患者との関わりを一冊に。医師としての思いが共感を呼びメディアから反響多数 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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患者との関わりを一冊に。
医師としての思いが
共感を呼び
メディア反響多数

医療法人あきなお会まつだこどもクリニック

松田 幸久氏

1955年生まれ、長崎県島原市出身。医学博士。専攻は臨床遺伝学。鹿屋市西原にて医療法人あきなお会「まつだこどもクリニック」を開業し、難病を抱えた子どもたちと接するようになり童話を書き始める。鹿児島市主催「子どもに聞かせたい創作童話」にて自身が執筆した『魔法のドロップ』が特選を受賞し、のちに書籍としても刊行(石風社)。2023年7月には著者が理事を務める第33回病児保育全国大会を鹿児島にて開催。

医療・歯科医療

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INDEX

1.「子どもたちの可能性や小児科医としての取り組みを伝えたい」という思いで出版を決意。

私は、2001年に鹿児島県鹿屋市で子どもクリニックを開業し、地域の子どもたちの診療に向き合ってきました。もともと勤務医として大学病院の小児科で外来を担当しており、その後子ども病院勤務を経て、クリニックを開業しました。難病を抱えた子どもたちを主人公にした物語をつくることで、同じような境遇の子どもたちに将来に希望をもって生きてほしい。そうした思いで、絵本を描き始め、これまで3冊出版しています。2019年には、仙台で始まった「とっておきの音楽祭」をNPO法人として立ち上げました。

小児科医として日々取り組んできたなかで、幻冬舎メディアコンサルティング(以下、幻冬舎MC)から連絡がありました。
幻冬舎MCの担当者に、医師を目指した思いや小児を専攻した理由、取り組みを話すなかで、これまであまりそうした話をスタッフに共有する機会がなかったことや、過去のターニングポイントには患者さんとのエピソードがあることに改めて気づきました。

難病を抱えている子どもたちには、人生において多くの壁が立ちはだかります。健常者からすると、生きていくことが大変でつらい人生を歩んでいるように見えるかもしれません。実は、そうした子どもたちは自分の得意なことを見つけ、驚くべき才能を発揮しています。
難病を抱えて生まれてきた子どもたちが、特技を活かして自らの人生を輝かせている姿を広く伝え知ってもらいたいとは常々思っていました。
正直、書店に流通していく出版には「本当に自分にできるのだろうか」と若干の不安もありましたが、もうすぐ70歳になること、私の集大成としてこれまでの取り組みや考えを一冊にまとめてみたいという思いもあり、思い切って出版を決意しました。

2.患者とのかかわりを6つのエピソード集に。

これまでの絵本の出版と違い、取材形式で書籍を作っていくなかで、自分が医師になった当時の思いや小児を専攻した経緯を改めて振り返ることができました

小児を専攻した背景から診療での様子、音楽祭の取り組みまで取材をしていただきました。
そうしたこれまでの経験や治療について、ただまとめていくのではなく、様々な患者さんとの出会いや関わりを6つのエピソードストーリーとして描くことを編集者の方からご提案いただきました。
これまで子どもの成長や家族の人生にかかわってきた経験を生き生きと描いていただいたことで、患者さんへの思いまでしっかりと書籍から感じていただけるものになったと思います。
制作を通じて考えが整理され、改めて自分の小児科医を志した原点に回帰することができました。

▲書籍の各ストーリーに登場する要素をカバーデザインに落とし込んだ。 タイトルやカバーデザインで心温まる本書の世界観が伝わる一冊に。
▲全国の書店に展開を実施。また鹿児島県の地方新聞である南日本新聞にて広告掲載を行い、地域でのブランディングを強化した。

