事例
既存客からの信頼性を獲得!自社サービス内容の再構築にも効果!
会社員時代から漠然と出版に対する思いはありました。
今回の出版については広告宣伝としての位置付けもあったのですが、既存のお客様がなぜ不動産を買ったのか、なぜ海外投資をしたのか、お客様自身が振り返り、納得する為のツールが欲しかったことが制作のきっかけです。
特に、お客様のご家族の中には反対される方もいらっしゃって、ご家族の方々にも体系立ててご理解して頂くためのツールとして書籍出版を検討しました。
結果的に、読んでいただいた既存客には、よい復習ができたとおっしゃって頂けました。
出版後の効果
書籍制作は、自社サービスを体系化したうえで全体像を把握する絶好の機会になったと思っています。
私たちは単純に保険や不動産を売っているのではなく、なぜ不動産が必要なのかという教育まで行っており、そこに自社の強みがあることを再認識できました。
また、出版と同時に、以前は提案書の中だけに留まっていた理論を組み直し、ホームページやパンフレットにも反映をさせた他、その理論をベースとした私達の提案サービス「ハイブリッド・プランニング」を、特許庁に商標登録申請を致しました。
ライフプランニングを事業とする会社のサービス体系は、ほとんどがケースバイケースであるため、しっかりと体系化されることは稀だと思います。書籍制作をきっかけに体系だてたこの理論の商標が取れれば、自分達が行っているコンサルティングをさらに多くの新規顧客、既存客に周知するきっかけとなると思っています。
出版を検討している企業へのメッセージ
自身のビジネスをまとめ、伝える媒体として書籍は最適だと思います。結果としての定量的な効果ももちろんですが、私たちの場合だと、自社の強みが明確になったことで営業スタイルが変わり、お客様の信頼度が上がるという定性的な効果を実感できています。
また、本を書いて名前を載せるとなると、仕事に対する姿勢も変わります。情報過多の現代においては断片的に情報が入るWebと、一貫性があって、体系的に学ぶことができる書籍という媒体では明らかに情報の信頼度に差があります。知識が財産と言われる時代においては、情報という価値を提供していくことは重要です。
正直、書いている最中は社会貢献になるなんて大きな思いは全くなかったのですが、もし仮にこの書籍を読んだ方が読んだことをきっかけに、保険に入ったり投資をすることによって将来なにか役に立ったと思うのであれば、それだけで出版した価値はあったのかなと思っています。