売り手市場である昨今の採用市場において、知名度に劣る中小企業は苦戦を強いられています。
現在主流である、たくさんの応募者から人材を選ぶといった方法で優秀な人材を獲得できるのは大手企業だけです。
多くの企業は、応募者を集めるために多額の資金を投資するも、思うような結果を得ることができていません。
広告代理店のCMプランナー/コピーライターとしてキャリアをスタートし、
その後採用関連の仕事で1000社以上と関わってきた著者は、
どんな小さい会社でもほしい人材を獲得できる可能性がぐんと高まる「採用ブランディング」という新たな方法にたどり着きました。
「採用ブランディング」とは、ブランド構築の考え方を採用市場において応用したものです。
連動性のある施策を通して自社の魅力を伝えつつ、求める人材像に最適なアプローチを行うことで、
コストを抑え、より効率的な採用活動を実現するという考え方です。
採用ブランディングを実施することで、入社へのプライオリティを高めるだけでなく、定着率を高める効果も期待できます。
本書では、これまでの画一的な採用手法とは異なる「採用ブランディング」について、
概念から方法論まで余すところなく解説していきます。