コラム

企業PRにおいて「認知向上」よりも重要なこと

著者:GMCブランド戦略室
企業ブランディングコラム

「認知向上」より「ファン獲得」 

企業のPRの目的は何かというと、多くの人は「自社ブランド、商品、サービスの情報を広く認知させること」と考えているのではないでしょうか。
もちろんこれはとても大切ですが、一番の理想は企業のPR活動によって企業のファンになってもらうことです。
なぜなら、ビジネスにおいては「見込み顧客が既に企業のファンである」という状況はとても有利だからです。

例えば、発注担当者、あるいは経営者がある仕事をどこかに依頼しようと思ったとき、よほど特殊な事業やサービスでない限り、同じような仕事をしている企業が無数に選択肢として存在します。
その中から1社を選ぶとき、通常は「価格の安さ」「クオリティの高さ」「スピード」など、いろいろな理由から総合的に判断します。
しかし、「その企業のファン」、あるいは「その企業の社長のファン」という理由があれば、無数の選択肢の中から絞られる可能性はかなり高くなることが予想できます。

つまり、「知ってもらうこと」よりも、「ファンになってもらうこと」にビジネス上の価値があるのです。

 

「まずファンになってもらう」

従来の企業のPRの考え方では、「商品やサービスの認知→利用→ファン化→継続利用」という流れが一般的でした。そのため、最初の「認知」を獲得するために大規模にPRできる資金を持つ大手企業の商品やサービスが注目されやすくなり、中小企業はこの最初の「認知」に大きな課題を抱えていました。

しかし、SNSの登場などにより情報の発信手段が増え、いわゆる口コミなどが大きな影響力を持つようになったことで、「まずファンになってもらう」というPR手法が可能となり、企業の新たなマーケティング手法として採用されるようになってきました。
まずは会社や経営者の独自性を生かして認知を獲得し、そこから徐々に商品やサービスについて理解してもらい、最終的に顧客になってもらうというマーケティング手法です。

この手法には、「他社にない全く新しい商品やサービス」や、「価格の安さ」は必要ありません。
ファンを生み出すために重要なことは、新しさや価格ではなく、人を引きつける企業理念、経営者の理念です。
もちろん、企業と人を軸にしたPRには、どんな企業、経営者でも可能というメリットがある一方、成功のためには通常の商品PR以上に戦略が必要です。

企業、経営者の魅力をどのように広めていくのか、どの媒体を使って広めていくのか、綿密な設計をする必要があります。

 

参考 企業、経営者のファン化を促進する企業出版事例

医療法人湘美会
『情熱経営』

株式会社ジンコーポレーション
『女性資本主義論』

株式会社ITコア
『入社1年目から始める 会社に縛られないキャリアの築き方』

シンバイオ製薬株式会社
『人と社会を幸せにする仕事』

株式会社マーズフラッグ
『世界を変えるITクリエイターの力』

武蔵コーポレーション株式会社
『大企業は20代でやめなさい』

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