理念の浸透を社内外で実感! 鍼灸・整骨業界を目指す人へのバイブルに。 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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理念の浸透を社内外で実感!
鍼灸・整骨業界を
目指す人へのバイブルに。

サービス集客・採用本

株式会社NOMOKOTSU

野本 一也氏

鍼灸専門の短期大学を卒業後、大阪の鍼灸整骨院で9年間、中医鍼灸を学ぶ。分院の院長などを務めたあと、「患者さんの健康寿命を100歳まで伸ばす」を掲げ独立。2003年に野本鍼灸整骨院を開業、2015年に株式会社NOMOKOTSUを設立する。創業以来、患者の心身をともに癒すことをミッションとし、痛みや病のない人生を送れるようにすることを目指している。自社についても、施術家が誇りとやりがいをもって働ける会社とするべく、奮闘中。

1.社員にストレートに自分の考えを伝えたい!教科書代わりの1冊として出版を決意

私は整骨院・鍼灸院を全国に展開しているNOMOKOTSUグループを運営しています。施術者全員が国家資格保有者のため、根本的な部分から施術できることが強みです。「2025年までに鍼灸整骨院を50院開業し、患者さんの健康寿命を100歳まで伸ばし人生を豊かなものとする。同時に日本の医療費削減に貢献します。」という理念を掲げ、日々活動しています。

専門力を高めることももちろん大切ですが、いくら高い治療力があっても、治したいという気持ちがなければ患者さんのことは救えないと思っています。

患者さんの心身を健全にするとともに、社員の心を高めるよう努力し続けています。

 

そのため、社員教育や採用活動には力を入れてきています。しかし、代表である私は、末端の社員たちに自分の考えや理念をしっかりと伝える場というのが正直あまりありませんでした。さらに、中間管理職が私と社員の間に挟まるため、自分の意図とは別の要素が含まれてしまい、全社に向けて気持ちをストレートに伝えていくのは難しいものです。そこで、これまで多くの患者に向き合ってきた経験やそこから学んだことを、社員及びこれから鍼灸・整骨業界を目指す人々にしっかりと伝えていく教科書代わりの1冊が欲しいと思い、書籍出版を決意しました。

今時の若い人たちは書籍をあまり読むことはないのではないかという懸念もありましたが、自分の引き出しは多い方が良いと思い、コミュニケーションをとるための手段として、様々な媒体の中から書籍を通じて自分の考えを伝えることにしたのです。

幻冬舎での出版を決意した理由は、営業担当の方の印象が良かったこと、ブランドとして名の知れている出版社であり、信頼感があったことが決め手です。

競合他社も書籍出版を行っている企業はありますが、その多くがよく知らない出版社から出しています。ただ書籍を出版するのでなく、信頼感のある出版社から出版をすること、自己満足の一方通行な書籍ではなく、自分の考えや想いを読者に読んでもらい伝わるものにするということが重要だと思いました。

幻冬舎は、ベストセラー、ミリオンセラーを多数輩出しており、ネームバリューもあり信頼できると感じていました。

2.施術家にとって、キャリアの指針となる1冊になった。

鍼灸・整骨業界は、まだまだ腕一本で勝負するといった職人気質な人々が多い業界です。しかしその一方で、国家資格さえ取っておけばずっと安泰で働くことができるという考えを持った若い人たちも多いのが現状です。国家資格をとってからが、施術家としての勝負が始まるといえるのですが、「資格を取れば安泰」といった考えを持つ人が多いことに関してはこれまでも危機感を抱いていました。3年も治療院で働いていれば、必然的に技術力はアップしていきます。しかしその3年間で売上の伸びなどに差がつき、左右されていくのは、やはり自分の心の持ちようや働くうえでの考え方が要因です。技術だけではなく、そうした気持ちの面や考え方の部分が大事だということをしっかりと発信していきたいと思っていました。
さらに、私の考えを従業員に対して発信したかったのはもちろんですが、その家族にも業界や職業のことを理解してほしかったという思いもありました。というのも、鍼灸・整骨業界はあくまでもサービス業。そのため拘束時間が朝から晩までと長かったり、不定期な出勤などもあったりします。施術家として働くうえで、家族や周囲からの職業に対する理解がないと、せっかく大金を払って国家資格を取得したにも関わらず、思うように働くことができず結局資格を無駄にするという人も多いのです。そうした状況は非常にもったいないので、同業界を目指す人々だけでなく保護者や家族にも読んでもらいたいと思っていました。

