企業出版で「失敗しない」ための3つのポイント | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング

コラム

企業出版で「失敗しない」ための3つのポイント

著者:幻冬舎メディアコンサルティング 編集局・部長 伊藤英紀
幻冬舎流・書籍マーケティング入門

企業のブランディングや販売促進、そして採用促進から社内のモチベーションアップまで、さまざまな用途が考えられる企業出版。本ページでは、その概要をおさらいするとともに、出版を成功へ導くために留意しておきたい、3つのポイントを紹介していきます。

企業出版の概要をおさらい

「企業出版」はブランディングや集客・販促など、企業の経営課題の解決を目的として発刊されます。「自費出版」と似ている点もありますが、費用負担は個人でなく法人です。また出版社が企画立案から費用負担までを行う「商業出版」と同じく、書籍は全国書店およびネット書店に流通されます。

費用は、書籍の判型や部数によって異なってきますが、内訳としては、以下のようになっています。

【出版費用の主な内訳】

・企画費
・編集、ライディング、撮影などの人件費
・デザイン費
・校閲費
・印刷費
・用紙費用
・書店流通手数料
・宣伝販促費用

装丁やデザインなどに工夫を凝らし、オリジナリティを打ち出そうとすれば、より多くの費用がかかります。

企業出版に取り組むにあたっては、半年~1年程度の時間的余裕を持つ必要があります。社内の担当者を選出し、出版社を選ぶのが第一歩です。その後、出版社と話し合いながら企画や構成案を固めたうえで、取材や撮影、そしてライティングやデザインなどの実務に移っていきます。企業出版を専門的に取り扱う出版社であれば、基本的にすべての工程を主導的に進めてくれますので、初めて出版するという企業であっても心配する必要はありません。

企業出版を成功させるための基本ポイント

ここからは、企業出版を成功させるためのポイントについて考えていきましょう。

①出版社選びには徹底的にこだわる

これは最も重要なポイントです。ほとんどの企業にとって出版は専門外の分野なので、サポートを提供するプロの出版社と、パートナー関係を築く必要があります。

企業出版事業を展開している出版社は、数多く存在しています。このため「一体どこを選ぶべきなのだろう?」と迷ってしまうかもしれません。この時点で避けたいのは、費用ばかりを比較検討の材料にしてしまうことです。出版の目的をきちんと叶える、ハイクオリティな一冊を実現できる手腕を持つ出版社かどうか、また制作した書籍を世の中に知らしめる術を持っている出版社かどうか、よく見極める必要があるのです。複数社に話を聞く場合は、以下のポイントに留意しておくとよいでしょう。

【より良い出版社選びのポイント】

■出版の目的に即した編集方針を提案できるか。
■専門性の高いクリエイター(ライター、デザイナーなど)を抱えているか。
■ネームバリューがあり、独自の販売網を持つ出版社であるか。

出版社には、企業が持つ漠然としたイメージや展開案を、一冊の書籍としてまとめる力量が求められます。企業の希望にきちんと耳を傾け、「企業出版のプロ」としての経験・視点から的確なアドバイスができ、出版目的を達成するためのコンテンツや編集方針を提案できる出版社でなければ、パートナーの資格はありません。また自社の属する業界に専門性を持つクリエイターとの人脈を築いているか否かも確認しておきましょう。

そして知名度の高い出版社をパートナーに選べば、世間は「○○社から本を出したんですか」と一目置いてくれますし、こうした出版社であれば、書籍の実売に携わる全国書店に強力な販売網を持っていて、様々なマスメディアと連携を図ることも可能です。いくら実力があっても規模が小さい出版社の場合、大手の販売力には太刀打ちできません。

せっかく企業出版を決めたのであれば、より多くの人に情報を拡散し、手に取ってもらわなくては意味がありません。狙った成果を上げるために、パートナーとなる出版社は厳選する必要があります。

②読者目線を忘れない

企業が出版を検討する場合「これだけは伝えたい」、「この内容だけは外せない」というこだわりがあって当然です。しかし、そうした意気込みだけを先走らせてしまうと、読む人を置いてきぼりする書籍になってしまう心配があります。 書店に並んでいる書籍には、ビジネス書から写真集、雑誌、そしてコミックまでと多彩なバリエーションがあります。それぞれの長所を理解したうえで「どういった内容であれば読者を飽きさせず、最後まで読み進めてもらえるか」を考える、柔軟な発想が必要となってくるのです。

ここで頼りになるのは出版社からの提案です。出版社のスタッフは、書籍編集のプロであり、さまざまなジャンルの内容を手掛けてきた経験があるので「いま、どんな内容が多くの人の関心を惹くか」、「読者が本当に知りたいと思っているのは、どんなことか」など、読者の立場に立った、客観的な提案を可能としています。

「こちらが出版費用を負担するのだから、好きなようにやりたい」という気持ちは十分に理解できますが、プロのアドバイスを聞き入れる素直な姿勢は、企業出版を成功へ導く重要なポイントです。編集者と話し合いを重ねながら、より良い内容を目指していきましょう。

③広告出稿を惜しまない

企業出版による書籍が並ぶ書店には、さまざまなジャンルの書籍が同列に存在します。その中で一歩抜きん出た一冊となるためには、やはりプロモーションの力が必要となってきます。具体的には新聞や雑誌、そしてインターネットなどのメディアに広告出稿し、書籍の情報を拡散していくのです。

たとえ時流を捉え、多くの人々の関心を惹きそうな内容の書籍を出版したとしても、プロモーションを展開しなければ、なかなか話題にはなりません。しかし、例えば全国紙の新聞に広告出稿することで、全国の人々に「その書籍の存在」を知らしめることができます。いったん話題になった書籍は「雑誌やテレビなどのメディアに、無償で取り上げられる」という副次効果を生み出すこともあります。またエンドユーザーがSNSなどを通じ、どんどん情報を拡散してくれるという展開も考えられるのです。

もちろん広告出稿には費用がかかりますが、企業出版によって本気でブランディングや販売促進を行っていくのであれば、広告出稿をあらかじめ想定しておく周到さも必要です。前述のポイント1と2を踏まえてつくり上げた良質な書籍に、広告の力が加われば、予想をはるかに超えた大きな反響が生まれる可能性もあります。

以上3つのポイントをきちんと履行することで、企業出版を成功させる(=失敗しない)ことが可能です。やはり、すべては出版社選びからスタートしますので、この点には徹底的にこだわりたいものです。

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