M&Aの事例をまんが化! 理解促進と信頼感の醸成に成功。 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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M&Aの事例をまんが化
理解促進
信頼感の醸成に成功。

コンサルティング集客・採用本

名南M&A株式会社

篠田 康人氏

名南M&A株式会社 代表取締役。中小企業診断士/宅地建物取引士。2001年から中小企業M&Aを支援する東海地区最古参M&Aプレイヤー。これまでのM&A支援実績は100件以上。経験に裏付けられたコンサルティングと持ち前の情熱で、中小企業経営者のM&Aを力強く支援する。

1.M&Aのネガティブなイメージを払拭したい。

私たちは 2014 年に株式会社名南経営コンサルタンツ(現:株式会社名南経営コンサルティング)から分社化し、M&A支援の専門企業として事業を行っています。2019年には名証セントレックスに上場したことにより認知度も高まりつつありましたが、 さらに次のステージに飛躍するための一手を探していました。そのような折、たまたまアプローチがあり関心を持ったのが幻冬舎の「企業出版」でした。

これまでの日本におけるM&Aは、欧米での企業買収の事例が先行し、「身売り」や「乗っ取り」などネガティブなイメージが一般的でした。しかし近年、中小企業においてM&Aを行う例が増加し、2021年には国内のM&A件数は過去最高となりました。経営環境が目まぐるしく変わる昨今においてM&Aによる事業拡大がマッチしている一方、経営者の大量引退時代にもかかわらず後継者不在となる場合も多く、売却を進める企業が急増していることが主な要因です。

そのような中で、M&Aについて知識を得る機会がなく、まだまだネガティブなイメージを持っていたり、自社には敷居が高い、難しいなどと感じている経営者は少なくありません。これまで多くの企業の支援をしてきた私たちの経験をもとに、M&Aに対するネガティブな印象を払拭し、より多くの経営者に更なる事業の発展やハッピーリタイアメントにM&Aを活用してほしい、そう考えていました。

企業出版の提案を受ける中で、「事業効果を生む」ことにおいて豊富な経験と独自のノウハウを持っている幻冬舎なら、こういった課題を解決できるのではないかと思い、出版を決意しました。また、信頼感を得ることがとても重要である私たちのビジネスにおいて、幻冬舎のブランド力も魅力的に感じた理由のひとつです。

2. M&Aをわかりやすく表現するために様々な工夫を凝らした。

形のない「M&A」というものをわかりやすく伝えるには、「まんが」という手法が良いと考えていました。イラストを活用することで読みやすくなること、経営者のセンシティブな感情をよりリアルに表現できるといった理由からです。当初、私はすべてのページをまんがで構成するイメージでいました。しかし幻冬舎から、「それだけでは読者は十分な理解と共感が得られないのではないか」という意見をもらいました。ストーリーだけではなく、当事者の立場に立ったときにどのような知識や準備が必要なのか、そこまで言及することが重要だということでした。話し合いを重ねた結果、私たちが手掛けたM&Aの事例を7編のショートストーリーとしてまんが化し、それぞれに対応する解説を文章で加えることにしたのです。まんがにこだわっていた私は反対したのですが、今となっては、幻冬舎の提案が正解だったと感じています。出版後に多くの経営者から「とてもわかりやすい、理解しやすい」という声をたくさんいただきました。

その他にも、自社のコンサルタントをキャラクター化して登場させることで信頼感を醸成すること、表紙を女性キャラクターにして手に取られやすくすることなど、様々な提案をいただきました。
中でもポイントとなったのは、成功事例だけでなく失敗事例も紹介したという点です。年々増加するM&A支援機関の中には、成約を急ぐがためにM&Aのメリットしか伝えないコンサルタントも多くいるのが実情です。今回、あえて デメリットやリスクにも触れたことによって、M&Aを検討する経営者にとって安心感を与えるものにできたと感じています。

これらの戦略を企画し、うまく1 冊に落とし込んでくれた編集担当者とライターにはとても感謝しています。その仕事ぶりは総じてプロフェッショナルだったと思います。

▲女性のイラストを用いた親しみやすいデザインにすることで、他の書籍と差別化を図った。
▲著者である篠田氏や同社のコンサルタントを登場させ、読者に親近感を与えた。
▲まんがでの導入後、それぞれの事例についての解説を挿入。M&Aの知識が十分に得られる構成にした。
▲日経新聞に書籍広告を掲載するとともに主要書店でランキング1位を獲得。商圏である東名阪に重点配本し、ターゲットとのタッチポイントを創出した。

