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「書籍出版」を活用して、「集客」に成功した不動産投資会社の事例

著者:GMCブランド戦略室

「集客」。利益を追求する企業である限り、恒久的に考え続けるテーマだ。情報化が進んだ今、「何がもっとも効率的か?」「費用対効果が高いのは何か?」に、悩む企業も少なくない。 このような状況のなか、書籍出版による事業展開を行った、一つの企業がある。ウェブ広告、自社セミナー…数ある選択肢のなかで、書籍を選んだ同社は、どのような効果を得たのか。今回は、ひとつの事例をたどっていこう。

限られたターゲットに、自社の魅力を知らしめるには、どうすべきか

不動産投資会社「株式会社フェイスネットワーク」は、城南3区(世田谷・目黒・渋谷)で、「独自設計の新築一棟RCマンション」を提供する不動産投資会社だ。すべてを一括して管理する「ワンストップサービス」をサービスポイントに掲げていた同社は、さらなる集客のため、書籍出版という新しい施策を始めた。

城南3区の土地・物件価格は安定しているものの、その地域性から、非常に高額な商品であることは間違いない。一棟RCともなれば、富裕層しか購入できないといっても過言ではないだろう。しかし、野村総合研究所の発表によると、富裕層と呼ばれる人の割合は、わずか2.3%程度に留まる。この限られたマスに、書籍出版を用いてリーチするには、どうすべきか。

今までアプローチできていなかった顧客層の獲得にも成功

書籍『不動産投資は女性が選ぶ新築RCマンションではじめなさい』を出版した同社は、流通戦略として、東京23区の大型書店に配本し、大々的に書籍を展開した。加えて、日経新聞で全5段もの広告を出稿し、「資産形成フェア」のプロモーションを実施することで、マネーリテラシーの高い人々へ自社の魅力をアピール。書籍の内容についても、事業の丁寧な説明、そして、顧客に購入を促す確かなロジックを綿密に構築し、「この会社に資産管理を任せたい」と読者が考えられる構成を重視した。

示唆に富んだ書籍を戦略的に展開した効果は絶大で、出版後わずか2ヵ月で80件以上の問合わせを獲得。なんと、2億円規模の受注が3件も発生したのだ。東京だけでなく、地方に配本したことも功を奏し、今までアプローチできていなかった顧客層の獲得にすら成功した。

企業が書籍出版をすることで得られる「確かな手ごたえ」

同社は、書籍出版を用いた集客に絶大な効果を感じ、『不動産投資を成功に導く 高収益マンション実例20選』と題したビジュアル本も出版。書籍を通じ、事業を拡大し続けている。

さまざまな施策があるなか、「書籍出版」を選ぶ。事業拡大の成功を握っているのは、その「選択力」にあるのかもしれない。

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