税理士廃業時代を生き抜くブランディング施策とは

「資格を取得しておけば安泰」という考えは、日本では今なお大きな位置を占めています。 税理士はその代表格ともいえる資格。この不況の中、将来を安定させるために税理士を選ぶ人も少なくないはずです。
しかし、まさに今、その神話が崩れ去ろうとしているのをご存知でしょうか。
その理由は大きく二つ挙げられます。 一つは、税理士人口の増加です。以下のグラフを見てみると、2009年から税理士登録者数が右肩上がりになっていることがわかります。

税理士がなぜ増え続けているのか、実は税理士資格は国家試験に合格する以外にも方法があることがあげられます。 例えば、弁護士や公認会計士の資格を取った際に登録が可能であったり、税務署で長期間働いたりすることによって登録ができます。そのため、実際に税理士としての業務をメインに行っていない人も含め、税理士と名乗ることができる人口は拡大し続けているのが現状です。
税理士を苦しめるもうひとつの理由
もう一つ、税理士の世界に大きなダメージを与えているのは、中小企業の廃業です。

このように、中小企業の廃業率は1991年(平成3年)に開業率を超え、毎年その差が広がっているのです。自社内では税務管理等になかなか人材を割けない中小企業は、税理士の顧客の大半を占めているため、税理士にとっては顧客または見込み顧客を失い続けていることになります。
次税理士人口の増加と、顧客となる中小企業の減少が重なり、税理士の競争は近年激しさを増しつつあるのです。 そのような時代において、数多くある税理士事務所、税理士法人の中で生き残っていくためには、自社のブランディングが必要不可欠となります。ここでは、書籍出版でのブランディング施策を行った税理士事務所、法人の事例をご紹介します。
書籍出版でのブランディング施策を行った税理士事務所、法人の事例
「税理士」不要時代 渡邊浩滋総合事務所様
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第1章:他業種からの参入激化、顧問料低下のスパイラル、クラウド会計・AIの発展――もはや「資格」だけで食べられる時代は終わった 第2章:旧態依然とした仕事観で顧客を失う“先生きどり”の税理士 第3章:税理士不要時代を勝ち抜く方法①サービス業としての「接客力」を身につける 第4章:税理士不要時代を勝ち抜く方法②財政基盤を強化するための経営コンサルを行う 第5章:税理士不要時代を勝ち抜く方法③「専門特化」でライバルのいないポジションを勝ち取る |
相続税の税務調査を完璧に切り抜ける方法[改訂版] 税理士法人レガート様
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第1章:ある日突然訪れる「税務調査」 第2章:内情を知っておけば税務調査も怖くない 第3章:相続税の税務調査を完璧に切り抜ける方法 第4章:税務調査を意識した相続税の節税対策 |
書籍は、出版するだけではなく、例えば名刺の代わりに商談で活用したり、セミナーで活用したりなど、様々な形で活用することができる媒体です。税理士にとって厳しい時代を生き抜くために、書籍でのブランディングを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。 |
- 【ダウンロード資料】> 書籍タイトルにみるターゲットセグメンテーションの秘訣
- 【よくある質問】> ブランディング書籍を作る場合どのような切り口があるのでしょうか。イメージを教えてほしい。