3. 狙い通りの反響を獲得!長期的な理解促進ツールとして活用。

出版直後にまず実感したのは、書店での圧倒的な露出力です。大手書店で自分の著書が面出し展開されているのを見たときはとても感動しましたね。このジャンルの既刊書籍は専門的で堅いイメージのものが多いのですが、女性のイラストが表紙を飾る本書はとてもよく目を引き、数多くの書籍が陳列される中でもかなりの差別化ができていると感じます。

また、書籍をより知らしめるために様々なプロモーション施策をご提案いただきました。実施後特に大きな反響があったのは、日経新聞の書籍広告です。刊行後は、長い間Amazonランキングでカテゴリ1位を獲得し続けるほど販売促進につながりました。

書籍が店頭に並び、多くの人に認知されることは自社にとって大きなブランディングにつながっていると実感しています。今後もひとりでも多くの人に手に取られることを願ってやみません。

出版後には多くの読者から「わかりやすい」という意見をいただいています。設立以来数多くの実績を積んできた私たちであっても、初対面の方にM&Aのメリットやそのプロセスについて説明し、ご理解いただくことは非常に難しいと感じていました。本書を出版してからは、その不足を補うために初回面談の際には必ず皆さまにお渡しし読んでいただくようにお願いしています。そのおかげで以前に比べ、知識がないが故にネガティブな考えを持っていらっしゃる方々に、その認識を改めてもらえるようになったと思います。

また、提携する金融機関の各支店へ配布することで、教育ツールとしても大活躍しています。

現在、市場の動向も相まって、当社の支援件数は右肩上がりの状況です。今回出版した書籍は、当社の資産として今後も長期的に活用していくつもりです。

4.出版を検討している経営者へのメッセージ

経営者の想いやノウハウを1冊にまとめ、書店やメディアを通じて世に知らしめる。そこに企業出版の価値があります。信頼獲得が重要とされるビジネスモデルや無形のサービスを提供する企業にとっては、出版によって得られるものは非常に大きいと考えます。企業出版は、自己満足の出版とは違い、着実に世の中に自社の魅力を伝えていく力を持っています。 幻冬舎で企業出版をして良かった。そう思います。

編集者の視点

●まんがの「視覚的なわかりやすさ」と文章の「解説力」を最大限に活かし、読者がM&Aについて具体的にイメージできる一冊仕上げた。

●全7話のショートストーリーで事例を紹介。読者の共感を得ることを意識し、それぞれの主人公が悩む姿をリアルに描写した。

まんがでわかる 実録! 中小企業のM&A

篠田 康人

名南M&A株式会社

後継者不足に悩む中小企業経営者必読!
ハッピーリタイアメントを実現するM&A成功の秘訣をまんがで解説

「後継者がいない」
「事業再生しないと生き残っていけない」
「将来、事業を維持できるか不安」
……このような悩みを抱えている経営者が増えています。
大切に育ててきた会社を承継する人が身内や社内にいない場合、
選択肢として考えられるのがM&Aです。
しかし、日本ではM&Aについて
「身売り」や「ハゲタカファンド」のようなマイナスイメージをもつ人が多く、
M&Aの本来の意義や内容が十分に浸透しているとはいえません。

本書ではそんなM&Aについて、まんがでわかりやすく解説します。
規模や業種、経営者のおかれている状況もさまざまな7つのストーリーを紹介。
それぞれに対して解説文を加え、M&Aについて深く理解できる内容となっています。
会社と従業員を守り、ハッピーリタイアメントを実現するM&A成功の秘訣がわかる一冊です。

——————–目次——————–
プロローグ
第1話 一からM&Aに向き合った事例 ―― M&Aは事業承継の有力手段

第2話 M&A先が決まらないまま社長が急逝した事例 ―― 事業承継準備をしていなかったための悲劇

第3話 息子に無理に継がせた事例 ―― 親族内承継にこだわることは正しいか?

第4話 M&Aの条件にこだわり過ぎてしまった事例 ―― M&Aにおける会社譲渡価格の考え方

第5話 株主の反対にあった事例 ―― 不動産保有会社M&Aという方法

第6話 事業承継ファンドを活用した事例 ―― 事業承継ファンドの正しい理解と活用法

第7話 5年かけて事業承継の準備を進めた事例 ―― すべてのステークホルダーに配慮したM&Aを

エピローグ


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