発達障害は才能に変えられる!
生きづらさを抱えるあなたに読んでほしい。
自分には生きている価値がない――そんな悩みを抱える人たちへ。
発達障害は一見して「障害」とは分かりにくく、
周囲の理解を得づらいため、生きづらさを抱えてしまうのです。
発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった著者が、
障害を才能に変え、自分の居場所を見つけるためのヒントを教えます。
社長の想いに共感の声が続々
優秀な人材確保に成功
株式会社ネットアーツ/株式会社ココトモファーム 代表取締役。自分の居場所を見つけられず転職を繰り返すも、自身の特性が特技になることに気づき2001年にITシステム開発会社“株式会社ネットアーツ”を創業。ITと障害者支援の自社ノウハウを活かし、2019年農福連携のための“株式会社ココトモファーム”を設立。「ココでトモだちになろう」をテーマに人と人がつながる農業を実践。
INDEX
2019年当時、農業×福祉×ITの連携により障がい者が社会参加できる6次産業のモデルとしてココトモファームという会社を立ち上げました。多様性のある社会の実現に向けて、「ココでトモだちになろう」をテーマに、人と人がつながる農業ビジネスを行っています。生産・加工・販売の一本化を進めることで、地域資源を最大限に活かし、地域と共に成長・地域活性化を目指す。そのような私たちの事業をより多くの人に知ってもらいたいと考え
そんな時、幻冬舎さんから出版のお話をいただきました。打合わせを重ねる中で、幻冬舎さんのブランド力や実績、
当初は事業内容を中心に紹介する書籍を考えていました。そこで、立ち上げの頃に作成したプレゼンテーション資料を渡し、この内容を書籍化してほしいと幻冬舎さんに依頼しました。しかし編集の方から、「より読者の共感を得るものにするために、社長自身にフォーカスした内容にしましょう」という提案を受けたのです。
想定していたイメージとは全く異なる方向性の提案に驚き、私は反対しました。自分自身のことを語る書籍で、ココトモファームの認知度向上につながるわけがないと感じたからです。書籍の方向性を決定するまでには何ヶ月もの期間を要しました。編集の方とは何度も意見をぶつけ合いましたが、あきらめずに熱心に提案をしてくださり、最終的には「読者の共感」という点に納得し、合意しました。
ココトモファームをテーマにするのではなく、会社設立前の話、つまり私の半生と「なぜこの事業を始めたのか」ということを語る自叙伝へと大きく方向転換することになったのです。
「ココトモファームの取り組みについて深く理解してもらうためには、齋藤社長の生き様や考え方を発信する必要があります。事業内容だけではなく、創業に至った背景や障がい者雇用に対する想いを知ってはじめて、読者はこの取り組みに共感してくれるのです。」という言葉が強く印象に残っています。
今となっては、この方向転換によって大きな成功を成し遂げられたと実感しています。
想像を超えた効果がありました。
ココトモファームを知ってもらうために、以前より自社開催で講演活動を行ってきましたが、出版後は各所から多くの依頼をいただけるようになりました。その数は、半年間で20~30件にものぼります。中には参加者が100名を超えるものもあり、以前とは比べ物にならない勢いで認知が広がっていくのを実感しています。
中でも驚いたのは、教育機関からの依頼が多かったことです。福祉関連団体からの反響はある程度予想していたのですが、発達障害のお子さんとの関わり方に悩んでいる教育者が多いというのは新しい発見でしたね。とある小学校では、農福連携についての授業を9回にわたり実施し、中学・高校では多様性社会における生き方を生徒に伝えました。私たちの事業を知ってもらうだけではなく、発達障害への理解促進にも貢献できていることに喜びを感じています。
テレビや新聞、雑誌などのメディア取材も急増しました。地元のテレビ局では密着取材で特集を組んでくださり、今後のココトモファームの動きも追跡してくださるそうです。
複数の企業から事業提携についての問い合わせがあり、行政からは「政策の参考にしたい」という声もいただきました。
何より嬉しかったのは、私の想いやココトモファームの取り組みに共感する優秀な人材を獲得できたことです。大手企業出身者など、これまで出会う機会がなかった層の人材が当社を選び、入社してくれました。単に求人案内を出しただけでは、立ち上げて間もないココトモファームを選んでもらうことは不可能だったでしょう。
自分自身の半生を語ることでここまで大きな反響があるとは、正直全く想像していませんでした。
今は、書籍がもつ「共感を生む力」にとても感動しています。
自身の事業に対して強い想いを持っている経営者にお勧めしたいです。想いを伝えるといった点で、書籍は最高の媒体だと思います。
また、やり取りの窓口となる営業担当の方が信頼に値するかということも重要です。営業担当の方が私を理解してくださり、相性の良い編集者を決めてくださったため、出版で成功することができたと考えています。
私の場合、「自叙伝=武勇伝」のイメージを持っている社員から猛反対を受けていましたが、出版後には「社長を深く知ることができて良かった」と言ってもらえました。社員の考えを変えることができたのは、プロの編集者と一緒に、 「どうしたら伝わるのか。どのように伝えていくのか。」 と常に読者目線での制作を意識できたからだと思います。
自社のホームページで発信をしたとしても、ここまで効果はなかったはずです。書籍だからこそ得られた利益は、ココトモファームの成長に繋がっています。
●同社のブランディング効果を狙い、あえて著者に光を当てた企画に変更。代表自身の半生を中心に綴り「発達障害は才能に変えられる」という気づきを与える書籍に仕上げた。
●農福連携の取り組みについても書籍内でしっかり触れることで、同社の取り組みの理解促進を図った。
発達障害でIT社長の僕
発達障害は才能に変えられる!
生きづらさを抱えるあなたに読んでほしい。
自分には生きている価値がない――そんな悩みを抱える人たちへ。
発達障害は一見して「障害」とは分かりにくく、
周囲の理解を得づらいため、生きづらさを抱えてしまうのです。
発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった著者が、
障害を才能に変え、自分の居場所を見つけるためのヒントを教えます。