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周年記念事業を成功に導く 押さえておきたい社史・年史の作り方【第一回 コンセプト編】

著者:GMCブランド戦略室

会社や団体の記念的なタイミングを祝う周年事業。

社員と関係先、消費者等に向けて、自社の強みやノウハウ・理念を改めて周知させ、自社のメッセージをより伝わりやすくすることができる重要な取り組みですが、多くの場合、企業の中には周年事業を担当する部署は存在せず、総務部や広報部、人事部の担当者がアサインされたり、その他の事業部から担当者が実業と兼任というかたちでアサインされることが殆どです。

周年事業では社史・年史などの冊子の制作が代表的ですが、担当者の方は文章の執筆や書籍編集の経験などない場合がほとんどですので、「制作コンセプトはどうするのか」「スケジュールはどう進めるのか」「どのような組織体制にするのか」「ターゲットは誰なのか」「予算はどの程度まで必要なのか」等々様々な課題や疑問に直面します。

今回のコラムではそんな課題や疑問を解決する社史・周年史制作で押さえておくべきポイントをご紹介していきます。第一回は社史・年史制作におけるコンセプトの決定について解説いたします。

社史・年史の制作はこれまでの会社の歴史を纏め、振り返りを行うことだけが目的ではなく、社員や関係先などに向けて今後自社が向かう方向性を示し、理念の浸透と結束を高めることが狙いです。 また、コンセプトによっては一般の書店にも流通させる”メモリアルブック”を制作することで、自社の存在を広く世に知らしめ、企業ブランディングに活用することもできるのです。

社史・年史のタイプとしては下記の6つが代表的です。

・資料性の高い社史・年史

従来型の社史。歴史やこれまでの取り組みを克明に記すことが中心となり、資料類も細かく網羅するものになります。

社員参加型社史・年史

社員のアンケートを反映させたり、社員インタビューを掲載するタイプ。周年に向け社内部に関心を持って貰うことを目的としたものになります。

ビジュアル特化型社史・年史

写真などのビジュアルを中心とし、文章は写真の補足程度に抑えたタイプです。判型も大判で迫力のある写真を見せたい場合に最適です。

ストーリー型社史・年史

企業の成長ストーリーを魅力的かつ読みやすい文章で伝えます。会社の歴史や創業当時の想いを効果的に浸透させることができます。また、魅力的な物語として書店に流通される事例もあります。

会社案内型社史

取引先やステークホルダーに読んで頂くことで宣伝効果を狙うタイプです。社内の情報だけではなく、取引先などの外部の方へのインタビュー等を掲載する場合もあります。

ビジュアル&ストーリー複合型社史・年史

写真やイラストを多く用いつつ会社の歴史や魅力も読みやすい文章で伝えます。式典などで招待客への引き出物として作成される場合もあります。

上記の6つはあくまで代表的な事例になりますが、自社のプロジェクトでコンセプトを決定する際に参考にして頂ければと思います。

社史・年史を制作する際には必ずそのプロジェクトのコンセプトの他に予算とスケジュールのガイドラインを作成する必要があります。制作にあたっての費用とスケジュールに関しては担当者の方一人では決定できず、制作を依頼する会社と検討を進める必要があります。次回のコラムでは社史・年史の制作を依頼する会社の選び方についてご紹介致します。

<第二回についてはこちら> 周年記念事業を成功に導く 押さえておきたい社史・年史の作り方【第二回 業者選定編】

 

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