3.医師としての思いが共感を呼びメディアから反響多数。

出版後は、様々なところから反響がありました。

出版を通じて鹿児島テレビから声がかかり書籍とともに私の取り組みについて紹介していただきました。
鹿児島テレビで放送されると、各方面からメールや手紙をいただき、書籍の感想や私の取り組みについて「感動した」「勇気づけられた」といった声もたくさん寄せられました。
そのほか、地元の雑誌からの書籍紹介や、メディア関係の方が書籍経由で音楽祭にも来てくださり取材もしていただきました。
実際に書籍内のエピソードでモデルとなった患者さんからもご連絡をいただき、サイン入りの書籍をお送りしたり、音楽祭に招待したりと、この出版が、改めて患者さんとのつながりを強固なものにしてくれたと思います。

私の取り組みを知っていただいた新規の患者さんや、看護学生、製薬会社、日本各地のドクターなど、様々なところから反響があり、発達の遅れている子どもたちの診察に力を入れている小児科医としての取り組みや、そこにかける思いを知っていただく機会がこれまで以上に広がっているのを実感しています。

日々の診察や音楽祭を通じて、それぞれの子どもたちの能力にはとても驚かされています。
そうした人生を勇敢に生き抜いている子どもたちのことをより知っていただくことのできる場がさらに増えたことは、とてもうれしいです。

4.出版を検討している方へのメッセージ

漠然としていた考えや思いを言語化し書籍に落とし込んだことで、これまでの私の軌跡を改めて明らかにすることができました。出版を通じて、さらに自分の考えや使命が明確になったと思います。制作のプロセスも含めて、とても満足しています。

とっておきの診療ノート 僕とすてきな友人たちとの6つの物語

松田 幸久

医療法人あきなお会まつだこどもクリニック

懸命に生きる子どもたちの人生に寄り添いたい

一人の人間として、友人として――
小児科医と難病を抱えた子どもたちとの物語

本書は、小児科医として難病を抱えて生きる子どもたちと接し、
友人としてふれあってきた著者が、6つの実体験をもとに記したエッセイ集です。
一人のダウン症の少女との出会いから小児科医の道を志し、
40年にわたってたくさんの子どもたちを見守ってきた著者の軌跡が、
人生を明るく生きようとする子どもたちへの温かい想いをこめてつづられています。

著者は小児科医として地域の子どもたちの診察にあたるかたわら、
これまでに3冊の絵本を出版してきました。
著者のクリニックのなかには図書館が併設されており、
子どもたちに読み聞かせのイベントを開くこともあります。絵本を書き始めたのは、
難病を抱える子どもたちと長く接するようになったのがきっかけだといいます。
もともと勤務医として大学病院の小児科で先天異常外来を担当しており、
その後子ども病院勤務を経て、自身のクリニックを開業しました。
そうした経緯もあり、開業にあたっては大学病院で生まれた難病の子どもたちを
広く受け入れようと考えたのです。

難病を抱えている子どもたちには、人生において多くの壁が立ちはだかります。
一人で着替えができなかったり、トイレに行けなかったりと、
常に周りの人たちの手助けがなければ生活できません。そのため健常者からすると、
生きていくのが大変でつらい人生を強いられているように見えるかもしれません。
しかし、そんな子どもたちを生まれたときからずっと見守ってきた著者からすれば、
それは大きな誤解であり、むしろ明るく前向きで、将来に大きな可能性を秘めた
すてきな子どもたちだといいます。彼ら彼女らが自分の得意なことを見つけ、
驚くべき才能を発揮する光景を何度も目にしてきた著者は、
難病を抱えた子どもを主人公にした絵本を書き、同じような境遇の子どもたちに将来に希望をもって生きてほしいと願ってきました。

今回は絵本ではなく、これまで出会った子どもたちが著者に見せてくれた奇跡を
より多くの人に伝えたいという想いから、書籍として文章でエピソードをまとめました。

本書が全国の難病を抱える子どもたちの家族や、関わる身近な人たちの希望の光となり、
子どもたちが自分の人生を輝かせるきっかけとなってほしい、
そんな著者の思いがこめられた、心温まる一冊です。

クライアントインタビュー
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