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富裕層を獲得するには、“富裕層予備軍”の「若者」を引き込むのが効果的!

アベノミクス効果による日本の景気回復で、2013年以前は1万円を割り込んでいた日経平均株価は一時期2万円台を超えるまでに回復し、経団連の調査によると大手企業の夏のボーナスは2年連続で増額となりました。
消費者はこれまでよりも生活に余裕ができ、資産運用に興味を持ち始める人が増えています。

 

 

20~30代が狙い目?富裕層は若いうちから資産運用に関心あり

資産運用を始めるタイミングは人それぞれですが、
多額な運用を行う富裕層に絞ってみると、 早い人では30代のうちからスタートしているようです。
富裕層や法人向けに金融サービスを展開しているナショナルオーストラリア銀行が行った調査によると、
資産運用を始めてどのくらいになるのか、といった問いに対し、「20年以上」が37.9%、「10年~20年未満」
が27.5%となりました(調査期間は2014年7月16日~18日、年収2,000万円以上40代~60代の富裕層508人が対象)。
つまり、富裕層の65%がすでに10年以上資産運用を続けているのです。
また、別途40代だけで見たデータによると、男性83%、女性77%が資産運用を始めて「5年以上」と回答しています。

資料

 

以上のことから、富裕層が運用を開始する時期は早い人が30代から、情報収集をする時期も含めると、20代後半頃から動いている可能性があります。
資産運用サービスを提供する企業にとっては、すでに運用を行っている人はもちろん、こうした“富裕層予備軍”となる若いターゲットにアプローチしていく必要があるようです。

 

話題のNISAはまだまだ若者に浸透せず

このように、富裕層ほど若いうちから資産運用に積極的ではありますが、全体で見るとそうではないようです。
例えば、2014年1月より開始されたNISA(少額投資非課税制度)の利用状況を見てみると、
投資経験のある40代以上が中心に利用しており、20代・30代はそれぞれ1割未満に留まっています(日本証券業協会、2014年5月調査)。
人気タレントをイメージキャラクターに起用するなど盛んにPRしていますが、若者の利用者がなかなか増えないのが現状です。

資産運用に取り組む若者が少ない理由は、「経済力がない」「関心がない」「リスクを回避したい」といった考えがあると言われていますが、年金制度の崩壊が叫ばれる中で、資産運用により将来安定した収入を得たいといったニーズもあります。
また、若いうちにスタートすれば長期運用ができるというメリットもあります。
そのため、最近では資産保有に有効なアンティークコイン投資、実物資産への投資であるワイン投資などのユニークなものが増えてきています。

 

以上のように、若者向けには様々な運用スタイルが提案されています。
そして、今後もさらに若者を刈り取る動きが加速していくと予想されます。
その中で文頭でも挙げた“富裕層予備軍”の若者を呼び込むためには、若いうちから念入りに情報収集をしている彼らに対し、より質の高い情報を発信していく必要があるでしょう。
発信する方法は様々ですが、質の高い媒体に載せることで、質の高い情報であるとアピールすることもできます。
書籍はその一例で、本にするほど良い情報であることを感じさせたり、書籍1冊分もの情報量を提供することもできるのです。

資産投資に関わるサービスを提供している企業はこういった事例を参考に、今後もターゲットとなる顧客のニーズを想定しながら、新しい施策をぜひ考えてみてください。

 

幻冬舎メディアコンサルティング

奥村 友梨

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