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患者と医者 コミュニケーション不足が医療事故を引き起こす

著者:GMCブランド戦略室
企業ブランディングコラム

医療事故件数が最多記録を更新

2014年3月、医療事故情報を収集する日本医療機能評価機構は、2013年に全国の医療機関から報告があった医療事故が、3049件と初めて3千件を超え、過去最多を更新したと発表しました。

医療技術は急速に発展する中で、医療事故は後を絶ちません。今年3月には、大学病院で肝臓手術を受けた患者が相次いで死亡したニュースが報じられました。その事件で更に驚愕であったのは、大きな手術を控えている患者サイドには、医師から手術についての十分な説明がなされていなかったことです。
こういった医療事故の原因は様々ですが、一般的には、「医学知識の不足」、「最新医学からの立ち遅れ」などによる、『誤診』があげられます。

しかし、上記の事件のように医師と患者間では、しばしばコミュニケーション不足が要因となり、
大きな医療事故を引き起こすことも少なくはありません。

今回のコラムでは医師と患者のコミュニケーションについて考えていきたいと思います。

 

コミュニケーション不足の問題はどこにあるのか

医師と患者のコミュニケーションについては、普段私たちが外来で訪れる診察の中でも溝を感じる人は多いのではないでしょうか。
例えば、「患者を診ず電子カルテばかりを見る医師」、「生活習慣をヒアリングせずに、症状しか診ない医師」、「次の患者を気にするばかりで、病状への説明が不十分な医師」等・・・。

一方では、患者側にも問題点が見受けられます。
「病気に対する関心の薄さ」、「病気知識不足」、「複数の病院にかかっていながらも医師にはそのことを伝えない」等・・・。

両者に共通することは、“病気の根本をお互いに探ろうとしないこと”です。
医師はベルトコンベアの様な診察スタイルを辞め、患者の生活習慣・家庭環境までをきちんとヒアリングし、患者の抱えている病気のロジックを掴むよう根気よく患者の心を開いていくことが重要です。
患者は、医師から質問されたことのみを告げるのではなく、最近の不調や気にかかる悩みなど、些細なことでも医師に伝えることが大切です。

お互いにコミュニケーションを怠ると、検査や治療方針の行き違いが生じ、場合によっては、患者のカラダを傷つける、更にはいのちを脅かす事態も起こりかねません。
医師と患者がお互いに信頼し合い、蜜なコミュニケーションを図ることで、一人ひとりにあった治療法を生み出していけるのではないでしょうか。

 

幻冬舎メディアコンサルティング

安井 遥香

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