事例
「著者」として信頼感を醸成し、患者との関係強化を実現!書籍を通して診療内容への理解促進も
20年以上にわたり循環器内科医として研鑽を積み、これまでに1万人以上の患者さんを診療してきた経験から、自身の体質や家族の病歴に合わせて日々の食事や運動といった生活習慣病を見直すことが、血管の劣化を食い止め、心疾患による突然死を防ぐことのできる唯一の手段であると考えていました。
より多くの人に心臓病の基礎知識や突然死のリスクを下げるために必要なことを知ってもらいたいと思い、本書の制作を決めました。
出版後の効果
書籍をご覧になって本を読んで診察に来られる方がいらっしゃいます。平易に読みやすくできており、わかりやすいというお声をいただいています。
昔から動悸や息切れが気になっていたものの病院に行くのも気が引けていたという方もいらっしゃり、「医師として伝えるべきことがきちんと伝えられた」と実感しました。
身近な方を突然死で亡くされた方からご連絡をいただくこともありました。「もっとしっかり予防の検査を受けさせておけばよかった」「今後は突然死を防ぐための啓蒙活動に加わっていきたい」というご意見をいただきました。
また院内では、外来で長い時間お待たせしてしまった患者様や、治験、臨床試験にご協力いただいた患者さまに一言添えてお渡しするととても喜んでいただけます。
出版を検討している企業へのメッセージ
教科書には書いていない、日常の診療現場で感じていることを書籍にすることで、診療に対する姿勢や思いを患者さまに伝えることができます。医師の出版は非常に意義があることだと思います。
書籍の制作過程で自身の考えが整理でき、それは日常臨床においても生きていますし、患者さま向けのセミナーでは、書籍に書いた内容をそのままお話ししています。出版のメリットは大きかったと感じています。