書籍が共感を呼び看護師20名の採用に成功!面接時に配布し、90%以上の入社率が実現 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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看護師20名の採用に成功!
面接時に配布し
90%以上の入社率を実現

株式会社モリモリ

森元陽子 氏

岩手県出身。訪問看護認定看護師、ケアマネージャー。株式会社モリモリ代表取締役。東日本大震災発生により「何か人の為にできることはないのか」と考え独立し、訪問看護ステーションを開業。看護学校の非常勤講師も務める。

介護・福祉経営者本

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INDEX

1. 訪問看護師という職業を知ってもらいたい

2011年に起こった東日本大震災を契機に、私は人々の支えになりたい一心で独立し、訪問看護ステーションである24時間対応の「株式会社モリモリ」を立ち上げました。

私は、「看護をしたい」と素直な気持ちをもっている看護師や看護学生なら、誰でも一度は訪問看護師を体験すべきだと考えています。さらに今、高齢化が進む一方で病院の病床数が不足し、在宅でケアする看護師の需要が非常に高まっています。だからこそ、認定看護師という枠の中に「訪問看護師」という職業があるということ、私たちが行っている事業の認知を高めたいと考えていました。また、医師は開業や施設の施設長などを担うことができるというのは一般的に知られていますが、私のように看護師から独立し社長として働くこともできるということをご存じの方は少ないでしょう。そこで幻冬舎さんからお声がけしていただき、今回出版を決意いたしました。

初めて幻冬舎の営業の方が出版のお声がけをしてくださった際、読書好きの社員が興奮していたことをよく覚えています。幻冬舎さんは尖った内容の書籍を多く出版されているので、出版未経験かつ本をあまり読まない私の場合でも、面白く制作してくださるのではないかと期待していました。

2. 事業を広めるために、まず自分自身を知っていただく

出版は初めてだったので、どこから企画を進めていくべきなのか、どういった内容にするべきなのかわからない状態でした。私が簡単にまとめた書籍に落とし込みたい事項を、編集の方が巧みに構成を練ってくださいました。

編集の方やライターの方と取材を何度も重ねていく中で、書籍の方向性を固めていきました。鋭い切り口の質問を投げかけられ、今まで自身でも気づかなかった訪問看護師という職業のあり方、患者の方やスタッフへの想いを再認識しましたね。制作に必要なデータなどもしっかりと調べていただき、非常によくまとめてくださったと感謝しています。

またタイトルに関して編集の方と話し合ったことが印象的ですね。当初私は面白いタイトルにしたいと考えていましたが、編集の方から「生き方という切り口から訪問看護師のキャリア形成や代表の経験を描きましょう」と提案していただきました。私自身、事業の認知の拡大や業界を広める上で、経営者の理念や想い、会社設立の背景などをまず知っていただくことはとても重要だと考えています。そのため、タイトルはもちろんですが、「コラム欄を設けて私の経験を交えて書く」などのご提案も私の考えにマッチしていました。

結果、看護師や看護学生の方々に共感していただける書籍になり、とても満足しています。

▲ターゲットである、20代~30代の看護師や看護学生に対して、訪問看護の魅力ややりがいを「生き方」という切り口から提示。
▲社長自身の経験などをコラム形式で紹介。読者に森元社長の気さくな人柄や訪問看護師としての熱い想いが伝わるような文体を意識している。

3.書籍が共感を呼び、看護師20名の採用に成功!面接時に配布し90%以上の入社率を実現

予想以上の反響があって驚いています。

出版後20名ほどの看護師を採用することができました。実は看護業界で採用活動を行うことは非常にコストのかかることです。小規模の訪問看護ステーションが多く、新しい風が吹きにくいといった現状だからです。そういった看護ステーションでは、採用コストのみならず、新たな人材を確保すること自体が難しいのです。

