンテンツ制作時に起こりうる課題・リスクと共に、それらを回避する対策についてお伝えします。

制作後に問題が発生し、取り返しのつかない事態を避けるためにも、ぜひ一度目を通しておいてください。

コンテンツマーケティングの課題1:コンテンツの方向性を決められない

コンテンツマーケティングを始める際、特に重要なのがサイト内のコンテンツの方向性を決定することです。

自社の事業内容と顧客分析から導き出される競合優位性を理解し、それらに興味関心をもつであろうユーザーの中から、どのくらいの層をターゲットにするのか。
また、ターゲットが日頃検索するキーワードを予想し、検索ボリュームや競合性を参考にしながら、自社のリソースも加味した上でのコンテンツのテーマ、対策キーワード、ボリューム、更新スケジュールを検討していきます。

あくまで一例ですが、コンテンツマーケティングを始める際は以上のような作業が必要になります。
ターゲットの設定後に行なうキーワード選定などは、サードパーティツールを用いての専門的な作業領域になりますので、どのようなツールを使用してデータを抽出するのか、事前に十分な情報収集と使い慣れている必要があることを念頭においておきましょう。

コンテンツマーケティングの課題2:コンテンツのクオリティを担保できない

次に、冒頭でも取り上げた、コンテンツ制作体制と情報の正確性担保に関する課題を把握しておきましょう。

コンテンツを制作する際、記事の執筆は工数がかかることから、社外のライターに外注する企業が多くあります。
その際、発注側がライターに対し「検索結果で上位表示される記事に仕上がるか」「低価格で発注できるか」「短期間で納品してもらえるか」の3点を希望するのではないでしょうか。

特に「検索結果で上位表示される記事に仕上がるか」は記事そのもののクオリティに加えSEO対策も影響します。
そのため、どうしても検索結果で上位表示されているサイトや、第三者が制作したユーザーに人気のコンテンツを無断転載、リライトした類似の記事を作成してしまい、情報元の権利侵害に抵触する恐れがあります。
但し、これらは発注側のモラルと権利関係への理解があれば回避できる課題です。

まずはコンテンツマーケティングに関わるメンバーに対し、著作権・肖像権の勉強会を行なったり、第三者のコンテンツを参考にする際の注意点を伝えたりと、メンバー全員の認識を合わせるよう取り組んでみましょう。


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