税理士が「クリニックのM&A」というニッチな領域で勝負を仕掛けた! 書籍出版効果で講演・執筆依頼が続々と | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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書籍出版効果で
講演・執筆依頼が続々

士業集客・採用本

岡本雄三税理士事務所

岡本雄三 氏

岡本雄三税理士事務所代表。株式会社MARKコンサルタンツ代表取締役。1998年、岡本雄三税理士事務所開設。個人医院の開業、医療法人の設立、税務など、医業コンサルティング業務のほか、一般法人の税務、事業承継、M&A支援、資産税にかかわるコンサルティング業務を手掛ける。

1. 「クリニックのM&A」と「事業承継」のノウハウを2冊同時出版!

岡本雄三税理士事務所は今年で創業22年です。元々医療機関のクライアントが60%を占め、税務会計に加え、開業・法人化から事業承継・閉院までのコンサルテーションを主たる事業としています。

長年の経験を積んできたことで、「私どものノウハウをまとめたコンテンツが役立ち、ビジネスとして成り立つのでは」と思い、『開業医のためのクリニックM&A』と『後継ぎがいない会社を圧倒的な高値で売る方法 』を出版しました。

出版した当時、特にクリニックのM&Aはブルーオーシャンだったので、時代を先駆けた書籍となりました。発売直後に書店で見かけたということで遠方より相談者がいらしたり、メディアでの連載記事執筆や講演会依頼につながったりなど、良い反響を得られました。

書店に本が並び、世の中に発信されるということは大きな意味があります。書籍として形になれば、インターネットでは伝わらない、事業の価値観までも共有してくださる方が増えます。読んでくださった方々からは、「10年後の事業承継まで、バイブルとして大事に残したい」との声が多数届いています。

2. ブルーオーシャンだったからこそ、正しい情報をしっかり届けたかった

医療経営者向けに、厳しさを増すクリニック経営の現状をデータで示していただきました。困っている方はいるものの、まだ「クリニックM&A」が知られていない状況だったため、正しい情報をしっかりと掲載しました。そうすることで、この本を読んだ読者は先生のことを信頼してくれます、と編集者さんにご提案いただきました。

▲新書で2冊同時に出版。2冊出版することで、書店で並べて置いていただくことを狙った。3冊目は家族経営をしている企業向けに特化した事業承継だったので、重厚感のあるデザインに。
▲「開業医の医師としての苦悩」のアンケートデータを掲載するなど、市場調査を踏まえたデータを活用することで、より説得力のある内容に。

3. 出版後すぐに遠方より相談、媒体連載、講演会へとつながった

書籍を出版した当初から反響は大きなものでした。私どもの基板は愛知県ですが、「書店で見ました」「こういうのを待っていました」と、仙台や神戸などわざわざ遠方から相談者が来られたのです。『開業医のためのクリニックM&A』の出版は2015年です。当時は「クリニックのM&A」が珍しい事例だったのでしょう。

本来、医業のM&Aは行政法規が絡むため高度な専門知識が必要となり、参入しにくいものです。そのため、クリニックのM&Aはこれまで誰も手を出せなかった領域でした。私どもが書籍でそこにアプローチできたというのは大きなブランディングになりました。

出版直後から反響を得ることができ、その後3年ほどは毎月のようにお問い合わせのお電話をいただきました。これは以前の私どもの状況ではあり得ないことです。潜在的ニーズがこんなにあったのかと驚くとともに、書籍効果の持続性も改めて実感することができました。

最初の出版から今年で5年たちますが、お問い合わせをくださった方たちとは今も関係があり、中にはお問い合わせから1年以上経過した現在商談を行っているところもあります。というのも、私どもの事業承継という仕事は長いスパンをかける必要があるので、途中で別のご相談を承るなど、仕事をどんどん広げることが可能だからです。

