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【ブランディング】
ブランディングとは
ブランディングとは、企業や、商品、サービスについて、ユーザーに共通のイメージを持たせて他のものと区別させ、ユーザーにとって価値があると認識させることをいいます。
ユーザーに価値を感じさせる対象としては、商品やサービス、企業、人が挙げられます。
たとえば、高級化粧品メーカーは“美肌”の女優を使ったCMを放映することで、
「この化粧品を使うと美肌になる」と認識させています。
企業ブランディングのメリット
企業がブランディングを行うメリットは以下の3つです。
① 競合他社と差別化できる
→「高級美肌化粧品=○○」というイメージが定着する
② 顧客のファン化・ロイヤルティ向上が実現する
→「美肌になるために○○の化粧品を買い続けよう」と思わせる
③ 価格競争を避けられる
→「他社商品よりも高価だが、○○の化粧品はそれだけの価値がある」を思わせる
企業ブランディングするべき理由
また、商品や企業が明確にブランディングされていることは、ユーザーにとってもメリットがあります。
たとえば、明確にブランディングがなされていれば、商品選択や購買における意思決定がスムーズになります(例:“自然派化粧品の△△社”なら肌に優しいだろう)。
さらに、自分をどんなふうに見せたいか、そのイメージ形成においても効果を発揮してくれるでしょう(例:豊かなイメージをアピールしたいから××社の車に乗ろう)。
企業が自社や自社サービスのブランディングを怠ると、価格競争に陥ることになります。
顧客から選ばれるために最も簡単な施策が、価格を下げることだからです。
価格競争が起こるとさらに価格を下げざるをえなくなり、コスト削減が求められ、プロモーションにかけられる費用が減少することになります。
すると、ますます顧客から選ばれにくい状況に陥るのです。
そのような状況に陥らないために、まずはブランディングに投資する必要があるといえるでしょう。