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「食べやすさ」「味」と「姿勢」の親密な関係

食べるときの「姿勢」が味を左右する!?

食べたり飲んだりするときの姿勢は、
ダイレクトに食べやすさに影響します。

例えば、コップで水を飲むとき。
後ろに身体が反っていたりしたら、きっと飲みづらいはず。

このような姿勢と食べやすさの関係は、何となく想像がつきます。
では、姿勢と「味」の関係はどうでしょう。

姿勢が味に影響を及ぼす理由は、
味を感じる受容体「味蕾(みらい)」。
その分布にありそうです。

味蕾は、舌を中心に軟口蓋(口の天井の奥)や咽頭蓋にも存在し、
広く散らばっています。

つまり、食べ物も口の中で広がったほうがより味が感じられるのです。

では、左右どちらかの肩をガクンと下げて、ヨーグルトなどを食べてみるとどうなるでしょうか。
――ヨーグルトは片側の頬の下の方に偏ってしまい、味が広がらないはずです。

姿勢を正してみると、口の中にワーッと広がるのがわかります。
もちろん、味もしっかり感じます。



これらの視点で見直してみると……

例えば入院している人。
または、介護を受けている人。
「姿勢」という観点で見てみると、食べにくい状態で食べさせられていることも多いと気付きます。

同じ角度で食べられるかどうかを試してみれば、
逆にどうすれば食べやすくしてあげられるか、想像がつくのではないでしょうか。

背もたれと身体との間に枕をはさみ、身体を垂直の状態に近づけるだけでも、
「あ、食べやすくなった!」と喜んでもらえるかもしれません。

ご高齢の方や障害のある方で、どちらかの肩がガクンと下がっていたら、
下がっているほうの手をテーブルの上にヨイショと載せてあげます。

身体が水平に近づくだけでも、味を感じやすくなるのです。

食べたり飲んだりするメカニズムがわかると、
周りの人の「豊かな食生活」をサポートできるようになるはずです。



まだまだある!姿勢と食べやすさの関係

こんなことも試してみてください。

コップを持つ手と逆の手のひらを、「No!」という気持ちで腕を伸ばし、
手首を垂直に近い形に立てて身体の外側に向けます。

この状態で、スムーズに飲めるでしょうか?
――手首の形まで飲みやすさに影響するとは、驚きですよね。



参考資料:田中暢明(2012)『脳科学辞典「味覚受容体」』日本歯科新聞社

参考図書:摂食研究会、氏家賢明、大野康(2015)『食べる・飲むメカニズム』日本歯科新聞社

 

日本歯科新聞社

水野 麻由子

幻冬舎MC facebookページ

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