また、出版後の好反響の例として、顕著に数を伸ばしたのは講演会の依頼です。これまでもクリニックの事業承継についてのセミナーは定期的に開催していましたが、書籍を読まれた業界関係者や医師会などから、「ぜひ書籍の内容を講演にして欲しい」とのオファーが増加したのです。税理士が書く書籍はどちらかというとテクニカルなものが多い中、私どもが出版した2冊はメンタル的要素を強くしたのが喜ばれたようです。

さらに、出版後にメディカル系の媒体のWEBコンテンツにて、書籍の内容をテーマに1年間連載を持ちました。執筆した記事に反響があり、2つの大学の同窓会から講演のオファーをいただきました。その出会いがきっかけで、事業承継のコンサルタントとしてアプローチすることができました。

▲医療経営者や後継ぎを探す経営者向けに、富裕層やビジネスマンが訪れる書店中心に配本。

4. 出版を検討している企業へのメッセージ

私どもの書籍は、基本的にはセミナーのテキストとして活用することが多いです。以前は毎回パワーポイントで作成した資料をお渡ししていましたが、出版してからというもの、書籍を名刺代わりに渡せますので、お客様に私どもを改めて紹介する必要がありません。

「書籍を読んでおいていただけますか」と言うと、たいていの方が読んでくださいます。様々な媒体がある中で、インターネットは世界中の人に発信できるメリットがあります。一方で、ただザッと目を通しておしまい、といった側面も否めません。インターネットではブックマークはできますが、10年経って見返すことはまず考えられないでしょう。また、これまでセミナーでお渡ししていた資料も恐らく10年保管していただくことはないと思います。しかし、書籍はセミナー後も本棚に置いて、いざというときにのために大切に保管していただけます。この特性は書籍のほかにないのではないでしょうか。

セミナーで活用する以外では、銀行をはじめとしたビジネスパートナーにお配りしています。書籍をお渡しすることによって、我々の事業を深く理解していただけるからです。 私たちが得意としている仕事の内容がよくわかりますので、どういうお客様の紹介に適しているのか、また、いかに分業するかなど、ビジネスパートナーに事前にイメージをしていただくことが可能で、よいご紹介を増やすのにも有効だと思います。

出版後、読者の方から「書籍を読みました」といきなり電話を頂戴し、書籍を握りしめてご相談にいらっしゃっることがあります。自身の書籍が読者を動かせたのだと、感慨深く思っています。

編集者の視点

●厳しさを増すクリニック経営の現状を踏まえ、新たな選択肢として「M&A」という方法を示した。

●M&Aによってハッピーリタイアをした開業医たちの事例も紹介することで、そのメリットを強く訴求。

開業医のためのクリニックM&A

岡本 雄三

岡本雄三税理士事務所

患者にとっても、新規開業を目指す医師にとっても、大きなメリットがある手法が、クリニックの営業権を売却し引退するというクリニックのM&Aである。

本書では、引退を考える医師に向けて、クリニック売却の基礎知識から、売却後にも地域に貢献するクリニックにするためのノウハウを紹介する。

後継ぎがいない会社を圧倒的な高値で売る方法

岡本 雄三

岡本雄三税理士事務所

後継者がいない、あるいは後継者がいても継がせたくない。そう悩む中小企業経営者が増えている。しかし、廃業となれば経営者自身の連帯保証の問題、従業員の生活の保障、取引先への影響などもあり、なかなか踏み切れない。そんな悩みを解消する事業継承の手法としてM&Aという選択肢がある。
M&Aといえば、敵対的M&Aのイメージが強く、二の足を踏む経営者も多いが、売る側、買う側双方にメリットがあり、自分の事業を残し、ハッピーリタイヤするための有力な手法である。本書ではM&Aの手法をわかりやすく解説する。

ファミリービジネス 円満承継バイブル

岡本 雄三

岡本雄三税理士事務所

ファミリービジネスにおける承継の成功法則とは?20年間で100件の円満承継を実現させ、顧客の事業を大きく発展させてきた税理士兼経営者が事例を交えて詳しく解説。


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