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通貨ではなく“金”で取引?最先端のデビットカードのメリット

著者:GMCブランド戦略室
企業ブランディングコラム

“デビットカード”と聞くと、即時決済型のクレジットカードを思い浮かべるのではないでしょうか。

このデビットカードは、銀行口座の預金から決済される、海外旅行などでも便利なものです。今、そのあり方が変わろうとしています。

買い物の支払いを「金」で行う――そんな新しいカードが英国グリント社で誕生し、来年には日本にも上陸予定です。 英国グリント社とマスターカードとがタッグを組んで生まれたこのカードの最大の特徴は、金を使った取引ができるという点です。

カードを利用する顧客はグリント社で金を購入し、預託し、カード使用分の金をグリントに売却してもらうという、非常にシンプルな仕組みです。 銀行を通さずに決済をする新しい金融形態は、世界中で注目を集めています。


グリント社のカードのメリット

このカードの最大のメリットは、金のもつ相場はそのままに、通貨として扱うことで金の流動性が上がり簡単に取引ができることです。

これまで、金は一度通貨に変える手間があり、流動性の低い資産であるとされていました。 しかし、この新たなデビットカードの形であれば、金相場が下がった際にまとめて金を購入し、金相場が上がったときにカードを使用して買い物をすれば、実際に使った資金よりも多くの買い物をすることができるのです。

また、対応する通貨の種類が多いため、海外にいたとしても相場を現地通貨で換算し、口座内の金の価格を確認することができるのです。 そのため、海外での利便性も高いカードになることが想定されます。

グリント社社長インタビューから グリント社のカズンズ社長は、金投資の歴史は長いものの金を持っていても簡単に資金として使えないことに着目し、金に流動性を持たせることで新たな金融のかたちを作り上げました。

また、金の歴史は長く、2000年以上前のローマ帝国時代にも通貨として使われており、1トロイオンス(金の計量に使用する単位)で貴族の衣装一式が購入できたといいます。現在の価値に換算すると約1250ドルで、スーツが一着買えるくらいの金額になります。このような歴史も踏まえ、今も昔も金の購買力は変わらず、金を買い物に使うことは理にかなっていると述べています。

金融機関への信頼感が薄れつつある現代で、通貨の原点ともいえる”金”。 その原点に立ち返った、最も古く、かつ最も新しいこのカードの広まりに今後も目を離せません。

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