そうした私の出版の目的や考えを、編集者やライターがしっかりと汲んでくれました。そのため制作はスムーズに進み、楽しく行うことができました。「鍼灸・整骨業界を目指すキミへ」というタイトル及び企画についても、こちらの意図を的確にとらえたうえで良いものに昇華してもらったと感じています。
今思うと、企画に関する打ち合わせで編集者・ライターとうまくすり合わせられたため、安心して制作することができたのだと思います。構成案を提案いただいた際には、目次を見ただけで感動しました。私は即断即決するタイプなので、それを見てすぐに取材に移ってもらいました。取材中もとても楽しかったですね。幻冬舎を信頼していましたし、構成の時点で良い出来だと思ったので、原稿などについては修正や確認なども特段せずに進めていきました。

▲鍼灸・整骨業界において、治療院が飽和している現状に対し、施術家として生きるうえでしっかりとしたキャリア形成が必要なことを訴求。さらに「鍼灸・整骨業界を目指すキミへ」というストレートなタイトル付けで狙うべきターゲットを明確にした。
▲当初の狙い通り、医療関連、健康関連の書棚にて配本。関心の高いターゲットに届くよう配本。

3.10名以上の採用に成功!ステークホルダーに考えが伝わり信頼性がアップ。理念の浸透を社内外で実感

出版後は、採用に関して特に効果を感じています。

書籍経由で柔道整復師十数人の採用に繋がりました。出版後は社員の採用人数が格段に上がっています。

出版の効果もあり、採用人数は同業界のベスト30には入っています。60名ほどの応募者の中で、来期では30名ほど採用する予定です。

再来年に関してはさらに多く、80名以上は採用できる見通しです。そうなると同業界でのトップ10に入ることができます。

内定者には全員配布しているのですが、鍼灸・整骨業界のことだけではなくて、私が大切に考えていることや理念をしっかりと理解していただけていると思います。また内定者の保護者の中にも本書を読んでくれる人が多いようで、「会社や野本社長への信頼度が上がり、安心して任せることができる」といった声もありました。出版の目的のひとつでもありましたが、家族や保護者などの周囲から職業や業界、会社への理解を深めていただけていると思います。

また、就職フェアでは、「書籍を読み興味が出た」「社長の本を読んで話を聞きたいと思った」というような学生が多く驚いています。他社とも差別化することができ、少しずつ認知が広がっているような感じがします。採用担当者が専門学校で書籍配布を行ってくれたので、そうした活動も布石として機能しています。

採用人数が多くなり企業として規模が拡大するなかで、書籍をより一層活用し、代表としての私の想いや理念を伝えていくことが今よりさらに重要になっていくはずです。今後も引き続き書籍の配布を行い、理念の浸透に力を入れていきたいと思います。さらに今後は中間層及び社員に対する社内研修・勉強会に注力していき、業界のことをイチから教えようと思っています。部下の期待に応えることができるようにリーダーシップ研修を行い、より強固な組織づくりを行っていく予定です。

社内向けでいうと、全社員に書籍の配布を行いました。普段あまりコミュニケーションをとる機会がない2~3年目の社員たちから「代表の考えを知ることができて良かった」という感想を寄せられたことが印象的でした。書籍で書いた内容が響いたのか、女性の若手社員たちは特にモチベーション高く働いてくれており、嬉しい限りです。

その他では、私の母校にも書籍を持っていくと、予想以上に喜んでいただけました。友人からも連絡があり、書店で私の書籍が売っているのを見てとても驚いたそうです。さらに業界関係なく書籍を読んだという声がかかり、幻冬舎の出版の威力を感じました。有名な幻冬舎から出版しているという事実で企業ブランディングが強化されたことで、企業認知を向上できたのだと思います。

日頃から言っていることですが、昔のような「資格をとれば安泰」という時代は過ぎ去り、いまは専門外でのスキルや仕事に対する考え方を変えていく必要があると考えています。そうした考えや想いを、業界の現状や課題点などからの部分からしっかりと読者が受け取りやすいように順序立ててまとめてくれた結果、満足のいく効果と使い勝手の良さにつながっているのだと思います。

4.企業出版を検討している経営者へのメッセージ

企業出版を行ったことによる効果ももちろんですが、思考や経験、学びをまとめるといった制作プロセスの部分でも出版してよかったです。
伝えたいことがたくさんありすぎて、それらを一気に社員に伝えてしまったことで反感を買ってしまうなどの経験は、多くの経営者があるのではないかと思います。
しかし制作過程で順序立ててまとめていくことができるので、自分の考えが整理され視野が広がります。さらにその整理されたものを、ロジックに基づいてターゲットにしっかりと伝わるようにしていただけることは、資産として非常に価値あるものになるはずです。

