他広告媒体と比較した際の企業出版のメリット・デメリットとは?

企業のマーケティング戦略で、近年注目されているのが「企業出版」を活用した書籍マーケティングです。多くの企業や医療機関、士業事務所などがブランディングを目的として書籍出版を実践しています。ここでは企業出版のメリットとデメリットについて説明します。企業出版におけるメリット・デメリットを知ることで、集客や採用課題解決などの効果を期待することができます。
企業出版とは、事業効果を得るための唯一の出版形態
そもそも企業出版とは、企業や法人が自社のマーケティング施策の一環として行う施策の一つです。
書籍を使って事業効果を生み出す、手段としての出版です。
商業出版、自費出版、企業出版といったいくつか出版形態がある中で、事業効果を得るために特化した出版になります。
企業出版について詳しく知りたい方はこちら
企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング お問い合わせ
他広告媒体と比較した際の企業出版のメリット
では、企業出版を実施することのメリットを記載していきます。
企業出版のメリット①狙ったターゲットに対して情報発信を行うことができる
サービスや企業名を幅広い多くの人に知っていただこうとすると、まず思いつくのはテレビCMや新聞広告などが一般的だと思います。これらの媒体は広く様々な人の目に触れるといったメリットがある一方、短期間で掲載が終了してしまうことや、狙ったターゲットに適切に訴求することができない、1回実施する際の費用が数百万~数千万円と高額であるといったデメリットも抱えています。さらに、こうしたCMや新聞広告は1回出しただけではそこまで効果は望めませんので、一定期間広告を打ち続ける必要があります。
企業出版では、特定のターゲットに絞り込んで訴求していくことが特徴です。書店にて展開し、テーマごとに整理された書棚に並べられることで、狙い通りのターゲットに対して届けることが可能です。そのため、CMや新聞広告などと異なり、顧客となりうる層や事業効果に直結しそうな層に確実にアプローチし、ターゲットを問い合わせなどのアクションまで導くことができます。
また出版する際に、戦略的なプロモーション活動を行うことで、雑誌や新聞、書店での露出により、各メディア媒体の読者層にアプローチすることでも、より適切なターゲットに書籍を手に取っていただき情報を届ける確率が増します。
例えば、不動産投資を行う企業であれば、マス向けに広告を打つのではなく、企業出版を行うことで的確に「不動産投資を検討している人」「不動産投資を行っている人」など確度の高いターゲットに自社の強みやサービスの強み、スタンスを発信することができ、その結果として集客や受注、売上アップにつながるのです。
企業出版のメリット②圧倒的な情報量で訴求できる
テレビCMや新聞広告、WEB広告など、他の広告媒体と比較して、企業出版では圧倒的な情報量でターゲットに情報発信を行うことが可能です。
約15秒~30秒のテレビCM、新聞広告での半五段、交通広告などに対して、書籍の持つ情報量は1冊あたり約8万字~10万字。1冊読み終えるまでに約2~3時間。さらに他媒体の広告などは、その広告を見逃してしまえば終わりですが、書籍を読んでいる間はターゲットを独占することができるのです。
さらに企業出版では、企業の理念や代表の考えなど、他の広告媒体ではなかなか入れることのできない情報までしっかりと落とし込むことができます。そうした企業ならではの魅力と戦略立てた書籍構成により、書籍を読み進めていくうちに読者の興味関心を引き、最終的にアクションまで導くことが可能です。
企業出版のメリット③信頼性の向上につながる
企業出版は他媒体と比較しても、信頼性の獲得につながることもメリットです。
書籍は、出版社が責任をもって発行し、取次を介し、書店にて価格をつけて販売します。そうした数多くの人の手を介して世の中に発信した情報だということもあり、書籍は信頼性の高い媒体です。
「書籍を出している企業=信頼のおける企業」「書籍を出している人=専門家」といった箔付けやブランディングが可能です。
企業出版のメリット④保存性が高く、長期的に様々なシーンで活用できる
企業出版で書籍を1冊つくると、書籍ならではの特性としての保存性の高さから長期的に幅広く活用することが可能です。
新聞広告やテレビCMは、1日~数週間で掲載が終了してしまいます。
一方で書籍は書店にて流通する際、どうしても返品されてしまうことはあります。しかし再度適切なタイミングでプロモーションをかけたりすることで、長期的なマーケティング施策として活用することが可能です。
また、書籍を事業における様々なシーンで活用できます。
例えば、新規営業時に顧客に配布することで、クロージングツールとしてご活用いただけます。書籍を読んでいただき企業やサービスに対する理解を深めていただき成約率アップにつながります。
さらにセミナーでの配布、休眠顧客リストに配布するなどして商談機会を創出するなど、営業ツールとしての活用や、面接や採用フェアなどの際に採用候補者に配布を行うことで、入社確率アップも実現可能です。
書籍の内容を一部抜粋してHPのコラムへの活用、セミナーでのネタなどにも使用することができるため、他媒体として活用の幅が広く、「使い勝手の良い」広告施策といえるでしょう。
他媒体広告と比較した際の企業出版のデメリット
次に、他の広告媒体と比較した際の企業出版のデメリットについて解説します。
企業出版のデメリット①情報のアップデートが難しい
企業出版では、他媒体と比較した際に情報のアップデートが難しい傾向にあります。
書籍は編集者や校正者、取次、書店などたくさんの人の手を介し時間をかけて制作されるため、最新情報を加えて差し替えたりすることに時間がかかってしまいます。
ただ、「改訂版」を出すことで情報をアップデートすることが可能です。
出版時期や事業戦略などを鑑みてタイミングよく改訂版書籍を出すことで、さらなるマーケティング・ブランディング効果が期待できます。
企業出版のデメリット②マスマーケットへのアプローチが困難
企業出版は、マスマーケットへのアプローチが比較的難しいです。
テレビや新聞、雑誌の広告は一度で数万~数百万単位の人にアプローチできますが、一方企業出版の場合は通常、数千部~1万部単位です。戦略的に数万部以上制作することもありますが、あくまでもそれは例外ケースです。
そのため、幅広い属性の人々に一度にアプローチすることには不向きといえます。
企業出版のデメリット③費用がかかる
どの広告媒体にも共通しますが、企業出版は費用がかかります。
企業出版の費用は一概にはいえませんが、数百万円~と考えておいたほうが良いでしょう。
企業出版は経営戦略の起爆剤としての役割を果たす
上記、企業出版のメリット・デメリットをそれぞれ挙げましたが、企業出版を行うことで集客や採用、認知向上、信頼獲得、売上アップなど、企業がこれから成長し拡大を続けていく中で「起爆剤」としての役割を果たします。
他広告媒体での施策が頭打ちになってしまった企業の方、新しいマーケティング施策を行いたい方、他社とは異なるブランディングで抜きんでたい方は、是非企業出版をご検討ください。
幻冬舎メディアコンサルティングは、企業出版を生み出したパイオニアです。
業界ナンバーワンの実績を誇る幻冬舎メディアコンサルティングで企業ブランディングを実現し、企業として新たなステージへと前進いただけますと幸いです。
参考:企業出版実績No.1幻冬舎メディアコンサルティング お問い合わせはこちら