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コラム

【セルフブランディングとは?】絶対に失敗しないセルフブランディング法を徹底解説

著者:幻冬舎メディアコンサルティング 編集局・部長 伊藤英紀
幻冬舎流・書籍マーケティング入門

    セルフブランディングとは、その名のとおり「自己のブランド化」のことです。いかにして自分というブランドを確立し、他者と差別化を図っていくかは、仕事の獲得に直結する重要なテーマであるといえます。この記事では、セルフブランディングにおける基本的な考え方と、絶対に失敗しないブランディングの秘策を解説していきます。

    1.セルフブランディングとは?

    人々の働き方に対する意識が変化し、リモートワークや副業が次第に一般化しつつある昨今。SNSの発展などで個人の情報がより発信しやすくなっていることもあり、個人としてビジネスを手掛ける人が増えています。

    フリーランスを始めとした個人事業では、いかに安定して仕事を獲得するかが大きな課題の一つです。それを実現するためには、戦略的な「セルフブランディング」が欠かせません。

    「セルフブランディング」でネット検索をかけると、「痛い」「勘違い」といったワードがよく使われているのがわかります。なぜそのようなマイナスイメージが出てくるのでしょう。

    他者から「痛い」と思われるようなセルフブランディングは、不特定多数の人に対し「自分はいかにすごいのか」という点ばかりを強調している傾向があります。ビジネスにおいて、自分の得意なことや実績を伝えるのは大切ですが、そのやり方を誤ると、結果としてセルフブランディングがネガティブに働く可能性があるのです。

    そうならないためには、セルフブランディングの本質をきちんと理解した上で、自分の魅力が正しく伝わるような表現方法で、情報を発信しなければいけません。

    ビジネスにおけるセルフブランディングとは、「自分自身をよく見せること」とは違います。自らの技術や経験、専門性やパーソナリティといった目に見えない部分を、クリアに、かつ魅力的に発信することを目的として行うべきものです。 そうして自分ならではの魅力を相手に認めてもらうことができると、それが他者との差別化につながります。その意味で、セルフブランディングのひとつのゴールは、「ぜひあなたに頼みたい」「あなただからこそ、お願いしたい」と言われることです。

    2.セルフブランディングのメリット・デメリットを知る

    セルフブランディングに成功すれば、そのメリットは大きいですが、デメリットがまったくないわけではありません。ここで、セルフブランディングのメリットとデメリットについて挙げておきます。

    【メリット】
    ①他者との差別化ができる
    いまだ世にないまったく新しい事業を始める場合を除き、ビジネスにはすでに市場があり、競合する相手が存在します。その中で注目を集め、仕事を獲得していくには、自分ならではの強みや、代えのきかない独自性が重要となってきます。セルフブランディングを通じ、自分だけの魅力を発信していくと、他者との差別化ができ、価格競争や地理的な不利といった壁を超えて仕事がくるようになります。

    ②信頼が高まる
    セルフブランディングがうまくいくと、専門性とパーソナリティが確立していくので、次第に「この分野といえば、この人」というような一目置かれた状態となり、信頼が高まっていきます。発言力が強まって、自分の意見が通りやすく、仕事がしやすくなるはずです。

    ③ファンができる
    自らの魅力や独自性に対し、高い評価をくれる相手は、ファンとして長期的に顧客になってくれる可能性があります。そんなファンの数が増えていくほど、収入は安定していきます。また、ファンからの口コミを通じて新たな仕事が来たり、別の業界への紹介を受けたりすることも出てきて、仕事の幅も広がっていきます。

    【デメリット】
    ①許容量を超えて仕事が来る
    個人事業主としてひとりで仕事をしていく場合、自分だけでこなせる仕事の量には限界があります。だからといって、自分の代わりを務められる人間もいません。セルフブランディングによってこなしきれないほどの仕事が来るようになると、断ることが多くなって信頼を損ねたり、無理に受けすぎて仕事の質が下がったりというリスクが出てきます。

    ②一度確立したイメージを変えるのは難しい セルフランディングに成功し、業界内で専門家としてのイメージが固まってしまうと、よくもわるくもその範疇に収まった仕事の依頼しかきません。新たな分野にチャレンジする場合にも、これまでのイメージが足を引っ張る可能性があります。

    ③信頼を失った際のダメージが大きい
    例えば企業なら、1000人いる社員のひとりが小さなミスをしても、そのダメージが組織全体のブランドに及ぶことはなかなかありません。しかし個人そのものをブランド化していると、自らの小さなミスひとつがそのままブランドの失墜につながりかねず、信頼を失った際のダメージがどうしても大きくなります。

    このように、メリットの反作用とでもいうべきデメリットがあるのですが、これらはセルフブランディングに成功した後で向き合うべき課題ともいえ、まずはセルフブランディングを成功させるべく、全力を尽くすといいでしょう。

    3.自分ならではのブランドを確立するための3ステップ

    では、セルフブランディングは実際にどのような手順で進めていけばいいのかというと、次の三つのステップを踏むことで、ブランドを確立していく方法があります。

    STEP1:マーケットの把握
    STEP2:発信方法の選定
    STEP3:認知度の向上

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    STEP1:マーケットの把握
    前述のとおり、セルフブランディングは、社会に対して自分自身をよく見せることではありません。ビジネスの起点としては、ブランディングすべき自らの能力や価値を把握した上で、それがもっとも生かせるマーケットはどこかを検討するというところから始めるといいでしょう。自分がやりたいこと、実現したいこともあるでしょうが、果たしてそれが社会的に求められているものなのかを客観的に判断するためにも、マーケティングの視点を持つことが大切です。自分の参入するマーケットにおいて、自らの独自性をどこにおき競合と差別化するか、どういった人をターゲットに情報を発信など、できるだけ具体的に計画しておくといいでしょう。

    STEP2:発信方法の選定
    目指すべきマーケットやターゲット像が定まったら、その特徴に合わせた情報発信の方法を検討します。現代において、個人が広く情報を発信するには、SNSはもはや欠かせない存在ですが、動画や写真など特徴の異なるSNSのうちのどれを選ぶかも、重要な選択です。それを決める際には、「動画での発信が得意」「おしゃれなデザインを見せたい」といった自らの特徴や要望に加え、「ターゲットとする層が何をよくチェックしているのか」という顧客目線も重視しなければいけません。

    STEP3:認知度の向上
    セルフブランディングは、「一度発信しておしまい」というわけにはいきません。自らの情報がターゲットに浸透するまで、繰り返し根気強く発信を続け、認知度を上げていくことが大切です。ネット上でブランディングを行うなら、複数のSNSを使い、ウェブサイトも小まめにアップデートしていくという日々の努力は避けて通れません。半年、1年という長期的なスケジュールを最初からある程度想定した上で臨むといいでしょう。

    4.セルフブランディングとしての書籍出版

    最後に、確実に成果を出すためのセルフブランディングの秘策をお伝えします。それは、自らの本を出版することよってブランディングを行う「書籍ブランディング」です。

    書籍ブランディングでは、ブランディングを目的として本を出版し、特定の読者に向けて自らの思いや考え方、専門性やパーソナリティを発信します。本の制作費は自己負担する必要がありますが、費用対効果は絶大です。社会的にも信頼度の高い書籍という媒体を通じ、ボリュームのある情報をわかりやすく伝えることができるため、ターゲットに対して情報がより深く浸透し、自らのファンを増やしていけます。セルフブランディングに行き詰まりを感じたら、一度検討してみるとよいでしょう。

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