心不全に関する正しい知識をわかりやすく発信!40年間の知見を書籍化し患者に光明を差し込む1冊に。 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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心不全に関する正しい知識を
わかりやすく発信!
40年間の知見を書籍化し、
患者に光明を差し込む1冊に

医療・歯科医療

社会医療法人北海道循環器病院

大堀 克己氏

社会医療法人北海道循環器病院理事長。日本胸部外科学会指導医、日本外科学会認定医、日本医師会認定産業医。1968年、札幌医科大学胸部外科に所属して以来、今日まで一貫して心臓血管系と呼吸器の疾患に対する外科療法に携わり、現在はドイツのハンブルク心臓リハビリテーション協会と連携しつつ心臓リハビリテーションに取り組んでいる。

1.心不全と診断されても諦めてほしくない。正しい情報発信を行うため、出版を決意!

私は、札幌医科大学胸部外科(現第二外科)に所属し札幌医科大学第二外科臨床教授を経て、今日まで一貫して心臓血管系と呼吸器の疾患に対する外科療法に専門的に携わってきました。そして1981年の開院以来40年間、一貫して低侵襲の医療を心懸けてまいりました。
高齢社会が進む中で、患者が抱える肝臓、腎臓などの重要臓器に関わる疾患では、潜在的な機能低下があるため、侵襲に対する抵抗力は脆弱になっており、低侵襲の治療を行うために、最先端の知識と技術が必要になります。加えて、社会の高齢化に伴って注目されてきたのが心不全患者の増加とその重症化です。心不全とは「心臓の働きが不十分となって体に異常が起き、だんだん悪くなって生命を縮める病気」のことを指し、動悸や息切れ、むくみが生じやすくなる病気です。心不全は一度発症すると完治することはなく、さらに心不全と判断された人の5年後の生存率はがん患者より低く、50%以下とされています。
しかし、心不全についてはまだまだ知られていないことも多いのが現状です。病院をたらいまわしにされてしまうことも多く、患者に正しい情報をわかりやすく一般向けに発信していく必要があると感じていました。さらに、心不全は「助からない病気」ではありません。継続した適切な治療や生活習慣の改善を行うことで、かなりの確率で症状の悪化に歯止めをかけることが可能です。心不全と診断されたからといって、諦める必要はない。心不全と共にポジティブに生きる方法はある。市民の方々にとってわかりやすく情報発信を行うことによって、健康な状態を保ち、少しでも住み慣れた環境で暮らしていただきたいと思い、開院から40周年を迎えるにあたって、私たちの理念である「医療を通して、同じ時代に生きる人々のお役に立つ」ことを実現したいと、この度書籍出版を決意しました。

2.患者やその家族の目線で制作を行った結果、誰が読んでも「わかりやすい」1冊に。

前述したように、「心不全」についてはまだまだ一般的に知られていないことも多いのですが、患者数は毎年増加している現状があります。
心不全に対する正しい情報と知見を発信していくことで、「人々が長く元気に生きていくことができるような書籍にしたい」「心不全と診断されても、諦めずに正しい治療と再発予防を行ってほしい」と考えていました。
そこで、「そもそも心不全とはどんな病気なのか」という基礎知識から、心不全になった場合の心不全の再発予防策など、わかりやすさを追求した書籍にするという提案をいただきました。「心不全」というテーマの書籍は、医師向けや看護師向けの専門的な書籍が多く、情報を求めている患者やその家族には正しい知識が伝わっていません。
心不全の現状から基礎知識、最新の治療法や心臓リハビリテーション、そして再発リスクを抑えるための実践的な生活習慣まで、患者が知りたい情報をまとめた一冊です。

ですから、書籍を制作するにあたって「患者の視点に立つ」ことが肝心です。これまでも講演を行ったり、記事の執筆、学会や論文などでの発表などの情報発信は行っていましたが、いつも悩まされるのが「患者や家族にどのようにわかりやすく伝えるか」ということでした。専門的かつ複雑な内容になってしまうことも多くあり、患者向けにかみ砕いて説明することや、言い回しを工夫することには難しさを感じていました。一方で、わかりやすさを追求すると、本来の医学的な言葉から少し意味がずれてしまうのではないかという懸念はありました。しかし私たちの最終的な目的は心不全についての情報を広めることです。表現の着地点を見出すことに苦労しましたが、最終的にわかりやすくまとめてもらうことができました。というのも、今回原稿を作成する際に、ライターや編集が今回のテーマに必要な文献や知識をインプットした状態で取材に臨んでくれたから実現できたのだと思います。

