第三者視点を取り入れ、新しい治療法の訴求に成功。治療に抵抗のある患者への説明ツールとして活躍! | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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治療に抵抗のある
患者への説明ツールに!

医療・歯科医療経営者本

医療法人かもめクリニック

金田浩 氏

医療法人かもめクリニック理事長。長時間透析研究会会長。 99%の医師が「食事制限と投薬」を勧めるなか、日本で唯一「食事制限なし、薬に頼らない」透析治療を行う。透析患者も、健常者と同じようにQOL(生活の質)の向上を求めることを提案している。

1. 新たな治療法を、医学書ではなく一般書で訴求する挑戦を選択

私が長年透析治療に従事してたどり着いたのは、これまでの常識を覆す“食事制限なし”“薬なし”、さらに今までの治療時間の倍である8時間をかけて行う“長時間透析治療”という、ほとんどの医師が挑戦を避ける治療法でした。
かねてからこの長時間透析について、もっと若い医師にも参加して欲しいと考えていました。しかし、この治療法はまだまだ知られていないことが多く、何のために長時間やるのか、医師の考え、病院の考えもばらばらです。
長時間透析を正しく広めるため、私はこれまで4冊の医学専門書を出版して情報発信をしてきましたが、期待していた効果はなく、同じ医師に向けた情報発信がいかに難しいか、痛感していました。

そこへ、医師に向けた情報発信が難しいのならば、まず病院に通う患者に向けて、分かり易い書籍を出版する方法があるではと提案を受けました。患者のため、そして、将来を担う若い医師のため、自分の思っていることを形にし、一石を投じる必要を感じており、今回の出版を決意しました。

2. 第三者視点を取り入れ、新しい治療法の訴求に成功。

今回の書籍は、第三者の視点を取り入れた点もポイントでした。医師から医師へ、医師から患者へ伝えたいことはたくさんありますが、直接医師から発信し、納得させることは簡単ではありません。何が絶対的に正しい、ということではなく、長時間透析の事実を第三者であるライターさんから客観的に訴求できたことは良かったと思っています。編集者さんの提案のおかげです。

▲患者の目に留まるよう意識し、新しい治療法だったため「希望」とタイトルに組み込んだ。
▲「私は今回、『長時間』『限定自由食』という常識破りの透析治療にチャレンジする医師や患者を取材するうちに、この治療法の奇跡を知ることになる。』(はじめにより抜粋) 今回の治療法は本人が伝えるよりも第三者が伝えた方が、読者の考えを変える力があると判断。取材したことをライターが率直に発信する形式で、読者の信頼を勝ち取ることを狙った。

3. 抵抗を感じていた患者の考えがガラッと変わった

まず嬉しかったことは、長時間透析に抵抗を感じていた患者が、今回の書籍を読み、「治療方針に納得ができた」と言ってくれたことです。難しい言葉ばかりを並べて背景を丁寧に説明することもなく、具体的なエビデンスを示すこともせず、上から目線で言う医者の言うことに、患者は納得しません。今回の書籍には、これまでの医学専門書では書くことのできなかった事実や、患者と若い医師への私の想いも含め、長時間透析への私の考えの全てを込めることができました。かつ、全体像をいかに分かりやすく伝えるかをポイントにしていましたので、「分かりやすかった」という反響を多くいただいていることに満足しています。

▲ターゲットである患者や若い医師の手に届くよう、同院近辺や大学近辺の書店に重点配本。

4. 出版を検討している企業へのメッセージ

医学専門書では伝えることのできない事実や医師の考えを患者に届けることは、とても重要なことだと考えています。

食事を摂って、長時間透析を行なうということは、まだ他の誰も言っていません。新しい理論は、何が正しく、何が間違っているのか、十分なデータから実証され、認められるまで、仮説と事実を積み重ねていくほかないのです。
長時間透析が根付くよう、今後これに続く書籍が世に出てくることを願っています。

編集者の視点

●第三者を著者にすることで、同院の取り組みを客観的に説明。

●患者さん向けに専門用語は使用せず、分かりやすい言葉で執筆。

希望の透析

池野 佐知子

医療法人かもめクリニック

「食事制限と薬づけで痩せこけていくのは、もう嫌だ――」
“食事制限なし”“薬なし”
これまでの常識を覆す透析治療を行う患者に起きた、奇跡の記録


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