書籍で健康食品や化粧品を広告・プロモーションするときに知っておきたい3つのポイント
健康食品や化粧品は一般的に、広告宣伝がむずかしいといわれます。
というのも、それらは薬ではなくあくまでも食品・化粧品。 特定の効果があるからといって効能効果を広告でうたってしまえば、 いわゆる薬事法(医薬品医療機器等法)に違反することになってしまうからです。
幻冬舎メディアコンサルティングでは、広告宣伝のため、 健康食品や化粧品を製造・販売している企業やクリニックと書籍制作をご一緒させていただくことが多くあります。
直接的な広告宣伝にハードルがある化粧品・健康食品会社の課題は、「法律を順守しながらどのように商品の魅力をユーザーへ知ってもらうか」。
書籍は中立の立場で読者に情報を提供する媒体なので、表現の仕方によっては、 健康食品や化粧品を製造・販売している企業やクリニックにとって、有効なプロモーション手段となるのです。
書籍の中では、あくまで中立の立場で読者に情報を提供しながら、 自社の健康食品や化粧品をプロモーションする必要があります。
そこで本コラムでは、 健康食品や化粧品のプロモーションに書籍を活用する際のルールをご紹介します。
- 根拠のある客観的な事実を伝える
- 世の中に溢れる類似品との比較をする
- 「絶対表現」を使用しない
書籍に「特定の商品へ誘導する表現」を入れたくなりがちなのですが、実はこれは逆効果。 あくまでも根拠に基づいた客観的な事実を解説していくことで、 読者に納得感と信頼感を与えることができるものです。
書籍が商品のプロモーション手段になるという話をしながら相反しているように見えますが、 これが最大のポイントといえるでしょう。
それを読み込んで納得した読者だからこそ、 著者やその企業・クリニックに興味関心を持つようになるのです。
例えばコラーゲンの健康への効果を訴えた書籍があったとしても、 世の中に溢れる多種多様なコラーゲン製品のどれが優れているのか、読者はわかりようがありません。
ひとつめに挙げたポイントである「客観性」は守りながら、 どのようなコラーゲンが効果を発揮するのかを解説することで、 読者はよりメリットを享受できる商品を自ら選択できるようになるでしょう。 それが自社の商品に読者を出合わせる近道にもなります。
世の中に「絶対」「100%」なんてことはありえません。 どんなに自社の商品に自信があろうとも、「絶対表現」の使用は誇張表現となってしまいます。 せっかく書籍で得られる信頼を失うことの内容、細かな表現には気を配りたいものです。
一部ではありますが、健康食品や化粧品のプロモーションに書籍を活用する際のルールを紹介しました。
単純な広告では訴えることのできない商品の魅力を、書籍では根拠に基づき読者に伝えることができます。 是非プロモーション施策のひとつとして、チャレンジしていただきたいと思います。
幻冬舎メディアコンサルティング
プロモーション部
関矢 瑞季
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