若者の心をつかむ!”Snapchat”を活用した企業プロモーション事例 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
×
  • ホーム
  • コラム
  • 若者の心をつかむ!”Snapchat”を活用した企業プロモーション事例

若者の心をつかむ!”Snapchat”を活用した企業プロモーション事例

著者:GMCブランド戦略室

新しいSNS "Snapchat"とは

 

いまや1人1台持っているのが当たり前になったスマートフォン。

どこにいても欲しい情報が手に入る時代だからこそ流行しているのが、SNSやアプリを使ったプロモーションです。
皆さんもTwitterやInstagram、Facebookを使ったプロモーションについては既にご存じなのではないでしょうか。

今回は、まだ日本企業での導入事例が少ない、
Snapchatを用いた企業プロモーションの事例を紹介します。

 

Snapchatとは、2011年にアメリカで誕生して以来、
海外の若者を中心に爆発的な人気を誇っているアプリ。
一番の特徴は、投稿した写真や動画が相手ユーザーの閲覧後、自動的に消滅してしまう機能です。
Facebook、Instagram、Twitterといった投稿を“蓄積”するタイプのSNSとは違い、
投稿したコンテンツが秒速で“喪失”していくという新しい発想から生まれたのが「Snapchat」なのです。
また、写真や動画を投稿する際に、送りたいユーザーをターゲティングできるというのもSnapchatの特徴です。

 

Snapchatは、日本でも10~20代の若者を中心にようやくユーザーが増えてきましたが、
まだまだ日本での知名度は高くはありません。

とはいえ、世界レベルで考えると今やSnapchatの勢いは計り知れないもので、
2016年6月の発表によると、Snapchatのアクティブユーザー数は一日あたり1億5000万人
これに対して、Twitterのアクティブユーザー数は1億3000万人です。詳細はこちら

今やTwitterを凌ぐほどの人気を確立したSnapchat。
これだけ多くの人が毎日利用しているということは、それだけ広告効果が高いということです。

 

Snapchatでターゲットを狙い撃ち!海外企業の事例

 

それでは、Snapchatはプロモーションにどのように活用できるのでしょうか。
Snapchatは、投稿が削除されてしまう、見てほしい人だけに投稿を表示させられるといった、
その他のSNSとは異なる特徴を持っています。

実際に米国では、飲食店やファッションブランドのプロモーションに活用されています。
例えば、フローズンヨーグルトチェーン店の 「16 handles」では、
同社のヨーグルトを食べている画像・動画を企業アカウントに送ったユーザーに対して、
限定のモバイルクーポンを送信しました。

Snapchatを用いたクーポンは、開封するまで詳細がわからないことや一瞬で消えてしまうこともあり、 投稿を開封する期待感が他のSNSやアプリより断然高いと考えられるでしょう。
ユーザーがそのワクワク感をSNSなどでシェアしたことで、話題感を醸成することができるのです。

このように、写真・動画が消えてしまうからこそのプロモーションを行えますので、
アイデア次第で抜群の企業PR、話題性の醸成に繋がるのではないでしょうか。

 

時代とともに変わる企業プロモーション

 

Snapchatが今後さらに日本で話題になっていく中で、
企業のプロモーションに活用する意義は急速に高まってくると思われます。

時代とともにプロモーション戦略は変化しており、 現在のようなSNSやアプリを使ったマーケティング、PRももちろん高い効果があるでしょう。
しかし、SNSやアプリを使ったマーケティング戦略は、“インパクト勝負”の一時性の高いもの。
ターゲットの深い興味を引き出すことは難しいのです。

その点、書籍などの紙媒体を用いたプロモーションはターゲットに与えられる情報が圧倒的に多いため、
ターゲットの購買意欲、知りたい意欲をかきたてることができると考えられます。

ウェブ広告が主流の今だからこそ、あえてアナログの「書籍」を活用し、 より深く質の高い企業プロモーション施策を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

幻冬舎メディアコンサルティング

林田 紗央莉

関連コラム