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生徒獲得競争に勝つ! 進学塾のPR方法

学生生活において進学が当たり前になった今日、進学塾の存在は一層大きなものになっています。さらに2000年(平成12年)~2010年(平成22年)初期の、いわゆる「ゆとり教育」が実施されたことで、子どもの学力低下を心配する保護者らにより、進学塾の人気がさらに高まりました。

1997年(平成9年)、日本は少子社会に突入し、塾が塾生の確保を巡って争うようになりました。すると中小規模の塾の倒産が増え、大手の進学塾のシェアが拡大。昨今の塾の市場シェアは大手進学塾が8割、中小の個人塾が2割程度であると言われています。

人気があるため塾数は増え続ける一方で、子どもの数は減り続けている今、進学塾の経営者にとっては「いかに生き残るか」が避けては通れない道となっています。そこで今回は、書籍というPR方法で差別化に成功した進学塾の事例をご紹介します。

事例 『TMPS医学館様』

TMPS医学館様は、全国の模擬試験問題を作成している講師陣などによる個別指導と、受験教育のみならず生徒の人間教育にも力を入れ、医師になるための人間性を養う場としても評価を得ている医学部受験専門予備校です。現役医学部生や現役医師を招いて、受験期の苦労、医師としての生きがいを語る講演会を開くなど、生徒のモチベーションを上げるための活動に力を入れていました。

不当に高い金額を求める医学部予備校の実態、あまりにも受験に対して無知な親と子供が多いという現状に大きな不満を感じ、なんとかそれを変える術は無いかと考え、書籍出版に踏み出します。 出版に際して経営者が期待していたのは、入塾希望者の増加に加え、医学部受験を控える生徒の親御さんに、その厳しい現実とそれを乗り越えるためのヒントを伝えたいという気持ちがありました。

実際にそのような理念を書籍を通して伝えきれるか不安を感じていましたが、実際には書籍出版後入塾のお問い合わせが昨年比の5倍以上に増えています。さらにそのほとんどの生徒や親が本を読んで、TMPS医学館の理念を理解した上で入塾しています。入塾者の定員も埋まって、これ以上受け入れられないから校舎を増設しようかという話も出ています。

TMPS医学館様の場合、PRのポイントは二つあります。

①学生の親をターゲットにした
②業界の実態や親の注意点を赤裸々に語った

まず、入塾してほしい学生だけでなく、その親をメインターゲットとして設定したこと です。特に医学部受験の場合は家族全体で臨むことが多いですが、他にも小学校受験や中学校受験、英語塾など、塾と親の間には密接な関わりが存在します。そのため、親に向けたメッセージを書籍という形で発信したことにより、親から信頼を得ることができ、子どもの入塾にストレートに繋がったと言えます。
また、業界の悪質な現状や親の子どもに対するコミュニケーション方法の間違いなどを指摘することで、書籍を通して塾の考えや誠意を伝えることに成功し、信頼感の醸成をなし得ています。

まとめ

少子化が加速していく今後、塾のPRはますます難しくなっていくでしょう。そのような厳しい時代の中で生き残っていくためには、今までとは違った新しい方法でアプローチしていくことが肝心です。今回紹介した書籍によるPR施策は、手間暇がかかるからこそ、チラシやウェブでは伝えきれない「考え」の部分、塾の素顔が垣間見えまるため、読者に安心感を与えることができました。
塾のPR方法の一つとして、今後選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

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