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中小企業が内定辞退されないための企業ブランディングとは

著者:GMCブランド戦略室

2016年卒業の学生を対象に、新卒採用スケジュールが大幅に後倒しとなります。 『就職協定』と『倫理憲章』の影響を受け、2016年卒の採用スケジュールは4ヵ月後倒しとなります。3月1日から広報活動開始、8月1日から選考開始となりました。

 

人気が高いのは依然として「大手企業」

企業ブランディングが既に確立されている、いわゆる「大手企業」への就職人気は未だに高く、中小企業は内定辞退に悩まされています。
また、東洋経済が2015年4月に調査した「就職人気ランキング ベスト300社」は以下のようになっており、
金融機関などが多数を占め、「安定志向」であるとも言えます。

【2016年卒生が選ぶ「本当に志望したい会社」】※2015年 東洋経済調べ
第1位 : 三菱東京UFJ銀行
第2位 : 全日本空輸
第3位 : JTBグループ
第4位 : みずほフィナンシャルグループ
第5位 : 明治グループ
第6位 : 丸紅
第7位 : 野村證券
第8位 : 大和証券グループ
第9位 : 損保ジャパングループ
第10位: 日本生命保険

このように、採用スケジュールが後ろ倒しとなり、就職活動中の学生が大手志向・安定志向と言える状況の中、採用に苦戦されることが予想されるのが中小企業です。
テレビCM等でメディア露出が多い大手企業に比べ、特にBtoB事業を行う中小企業は、
学生からの認知度も低く、ブランディングが確立していないため、
応募数自体も少なくなりがちです。

 

学生とその家族による「安定志向」が大手企業の人気を後押しに

また、企業側が時間や労力を投じ、せっかく採用した学生についても、
複数企業から内定を得ている学生は内定辞退し、大手企業を選ぶ傾向にあるといえます。

更に就職先の選択は、学生本人の希望も去ることながら、両親を始めとした家族の強い勧めにより、
就職先として認知度が高い企業を選びがちです。

しかし実際は、多くの人に知られ、従業員数が多い企業に就職することだけが正しいとは言えません。
中小規模の企業であるからこそ、入社後すぐに大きな活躍ができるケースも少なくなく、
自分のスキルを伸ばすチャンスも格段に増えます。

採用活動の成否を分けるのは、企業の魅力や強みを、学生そしてその家族に正しく伝えることに他なりません。
企業のブランディング・信頼感の向上こそが、企業の正しい魅力を伝えることになり、
優秀かつその企業のカルチャーに合った学生を採用することが出来ると言えます。

 

ブランディング・認知向上の方法には多種ありますが、その中でも、企業の信頼感を高め、
学生の家族にも企業の魅力・強みを正しく伝えられるのは、webやテレビではありません。
正確な情報や企業の熱意を伝えることができ、かつ信頼感も醸成できる「書籍」という方法にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

幻冬舎メディアコンサルティング

安田 倫法

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