分かりやすさという点では、章立てもポイントになっています。心不全という病気の実態を知っていただくために、まずは心不全の基礎知識について記しました。心不全についての基礎を理解した後は、自分の重症度を知ることがまず治療への第一歩です。理解を深めたうえで、自分に適した治療と生活習慣の改善を行うことができるよう、食事や睡眠、運動といった観点での治療法を紹介し、患者やその家族がすぐに実践しやすい構成にしていただきました。

このように、制作過程では「私たちが伝えたいこと」を「読者が知りたい情報」に変換してくれたと思います。だからこそ、出版後は非常に読みやすいというような声をたくさんいただきました。また、当院は「医療を通して、同じ時代に生きる人々のお役に立つ」ことを経営理念として掲げています。出版を行うにあたり、「患者のために貢献する」「伴走していく」という私たちの想いが幻冬舎に伝わり、それを書籍に落とし込んでもらえた。そして最終的に読者にもそれが伝わったのではないかと思っています。

▲『心不全と診断されたら最初に読む本』というタイトルにすることによって、書籍のターゲットを明確に絞り込んだ。心不全の患者、その家族がまず手にとる1冊として打ち出した。

3.1人でも多くの心不全に悩んでいる患者へ届くように書店に流通させた。

当院の拠点となる北海道と、東京、大阪、名古屋の書店に重点的に配本を行いました。
多くの方に心不全について正しい情報発信を行いたかったので、全国の書店の土地柄や顧客層などを分析してもらい、患者やその家族の手にわたるようなプロモーション・流通戦略を立てていただきました。
特に札幌の書店に関しては、ポスターやポップを作成していただき、書店に訪れた人々の目を引くような施策を行いました。
その結果、心不全の問題に直面し始めた50代以上の男女に多く手にとっていただいております。
読者の手に届かないと意味がないと考えておりましたので、本を作って終わりではなく、多くの人に届ける施策を打ち出していただいたことに満足しています。

▲読売新聞、北海道新聞にて新聞広告を掲載。また、札幌の書店を中心にポップやポスターを設置し、ターゲットとのタッチポイントを創出した。

4.患者向けにわかりやすさを追求したことで反響多数!心不全についての「教科書」として、様々なシーンで正しい情報発信を実現。

出版後は、お手紙とお電話を多数いただきました。非常に嬉しかったです。友人や知人、読者から「わかりやすく心不全について理解することができた」という声をたくさんいただきました。
前述したように、ライターや編集が非常に話をよく聞いてくれたからいただいた反響ですね。また、ある心不全を患っている方が本書を読んでくださり、「大堀理事長に診察してもらいたい」ということで来院いただきました。本書がしっかりと患者の手に渡っていることを実感し、嬉しかったです。
また、当院の職員全員に書籍を配布し、心不全について学ぶためのツールとして活用しています。それだけではなく、できる限り一般の方に読んでいただきたいと思っているので、当院の売店でも販売いたしました。患者やその家族が購入してくださっており、売り切れたため現在は追加で配本を行っています。
さらに、予想外の反響もありました。訪問看護や在宅医療を行っている事業所の方々も心不全の患者に接する機会があるので、本書をお配りしました。在宅医療の方々からは非常に勉強になったと言う声をいただきました。とある事業書の方は職員用に本を買ってくださって、教科書のように活用くださっているそうです。書店の参考書コーナーなどに売っている専門的な書籍ではなく、一般の患者、家族目線で心不全について書かれた本書は、専門的な医療知識がそこまで詳しくない訪問看護の担当者の方などにとっては参考になる部分も多かったのではないかと思います。別の事業所の方は、本書を事業所内で回し読みをして、心不全に対する理解や知識を深めてくださっているとのことです。このような反響が意外でしたが、本書をきっかけに心不全とその患者に対する理解の深まりを実感し、とても良かったと思います。
これまでもHPや市民公開講座や患者教育講座などを行ってきましたが、書籍はなによりじっくり読んでいただくことができる情報発信手段だと思います。書籍は一から十まで順序だてて説明することができるため、重いテーマである心不全という病気との向き合い方をしっかりと発信することができたと思います。非常に良い波及効果を感じることができました。

5.企業出版を検討されている医療機関へのメッセージ

書籍出版は初めての経験でしたが、幻冬舎の制作体制が完備されていたため、安心してプロジェクトを進めることができました。
また執筆能力の高さには驚かされました。心不全という特殊なテーマでしたが、病気のことから最先端の治療についてもしっかりと勉強して私たちに向き合ってくれたのでありがたかったです。
これから企業出版を検討している医療機関は、是非幻冬舎と一緒に出版プロジェクトを進めてみてはいかがでしょうか。

編集者の視点

●心不全のテーマにした書籍は専門的な内容が多い中で、心不全が起こるメカニズムから症状ごとの最適な治療法、再発予防策までをわかりやすく記した。完治が不可能な病気ではあるが、正しく向き合うことで元気に長く生き抜くための方法を患者目線にこだわり制作した。

