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書籍出版を活用して、ブランディングに成功した動物病院の事例

著者:GMCブランド戦略室

医療業界は、広告の規制が厳しく、自院を紹介する場所が限られています。どんなに強みを持っていても、規則に違反すると、罰則を科されてしまう危険性があるため、アピールが困難になっているのです。そこで今回は、犬の病気「憎帽弁閉鎖不全症」の手術法を、書籍出版で伝えることにより、医院の認知度を著しく高め、多くの命を救った事例を紹介します。

高度な知識が必要とされる症例を、「書籍」によってわかりやすく解説

「日本どうぶつ先進医療研究所株式会社」の上地正実院長は、犬の病気「僧帽弁閉鎖不全」スペシャリスト。手術症例数は世界最多の1000を超え、動物の心臓外科手術法、腎臓の機能障害の診断法と治療法を確立した、凄腕ドクターです。

出版した書籍『愛犬が“僧帽弁閉鎖不全症”と診断されたら読む本』では、上地院長の強みを最大限に伝えていきました。心臓手術成功数世界一の「神の手」であることを伝え、「『僧帽弁閉鎖不全』のことはこの先生に尋ねるべき」という安心感を醸成しました。

具体的には、犬の心臓病と治療方法、術後の生活について、子細な情報を完全網羅しながらも、専門的な知識のない方にわかりやすく解説していきました。「僧帽弁閉鎖不全症」の犬を飼っている読者にとって、必読の1冊となったのです。

書籍の展開にあたっては、大型書店へ集中配本していきました。また、獣医専門雑誌、医療機関雑誌へ広告を掲載することで、一般の方のみならず、医療業界全体に書籍の魅力を知らしめました。

もちろん、ウェブ戦略も丁寧に行いました。医院のホームページに書籍の内容を載せ、「犬 心臓 手術」や「僧帽弁閉鎖不全症」で、検索1ページ目にヒットするように仕掛け、SEO対策も徹底しました。

「書籍」を読んだ飼い主からの問い合わせが殺到

出版後は、瞬く間に、「僧帽弁閉鎖不全症」の犬を飼っている読者からの問い合わせが急増。なんと、手術実績の9割が書籍購読者だったという驚きの事実も判明したのです。

筆者の医院のもとには、今日も「もっと早く読んでいたら…」「本書を読むと少しだけ心が落ち着いた」「同院で手術する場合の総額がわかった」といった様々な声が届いています。まさに、著者の「一匹でも多くの犬を救ってあげたい」という気持ちが、書籍を通じて飼い主に届いたのです。

書籍出版によって確立される「専門家」としての知名度

本事例では、「僧帽弁閉鎖不全症の愛犬を持つ、飼い主の悩みに応えたい。犬を救いたい」と考えた院長の想いが、多くの犬の命を助け、飼い主の喜びにつながりました。

「書籍で強みを伝える」。企業出版による自院のブランディングは、専門家としての知名度を格段に向上させるのです。

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