患者数は15年で30倍!
コロナ禍でも患者が絶えない人気歯科医院はいかにして生まれたのか?
歯科業界の経営競争が激しさを増しています。
人々の口腔リテラシーが向上したことで、かつて治療の中心だった虫歯の数が年々減少し、患者数もまた大きく減少。
一方で、歯科医院の数は増加傾向にあります。患者の獲得に苦戦し、経営難に陥る医院も少なくありません。
そうした時代の変化に合わせて注目されているのが「予防歯科」です。
虫歯になる前に定期的な歯のメンテナンスを行うことで、末永く歯の健康を保とうと考える人は増えてきており、また健診やスケーリングで定期的な通院が見込める予防歯科は、医院の経営安定にも貢献します。
しかし、予防歯科を重視してそれに投資し、収益の柱としようという動きはまだまだ多くありません。
そこで本書では、予防歯科の重要性と将来性にいち早く着目し、埼玉県で1日300人もの患者が訪れるクリニックをつくり上げた上村英之医師が、予防歯科を中心とした新時代の歯科医院経営のノウハウを明らかにします。
これからの時代の歯科医院経営に欠かせない、実践的な情報の詰まった一冊です。
——————–目次——————–
はじめに
第1章 「治療だけ」では生き残れない 歯科業界のビジネスモデルの限界
第2章 「四方良し」で誰もが幸せに 歯科医院が「予防歯科」に力を入れるべき理由
第3章 「患者教育」と「スタッフ育成」がポイント 予防歯科導入のためのノウハウ
第4章 キーワードは「楽しく通える」 予防歯科で患者が集まる病院のつくり方
第5章 歯科医院は、予防歯科で社会の未来を変えられる
おわりに