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【One to Oneマーケティング/ワントゥーワンマーケティング】

One to Oneマーケティングとは

One to Oneマーケティングとは、一人ひとりの顧客の嗜好に合わせたマーケティング活動のことを指します。
従来のマスマーケティングは、顧客を群れとして捉え、その群れに対して新聞広告やTVCMなどリーチの大きい媒体を通したマーケティングです。
まだ企業の商品やサービスを知らない新規顧客の開拓に効果を発揮します。

それに対し、One to Oneマーケティングは個人に向けられたもので、その個人ひとりひとりの嗜好に合わせたアプローチを行います。
購買に至るまでの消費者のニーズは多様化しており、マスでは従来通りの反応が得られ難くなってきたと言われているなかで重要視されるようになった概念です。
既存顧客の情報をもとにした施策であるため、その戦略は新規顧客獲得件数を伸ばすというよりも、既存顧客と良好な関係を築き、LTVを高めて売上につなげようとする戦略です。


One to Oneマーケティング/ワントゥーワンマーケティングの例

ECサイト

・Amazonの「おすすめの商品」。利用者の購入履歴や商品への評価などのデータをもとに、おすすめの商品を提案するレコメンド機能。

メール

・WEBサイト経由で6か月分の使い捨てコンタクトレンズ購入者に対して6ヶ月目に同じ商品の案内メールを自動送信します。

アプリ

・すかいらーく社、ガストの公式アプリ。登録所の個人情報と、店舗で使用されたクーポンの種類やタイミングから、次回使えるクーポンの最適な発行タイミングを自動で設定します。

WEB広告

・リターゲティング広告。特定のサイトを閲覧したユーザーに限定して個別のクリエイティブを一定期間表示させる出稿方法です。

これらの施策はマス広告とは異なり、顧客の行動履歴をもとにして最適なタイミングで最適な案内をすることになりますので、高い成果が見込めます。
しかし、顧客の行動を知り、その情報をもとに手動で最適なタイミングに個別のアプローチをするには膨大な手間がかかり、現実的ではありません。
One to Oneマーケティングを実現するにはそのもととなるデータベースの構築と、アプローチを自動化するためのIT技術が必要です。