編集者の視点

●鍼灸・整骨業界を目指す人々にとって、これからの施術家として生き残り成功する戦略を解説。治療院選びの方法から施術家としての心構えまで描いた。

●長年施術家、そして経営者として患者と社員に向き合ってきた著者の経験を1冊に落とし込み、両方の視点からこれからの施術家として目指すべき姿を明らかにした。

鍼灸・整骨業界を目指すキミへ

野本 一也

株式会社NOMOKOTSU

最強の施術家への道
一代で14の鍼灸整骨院を開院した著者が語る、鍼灸・整骨師のキャリア形成に必要なこと

鍼灸院、整骨院、マッサージ院などの治療院が全国各地でしのぎを削っているなかに
これから身を投じることになる新人施術家は、
どのように力を磨き、キャリアを積んでいけばいいのか。
資格を取り、できるだけいい治療院に就職さえすれば一生安泰なのかといわれれば、
残念ながらそう甘くはありません……。
(「はじめに」より一部抜粋)

開業した個人治療院の約8割は3年以内に廃業するといわれており、
鍼灸師や柔道整復師のなかには廃業のリスクを抱えて独立を目指すのではなく、
優良企業に長期間勤めたい――そんな安定志向を持つ人が多くなっています。
そのような状況のなか、慢性的な人材不足により業界内の人材獲得競争は熾烈を極め、
有資格の新卒者は「空前の売り手市場」となっています。
しかし、かといって安易に就職先を選んでしまうと施術家としてのキャリア構築を
失敗しかねません。
これから身を投じることになる新人施術家はどのように力を磨き、
キャリアを積んでいけばいいのかが重要になっています。
著者が代表を務める治療院では14の鍼灸整骨院を展開し、年間19万人もの施術を
行っています。
そこで本書では著者の施術家としての経験、そしてマネジメントの経験から、
どんな時代になってもどの場所でも必要とされる「最強の施術家」になるための
スキルや心構え、また目指すべきキャリア像を提示します。
それらを満たすために、就職にあたってはどういった治療院を選べばいいか、
時代に合わせて業界でどのようにキャリアを重ねていくのが理想的なのかも
具体的に解説していきます。

【目次】
はじめに

第1章 「手に職」だけで一生安泰は難しい
鍼灸・整骨業界就職のリアル
その数、コンビニの約2倍! 飽和した治療院
レッドオーシャンで進む寡占、個人治療院が苦境に……
腕が良ければ患者が来る時代は終わった
国家資格を取っても、安泰ではない
高まる独立リスクで、変化するキャリアプラン
個人にも求められるマネジメント力
変化に対応できる治療院が生き残る
施術から予防へのシフトが、今後の成長の鍵

第2章 長く働ける治療院選びの3つの基準――
就職先としてベストな治療院とは?
「天下を獲る治療院」を選べるか
仕事とは、何のためにあるのか
人の役に立った結果が、給料
仕事の報酬にはやりがいも大切
仕事は人生の重要な一部である
自分が将来どうありたいかを整理する
「選んではいけない治療院」の3つの特徴
長く働ける治療院選びの3つの基準
グループ系治療院のメリットとは
新人の教育プログラムが充実しているか
技術の土台となるのは心の成長
治療院以外の進路を知る
病院は本当に「いいことずくめ」の職場なのか

第3章 将来転職することになっても通用する、
知識、技術、接遇の3つの力
施術家に求められる、心構え
結果は「考え方×熱意×能力」で決まる
施術家として成長するための6カ条を心に刻む
「患者の十戒」を頭に入れておく
患者に不快感を与えないのが第一歩
患者の「4つのニーズ」を理解する
知識、技術、接遇の「3つの力」を育てる
施術家として求められる態度を取る

第4章 独立よりも組織のなかでマネージャーや分院長を目指す――
鍼灸・整骨業界でのキャリア形成
キャリア制度が整っている職場を探す
ダブル免許は、果たして必要か
スペシャリストか、マネジメントか
分院長を目指すのに必要なSTEPとは
リーダーに求められる心構えとは
組織で求められるリーダーシップとは何か
組織の価値を示す「7つのS」
組織運営で求められる力とは

第5章 仕事もプライベートも充実させられる職場で働くことで、
幸せな人生をつかむ
人生まで施術するのが、最強の施術家
仕事もプライベートも充実させている施術家たち

おわりに


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