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知られざる色覚異常の真実
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知られざる色覚異常の真実

ISBN 9784344973008
クライアント 株式会社中京メディカル
著者 市川一夫
初版発売日 2015/11/30
価格 1,200円(税抜)
書籍分類 単行本

内容

【黒と紺の靴下をはき間違えたら要注意。】

人間が生活していく上で最も大切な感覚器のひとつが「目」です。一般的に「目」の能力を判断する基準のひとつが視力であり、自分の視力がわからないという人はいないほど浸透しています。また、目には色を判別する「色覚」という能力も備わっています。色覚に不具合があると、目の前で起きている事象を正しく判別することが困難な場合があり、そのような状態を「色覚異常」といいます。
「色覚異常」には先天性と後天性があります。先天性は遺伝によるものであり、その多くが無自覚で、色覚異常と気づかないことでリスクを抱えたまま生活しています。後天的に起こる「色覚異常」には病気やけがが原因のものもあり、これらのものは自覚しやすいのですが、「加齢による色覚の低下」は先天的なものと同じように無自覚なものです。
その無自覚が、実は非常に危険な事故の原因となる可能性を秘めているのです。しかし、色覚異常は早期に発見し、症状に合った生活上の対処さえ行えば、安全安心な生活を営むことができます。本書では、色覚異常発生のメカニズムや症状、見え方を、写真や図を用いて分かりやすく解説。加えて、色覚異常のタイプごとに生活上の留意点や、仕事を選ぶ上でハンディキャップを克服する工夫なども紹介します。


●contents●
第1章:赤信号に気づかない、炎が小さく見える……命の危険につながる色覚異常
第2章:先天色覚異常は、正しい理解と対策で、不自由のない生活が営める
第3章:黒と紺の違いがわからなくなったら要注意。「加齢による色覚異常」の発見法と対処法
第4章:自覚していない人が多いからこそ、色覚検査が重要

制作の背景

色覚異常というのは、いわば色に対する感覚が違うことですが、そもそも感覚というのは個人によって違います。これまで数多くの色覚異常の人を診察し、彼らの感覚を少しでも理解しようと様々な研究を行ってきた著者ですが、それでも色覚異常の人の感覚を深いところまで理解できているとは言えないし、社会の人々に対して「色覚異常の人の不便を想像し、理解して、彼らが過ごしやすい世の中にしよう」と発信することは難しいと言います。
お酒が飲めないのに接待で飲み会が多かったらどうなるでしょう、生まれつき音痴で歌いたくないのにカラオケにばかり誘われるとしたらどうでしょう。色覚異常のある人が色の判断を迫られる仕事に就くとしたら―――。厄介なのは、お酒が飲めない、音痴である、というのは事実として自分で把握できますが、色覚異常の人は自分で理解することすらできないのです。 毎日精神的苦痛が降りかかってくるのに、知らないために対策を立てることもできない。そうした不幸な例を少しでも減らしたいという思いから、本書は制作されました。


●著者プロフィール●
医学博士。医療法人いさな会 中京眼科 視覚研究所 所長。JCHO中京病院 眼科顧問。
1978年愛知医科大学医学部医学科卒業。83年、名古屋大学大学院医学研究科博士課程外科系眼科学科修了。
社会保険中京病院眼科医長、主任部長を経て現在眼科顧問。眼科医療の世界ではひとりの医師が行う白内障治療手術の平均が200~300眼程度とされる中で、今でも年間3000眼以上を執刀し、生涯執刀数は80000眼を超える。94年、中京病院を中核とするクリニックグループを支援する株式会社中京メディカルを設立し、眼科専門医の指導にも尽力する。
ライフワークともいえる色覚研究歴は37年。83年より白内障治療における色覚の補正に着目し、世界初の着色眼内レンズを開発して商品化する。92年米国ASCRS(America Society of Cataract and Refractive Surgery)のフィルムフェスティバルにて”Natural View IOL(NV-IOL)and chromatopsia”(着色眼内レンズ)の題名で1st prizeを獲得。92年から日本臨床眼科学会にて色覚グループディスカッションの世話人を担当。現在色視力の測定装置を開発し、色視力の普及にも尽力している。

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