“魂の込もった1冊”の出版で、人事業界に一石を投じることができた | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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“魂の込もった1冊”の出版で、
人事業界に一石を投じることができた

SAPジャパン株式会社

南和気 氏

大阪大学法学部卒業後、米国企業を経て2004年、SAPジャパンに入社。人事・人材戦略コンサルティングのスペシャリスト。欧米企業で広く導入されているグローバル人事の手法を、日本に適応させた「日本型タレントマネジメント」を2006年より「人材教育」誌に連載発表。500社に及ぶ日本の顧客企業とともに、2010年より「グローバル人材フォーラム」を開催し、事例発表による日本発・人材マネジメントのノウハウ普及に尽力している。

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INDEX

1.「グローバル人事」の成功事例を効果的に発信したかった

人事コンサルティングのスペシャリストとして業界に身を置く中で、“グローバル人事”、つまり世界規模で最適な人材を配置することが、日本企業にとっての課題であると感じていました。その反面、日本の強みを生かした成功事例を適切な形で広めることができれば大きな一歩となるだろう、という確信もありました。

ただ、多くの企業が悩み奮闘している状況を認識してはいたものの、セミナーなどでの短時間の講演や、雑誌やWebページでの執筆などでは、グローバル人事のあるべき姿や実践方法を広くお伝えするには限界があると、ジレンマに陥っていました。どうしたら多くの方々により効果的に伝えることができるだろう――そう考えていたときに、出版のご提案をいただきました。

2.人事マネジメントの最先端をリアルに落とし込む

生産・販売・調達・経理といった様々な部門がグローバル化し、ビジネスや社会の環境も変化し続けています。しかし唯一、「人事部」のみがグローバル化から取り残されています。どうすれば人事部門は変わることができるのか――その一つの道筋を考察するのがこの本の大きな狙いでした。

編集の方にご提案いただいたのは、「グローバル人事の仕組みの導入に果敢に挑んでいるいくつかの会社の人事部門の方々に直接話を聞くのはどうか」ということです。そこでコマツ様やコニカミノルタ様、LIXCILグループ様、スターバックスコーヒージャパン様、ブラザー工業様、堀場製作所様の人事部長の方々に私がインタビューを行い、それを書籍に対談形式で落とし込んでいただきました。私と先方の会話のなかでグローバル人事について描くことで、非常にリアルにインプットしていただけると思います。

幻冬舎さんの構成・企画のおかげで、国や地域、文化によらない、普遍的に通用する、日本にあった新しい人事の姿を提唱することができました。

▲「世界最強人事」というインパクトのあるタイトルにすることで、新書ながら単行本に負けない存在感を示した。
▲大手企業の人事担当者の戦略を対談形式で複数掲載。各社の取り組みを具体的に描くことによって、人事マネジメントを課題に感じている読者が即行動に移すことができるような実践的な内容にした。
▲企業が多く存在する東名阪を中心に重点配本。 さらに八重洲ブックセンター、三省堂書店有楽町店でランキング買取を実施した。

3.出版3か月で問い合わせが100件以上。
開催したイベントで200名以上の集客に成功

出版後3カ月で、問い合わせを100件以上頂きました。特に「部下や従業員に読ませます」という声を多くいただいています。グローバル人事実践事例として書籍の中でインタビューさせていただいた企業の中には、採用内定者に配布をされた企業や、社内の課題図書にすると決定された企業もあります。さらに、読んでいただいた方からは、事例各社の取組が、生々しく深く語られているので、自社の取り組みにすぐに生かすことができたという感謝の言葉もいただきました。 また、書籍を通じて、ITツールの提供にとどまらず、ITの活用を通してお客様がイノベーションを起こすお手伝いをする、弊社の強みが伝わったと感じています。この書籍の内容をテーマにして開催したイベントにも人事リーダー方々を中心に200名を超えるお客様にお集まり頂いたことも嬉しかったです。長期的に反響があり、人材コンサルティング事業を安定化させることができたと実感しています。

4.出版を検討している企業へのメッセージ

もともと私は出版ということを考えていなかったのですが、実際に経験してみると、物事を深く伝えられる書籍の特性を実感することができました。ある課題を解決できるメッセージやノウハウを持っているなら、出版の価値は大いにあるというのが実感です。 それと同時に経験者として伝えなければならないのは、「書籍づくりは甘くない」ということです。発信力の大きさは、裏を返せば、責任の大きさです。私自身、書籍のクオリティを高めるため、あらゆる試行錯誤がありました。 しかし、“誰に” “何を” 伝えたいのかが明確で、そこにニーズがあると確信できるのであれば、読者に勇気を与える、“魂のこもった”1冊ができるはずです。

世界最強人事 グローバル競争で勝つ 日本発・人材マネジメント

南 和気

SAPジャパン株式会社

“日本企業が持つ強さ”と“グローバル人事の優れた点”を融合した
日本発・「世界最強人事」の在り方を説く。

(本文より)
企業の中には、グローバル化から取り残されてしまった部門があります。それが人事部門です。
生産、販売、調達、経理といったさまざまな機能がグローバル化し、ビジネスや社会の環境も変化し続ける中で、人事部門だけが大きな変化を経験することなく、今日まで来てしまいました。
日本国内のことしかわからず、日本人の従業員しか使えず、過去から連綿と続く人事制度の運用を主な業務とする。
そんな状況が多くの日本企業で今なお続いています。
では、どうすれば人事部門は変わることができるのか――その一つの道筋を考察するのがこの本の大きな狙いです。

人事制度が遅れているのに、人材が社内にとどまる日本の企業と、優れた人事制度があるのに、人材をとどめておけない海外の企業。
システムは非合理的なのに、「人を雇用する」という点には強みがあるように見える日本の企業と、合理的であるがゆえに、会社と従業員との関係が希薄になっているように見える欧米の企業──。
その間に「第3の道」はあるのではないか。そう私は考えているのです。
その「第3の道」を模索する方法として、私は、日本的人事慣行を残しながら、グローバル人事の仕組みの導入に果敢に挑んでいるいくつかの会社の人事部門の方々に直接話を聞くという方法を選びました。

それぞれの企業の人事部門から、それぞれに独自の方法論を学ぶことによって、私が抱いてきた「謎」が解け、日本の人事が進むべき第3の道が見えるかもしれない。
そしてすべてのピースが揃ったときに、日本企業が持つ強さと欧米流の効率的なグローバル人事の両方の優れた点を融合した、
日本発の「世界最強人事」と呼べるものが見えてくるかもしれない──。
未来に続くそんな道を見つめながら、私はインタビューを開始しました。

クライアントインタビュー
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