サイトや書店で本書を見かけてくださった方などから徐々に反響があり、出版前30人程度だったスタッフが、今では200人程に増えました。というのも、面接に来てくださった方々に本書をお渡ししているのです。病院勤務ではなく、患者の自宅に赴きケアを行う訪問看護師ならではのやりがいやキャリア形成、業務内容を理解してから入社してくださるので、教科書としてのツールとしても役立っています。大手の競合他社と同時に選考をしている方でも、ほぼ100%の確率でモリモリを選んでくださっています。「本を読んで感動した」「本を読んでモリモリに入社したいと思い、面接に来た」といった声もいただいており、いまや面接には欠かせないツールですね。書籍内では、ポジティブな飾らない表現をするようにしていました。本で描いている私の考えや経験、訪問看護師という職業を魅力に感じて入ってくださったのだと思うと、嬉しい限りです。当初は事業を拡大しようとは考えていませんでしたが、社会や人々から求められる会社であれば自然に大きくなっていくものだと考えています。様々な人々が面接に来てくださったのは、幻冬舎さんにお声がけしていただき実現した「出版」によって、世に私たちの事業内容や私の訪問看護師としての生き方を知っていただけたからだと思います。

また、友人や知人からの反響も嬉しかったです。書店で見かけたというお声をいただいたり、私が出版したことに非常に喜んでいる友人もいました。自分の書籍が店頭に並んでいるのを見たときも、出版の実感が沸き興奮しました。

今回の出版が非常に効果的だったので、情報をアップデートして二作目も制作することにいたしました。

▲大型書店に面出し・平積みされた。大型のサイズの書籍が多い中で、新書サイズの本書は手軽に手に取りやすくポータビリティの高い一冊。

4.出版を検討している企業へのメッセージ

初めての出版で費用もかかることから、賭けだと考えていました。しかし編集の方や営業の方に導いていただき、幻冬舎さんにお声がけしていただいて良かったと思っています。事業内容や訪問看護師という職業、私自身を知っていただく上で、非常に有効なツールです。「表現して世の中に発信することで周囲や環境が変わる」ということは、経営者の方々に伝えたいです。

編集者の視点

●森元代表の人柄や仕事のやりがいを伝えるため、親しみやすい文体に。

●書籍内でスタッフの実例を紹介。読者に訪問看護師として働く姿をイメージさせる。

●「訪問看護師としての生き方」という切り口から構成することで、訪問看護業界の入門書としてのみならず、読者に「バイブル」として繰り返し読まれることを狙った。

訪問看護師という生き方

森元 陽子

株式会社モリモリ

ナースのお仕事は病院だけではない!
「訪問看護師」というキャリアの築き方とは

「訪問看護師」の需要が急激に増加しています。
訪問看護師とはご存知の通り、病院やクリニックに勤務するのではなく、
患者の自宅や介護施設などに出向いて医療サービスを提供する看護師のことです。

患者は病院で毎日24時間を通して行き届いたケアを受けることができます。
しかし、患者にとってはやはり非日常、異空間なのです。
医師や看護師、その他の病院スタッフや同病室の患者に対してどうしても遠慮や気遣いが出てしまいます。
一方、自宅では多くの人が自然体でいられるため、リラックスして看護が受けられます。
もちろん、自宅で気が楽になった分、わがままが出てくることもありますが、
そこで私は、患者に寄り添った本来の看護とは「患者が自然体で看護を受けられること」だと気づいたのです。

超高齢社会を迎えたいま、
一人ひとりの患者に寄り添うことのできる訪問看護師は、重要な役割を担うことになると確信しています。
私が訪問看護師としてのキャリアをスタートさせてから18年経ちますが、
訪問看護師は看護師本来の仕事を全うできる職種であるという思いが揺らいだことは一度もありません。

本書が、看護師を目指す学生さんはもちろん、すでに看護師としてのキャリアをスタートしている皆さんにとっても、
「訪問看護師」という仕事の魅力について知るきっかけとなれば、著者としてこれに勝る喜びはありません。

クライアントインタビュー
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