●心不全と診断された際に絶望してしまう患者が多い現状を変えるべく、患者に寄り添う実践的な再発防止策を重点的に記した。

心不全と診断されたら最初に読む本

大堀 克己

社会医療法人北海道循環器病院

心不全と診断されても諦めてはいけない!
“心疾患・心臓リハビリ”の専門医による治療・リハビリ・再発予防解説

心不全は助からない病気ではありません。
適切な治療を継続し、適度な運動をしたり、食事に気を付けたり、生活習慣を見直したりすれば、
いったん発症しても、かなりの確率で悪化のスピードを緩めることができます。
つまり、「適切に対処すれば、進行を緩め、その後のQOLを高めることができる」病気なのです。

心不全とは
「心臓の働きが不十分となって体に異常が起き、だんだん悪くなって生命を縮める病気」
のことを指します。
心臓のポンプ機能が低下することにより動悸や息切れ、むくみが生じやすくなり、
心筋梗塞や心臓弁膜症などの心臓病はもちろん、
高血圧の状態が続き心臓に負担がかかると心不全になってしまいます。
現在、心不全の患者が急激なスピードで増加しているなか治療法は絶えず進化しており、
適切な対策を施すことで進行を緩やかにできることが分かっています。
著者の勤める病院では心不全をはじめとする心臓病の患者に対し、
心臓リハビリテーションのさきがけとして先駆的な取り組みを多数行ってきました。
日常生活動作の自立や社会復帰を目標に一人ひとりのQOLが向上できるよう、
患者が自分にできることを楽しめるような工夫をしています。
一人で病気と向き合うのではなく、
さまざまな環境で仲間と一緒に健康を取り戻すプロセスを経ることで、
継続することができるのです。
本書では、心臓機能を維持するためのリハビリテーションや再発予防策について
解説するとともに、
治療を諦めることなく人生100年時代を生き抜くための心臓にまつわるさまざまな知識を
Q&Aとともに紹介しています。

【目次】
はじめに

第1章 増え続ける「心不全」――診断結果に諦めてはいけない
忍び寄る「心不全パンデミック」
「社会の高齢化」が心不全の患者を増やす
心疾患による死因のなかでも多い心不全
心不全は「心臓病」の終末 予兆に気づくことが最重要
こんな体の変化に気づいたら「心不全」かもしれない

第2章 「心不全」に負けないために、押さえておきたい基礎知識
心不全とは何か?
心臓のポンプ機能が低下するのが心不全
“サイレントキラー”の高血圧が心不全を引き起こす
心不全を引き起こすさまざまな原因
睡眠中にも心不全のリスクが潜んでいる
歯周病は歯の問題だけにあらず
心不全の問診から診断まで
心不全の症状
心不全の分類1「急性」「慢性」
増悪を起こす人、起こさない人の違いとは?
心不全の分類2「左心不全」「右心不全」
心不全の分類3「収縮機能が保たれた心不全」「収縮機能が低下した心不全」
心不全が腎臓病のリスクになる
うつと心不全の関係性

第3章 4つのステージに分かれる心不全
自分の心臓の状態を知ることが治療の第一歩
心不全には4つのステージがある
重症度による分類法
進行に合わせて治療と予防を考える
心臓のSOSに気づいたら
心不全を発症したら? いざというときの対応マニュアル

第4章 心不全を克服する最新の治療とリハビリテーション
心不全の治療法
急増しているヘフペフ(HFpEF)にようやく光が
薬物療法で改善が認められなければ機器による治療も検討
命を救うカテーテル治療と心臓移植
「心臓リハビリ」とは
心臓リハビリで死亡率が25%低下する
事例――先駆者ドイツに学んだ心臓リハビリ
時期に応じて心臓リハビリの目的と内容は変わる
(1)急性期の心臓リハビリは、「日常生活への復帰」が目標
(2)回復期の心臓リハビリで、「社会生活への復帰」を目指す
(3)維持期の心臓リハビリで、「心不全の再発」を予防する

第5章 心不全の再発リスクを抑えるための生活習慣
心不全治療の4つの柱
口腔ケアが心不全のリスクを下げる
ヒートショックや寒暖差にも要注意
ストレス対策
感染症を防ぐ
虚血性心疾患の再発を予防する
「怖い不整脈」「怖くない不整脈」とは?
心不全の緩和ケア
心不全と診断されたら「アドバンス・ケア・プランニング」

第6章 心臓を労り、強くすることで、
人生100年時代を健康に生き抜く
“心臓第一”で日常に復帰
心臓が健やかな人の生活習慣とは?
基本は「栄養」「運動」「休養」
心臓病をもっと知るためのQ&A

おわりに


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