コミュニケーションがカギ。患者目線で考える、本当に“良い医者”とは?

経営破綻する可能性が極めて低いといわれるクリニック。
安定した業種ではありますが、せっかくなら患者さんに「良いお医者さんだな」「次もここで診てもらいたい」と思ってもらえる診療がしたいですよね。
それでは、患者さんにとって“良い医師”とはどんな医師でしょうか。
患者目線で考える、本当に“良い医師”とは
1.医者と患者ではなく「人」と「人」として接してくれる
医師という立場上、もちろん適切な診療を行って、病気を治すことが最も重要です。 とはいえ、機械的に対応されるよりも、一人ひとりと親身になって向き合ってくれる先生を患者は好みます。
医師が病気を治すのは当たり前という認識を持っている患者も多くいる中で、他院とどこで差別化していくのか。 それは医師の人柄も重要なポイントになるのです。
2.インフォームドコンセントを重要視している当然ですが、インフォームドコンセントを軽視することは大きなリスクをはらんでいます。 患者にとって病はいつも突然の出来事です。 そんな中、症状や治療方針を明確に説明されないまま治療を続けられては、 言い知れない不安が募ってしまうでしょう。
たとえ病が完治したとしても、患者さんが納得いく闘病生活を送れたとは言えないのではないでしょうか。 そういう意味では、患者に診療内容についてしっかり理解してもらった上で、 患者自身が同意し、最終的な治療方法を選択してもらうことはきわめて重要なことです。
3.コミュニケーション能力が高い目を合わせてくれないなど、うまくコミュニケーションが取れていないと感じると、 患者は医師に不信感を抱きます。
一般的なコミュニケーションと同様に、 目を見て話し、患者に寄り添ったをコミュニケーションとりましょう。
いかがでしたでしょうか?
もちろん3つとも当たり前のことではありますが、決して軽視してはいけません。 人の印象は会って2秒で決まると言われます。 患者にとって医者の印象も些細なことで決まってしまうものです。
だからこそ、患者さんとしっかり向き合ったり、きちんと説明したりと、 うまくコミュニケーションを取って、エリアで一番の“良い医師”を目指してみませんか?
とはいえ、外来診療の時間は短いもの。 「うまく患者さんとコミュニケーションが取れない」「病気や治療方法についてなかなか理解・納得してもらえない」 ――そんなお悩みをお持ちであれば、 書籍を使っての患者とのコミュニケーション促進を検討してみてもいいかもしれません。
ページ数にもよりますが、1冊の書籍には約10万文字の情報量があります。 書籍に目を通してかた診療に来ていただくことで、患者の理解を促進してくれるでしょう。
幻冬舎メディアコンサルティング
林田 紗央莉
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