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採用で成功し、離職率を防ぐ「働きやすい会社」の条件

「入社志望者が集まらなくて困っている」
「社員が入社してもすぐに辞めてしまう」
「5年以上勤続の社員が少なく、なかなか居ついてくれない」
このようなお悩みで困っている採用担当者は少なくないのではないでしょうか?

では、なぜこのようなことになっているのでしょう。
それは必ずしも、あなたの会社の事業に魅力がないから、というわけではありません。
単に、「働きやすい会社」でないから、という理由の可能性があります。
また、「働きやすい会社」であるのにもかかわらず、それを採用フローの中でアピールできていないために入社志望者が集まらない会社もあると思います。
ここで「働きやすい」というのは、業界や職種、事業内容など、仕事内容に関わる部分で判断されるものではありません。働く環境のことです。

人を集め、長く働いてもらうためには、「働きやすい環境」を整える必要があると言えます。
それでは、「働きやすい環境」とはどのような環境なのでしょう。

本コラムでは、就活生や働く女性へのアンケート結果をもとに、「働きやすい会社」とはどのような会社であるか、それをどのように知らしめていけばよいのか、説明していきたいと思います。
ぜひ、貴社の現在の状況と照らし合わせて考えてみてください。



調査結果から見る「働きやすい会社の制度」「働きやすい会社の環境」

①就活生への調査
アイデムが2017年10月、2018年3月卒業予定で民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女655名を対象に実施した「2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査」を見てみましょう。

Q. 働きやすい企業だと感じる制度は?
1位 残業削減の取り組み(残業禁止、ノー残業デイの設定等)(46.0%)
2位 有給休暇以外の独自・特別休暇の設定(バースデー休暇、ボランティア休暇、リフレッシュ休暇等) (44.3%)
3位 女性の育児休暇取得率・獲得率が高い(42.4%)
4位 年次有給休暇等の取得推進や柔軟に取得できる制度(40.9%)
5位 男性の育休取得など育児参加の推進(37.1%)
6位 フレックスタイム制(35.1%)
7位 退職者(結婚・出産・育児・介護・病気等)の再雇用(27.0%)

②働く女性への調査
次に、マイナビウーマンが2016年7月、働く女性300名を対象にした「働き方に関するアンケート」の結果を見てみましょう。

Q. あなたが『働きたい!』と思う環境って?
1位 自分の生活(ライフステージ)に合わせて、時短勤務などフレキシブルに働ける環境(33.0%)
2位 上下関係など気にせず、意見が言いやすい等人間関係が良い環境(31.0%)
2位 会社全体で、有給を積極的にとるよう勧めてくれる文化がある環境(31.0%)
2位 男女関係なく、平等に評価してくれる環境(31.0%)
5位 色々なことにチャレンジできて、働いているうちに様々な経験やスキルが身に付けられる環境(21.7%)
6位 教育制度がしっかり整っていて、仕事に必要な勉強をサポートしてくれる環境(21.0%)
7位 結婚をしていても、在宅ワークをさせてくれる環境(15.3%)

以上の2つの調査結果から分かる「働きやすい会社」の特徴をご紹介します。



休暇制度が充実している・有給休暇が取得しやすい

どちらの調査でも、有給休暇が取得しやすい環境や有給休暇以外の休暇制度が充実している環境が上位に挙がっています。
仕事をするのに休息は必要不可欠なものです。
また、週末の休みのような普段の休日以外にも、家庭の用事や旅行など、休暇を取得する必要があることも多いでしょう。
有給休暇が取得することで、社員はリフレッシュでき、業務へのモチベーションも上がるのではないでしょうか。

有給休暇以外の休暇制度があるならば、それがどのような制度であるか説明しましょう。何日の休暇であるかなど詳細に説明すると納得することができます。
また、有給休暇が取得しやすい場合は、有給休暇取得率や取得日数の実績などを開示しましょう。あまり社員が有給休暇を取得していない場合は、少しずつ社員に有給休暇を取得してもらうようにしましょう。



男女平等である

就活生を対象にした調査によると、3位「女性の育児休暇取得率・獲得率が高い」(42.4%)と5位「男性の育休取得など育児参加の推進」(37.1%)の差はたった5%ほどしかありません。女性の育児休暇取得率が高い状況だけでなく、男性が育児休暇を取得しやすい環境を望む声が多いのです。これは、男女平等に働き、男女平等に休める環境が求められているということではないでしょうか。
また、働く女性を対象にした調査では、2位に「男女関係なく、平等に評価してくれる環境」がランクインしています。このことから、男女差別を感じている働く女性が多いことが分かります。
現在、男女平等に扱ってくれる環境が求められているのです。

男女平等をアピールするには、男女どちらとも育児休暇取得率を高めて情報開示することや、女性の役職者の人数や割合を紹介することが有効です。
また、女性社員が多い場合は、男女比を開示すると良いでしょう。
以上のどれにも当てはまらない場合は、女性社員を採用する計画を立てている、もしくは男女どちらも育児休暇取得の促進を図っている、などをアピールしていきましょう。



風通しが良い・人間関係が良い

働く女性を対象とした調査によると、働きたいと思う環境の2位に「上下関係など気にせず、意見が言いやすい等人間関係が良い環境」が挙がっています。
意見が言いやすい会社というのは、上司が部下の意見を聞いてくれる会社のことになります。しかし、これは会社全体の問題というより、部署や上司次第になってしまい、判断が難しくなります。

さらに、人間関係が良いというのも大事なポイントです。
会社でいじめがあるなどは言語道断でしょう。

しかし、風通しが良い・人間関係が良いというのは、就職・転職活動中の人から見てもわからないものですし、採用サイトなどに「風通しが良い職場です」と書かれていても事実かどうか見極めることはできません。
風通しが良い職場であることを就職・転職活動中の人にアピールするためには、2つの方法があります。情報を多く開示していることと、内定までに多くの社員に会う機会を設けることです。
情報を多く開示しているということは、社員や社外への隠し事が少ないことをアピールすることができます。
また、内定までにさまざまな社員に会ってもらうことで、どのような社員がいる会社なのかイメージがしやすくなります。多くの社員に会うことで、会社の人間関係の雰囲気をつかむことができ、信用にもつながります。



多くのメリットがある「働きやすい会社」

これまで、「働きやすい会社」について説明してきました。
自社を「働きやすい会社」にすることは、入社志望者が増えることに加え、離職率低下にもつながります。採用に役立つのはもちろん、今所属している社員や新しく採用する社員のストレス削減、モチベーションアップになるのです。
また、離職率が低下すれば採用コストも削減できます。さらに、社員のモチベーションが上がれば、業績もアップしていきます。
「働きやすい会社」の条件を満たすためには時間がかかりますが、その分たくさんのメリットがあります。
ぜひ、長期的な視野を持って「働きやすい会社」を目指してみてください。

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