新しい視点から見る課題
よくある悩み
4月から新しい環境に身を置き、そろそろその環境にも慣れた頃ではないでしょうか。
しかし、慣れてくるに従って最初は気づかなかった人間関係も見えてくることと思います。
20代女性を中心に行った「職場で悩んでいること」調査では、
第1位「苦手な人がいる」……38.7%
第2位「悪口を言う人がいる」……22.7%
第3位「会話に入れない」……19.2%
(出典:マイナビウーマン『escala cafe』にて2010年8月にWebアンケート。)
と人間関係に悩んでいる人が多いようです。
多かれ少なかれ、人間関係について悩んでいる方は多いと思います。
ここで、このような悩みについて画期的な解決策を提案したいと思います。
専門家ならではの視点
その解決策とは「お互いの自由意志を尊重」するための「交渉」です。
これは筆者の考えではなく、『逆転の交渉術』という書籍の中で弁護士で著者の中込一洋さんがおっしゃっていることです。この「交渉」とは必ずしも特殊な技能のことを言っているわけではありません。
相手を敵とみなして話を聞かない、相手も同様に全く話を聞いてくれない。
人間関係で悩むときにはよく陥る状況ではないでしょうか。
そんなときに用いるのが「交渉」なのです。
この書籍の中で、著者の中込一洋さんは
「交渉」をしなければならない相手は「敵」でもなければ「負かさなければならない」存在でもなく、ただ「自分の考えを通したい」と思っているだけだと、おっしゃっています。
これは人間関係においても言えることで、お互い言いたいことは多くある時、
まずは客観的にお互いを見つめることから始めることができるのではないでしょうか。
著者の中込さんは、弁護士ならではの視点から「交渉」を私たちにも使える平易なものへと変えてくださいました。
専門的な仕事をなさっている弁護士の方は、
その仕事から得た生きるためのヒント、意外な視点からの役立つアドバイスをお持ちです。
むしろ、様々な経験から得られた生のアドバイスこそ理想論ではない具体的な解決策となりえるのではないでしょうか。
幻冬舎メディアコンサルティング
二宮 彩樺
- 【書籍紹介】> 逆転の交渉術
- 【クライアントインタビュー】> 法律家としてのメッセージを提唱。同業界を超えた認知促進の後押しに!